2020年5月7日にZoom Video Communicationsは公開鍵暗号基盤などの暗号化技術を提供する新興企業のKeybaseを買収したことを発表しました。
この買収による条件は非公開です。
Zoomは現在テレワークなどの需要からユーザー数が急拡大していますが反面、セキュリティやプライバシー保護、会議の暗号鍵が中国のサーバーに経由するなどの問題を指摘されています。
現在同社は対策として90日間のセキュリティ計画を発表しており、セキュリティやプライバシー機能を強化したZoom 5.0をリリースするなど懸念の払しょくに努めています。
同社はこの買収で更に会議の通信の機密性を確保できるエンドツーエンド暗号化会議モードを有料ユーザーに提供すると発表しています。
ZoomBlogによると詳細は5月22日に発表するとしています。
今回の買収は同社設立以来初めての企業買収になるとのことです、今回の買収による業績への影響は軽微だと思いますが、Zoomは現在セキュリティ上の懸念で使用を禁止する動きも発生しており現在の取り組みがユーザーの信頼回復に繋がればと思います。
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