2020年10月31日土曜日

クラウドサービスの利用拡大の恩恵を受ける Microsoft Corporation(MSFT) 2021年度1Q決算を振り返る

会社概要


Microsoftはパーソナルコンピューター向けのオペレーティングシステム「Windows」を開発・提供する会社でまた普段仕事などでMicrosoftOfficeを使用されているかたも多いんではないでしょうか?
特にWindowsとOfficeのイメージが強い同社ですか近年はクラウドサービスのAzureや家庭用ゲーム機のXboxや人気ゲームのHALOシリーズ、タブレット・一体型PCのSurfaceシリーズ、検索サービスのBingなどハード、ソフト問わず幅広い製品やITサービス・ソフトウェアを提供しています。
また企業買収も積極的に行っており、近年で有名な企業だけでもスマートフォンや携帯電話を製造していたNokiaのモバイル部門やコミュニケーションツールのSkype、サンドボックスゲームのMinecraftを開発・提供していたMojang、ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubを買収しています。

決算内容


2021年度の第1四半期決算(2020年7月~2020年9月)は10月27日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2020 1Q実   33.055B   1.38
2021 1Q実 
   37.154B
   1.82
2021 1Q予
   35.72B
   1.54
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+12%で、EPSは32%それぞれ増加しました。
同社のクラウドサービスの利用拡大の恩恵を受けました。


セグメント情報


売上高 1Q前年同期比

Productivity and Business Processes

111億ドルから123億ドル +11%

Office製品はCommercialとConsumerで売上高はそれぞれ+21%と+13%でした。
またMicrosoft365のサブスクライバー数が4,530万人に増加したと報告しています。
Dynamics製品は+19%、クラウドのCRMパッケージのDynamics 365が+38%でした。
LinkedInの売上高は+16%でした。


Intelligent Cloud

108億ドルから130億ドル +20%

CloudServiceの売上高は+22%でした。
CloudServiceのAzureの売上高は+48%でした。
オンプレミスサーバーのビジネスは-1%でした。


More Personal Computing

111億ドルから118億ドル +6%

Windows OEMは前年同期比で-5%でした。
前年にWindows7のサポート終了に伴う特需が発生していたのでその反動を受けています。
Windows Commercial productsおよびCloudServiceの売上高は前年同期比で+13%でした。
Surfaceの売上高は前年同期比で+37%でした。
トラフィック獲得コストを除く検索広告収入は-10%でした。
Xboxコンテンツおよびサービスの売上高は前年同期比で+30%でした。


見通し


2021年度第2四半期
  • Productivity and Business Processes 127.5億ドルから130億ドル
  • Intelligent Cloud 135.5億ドルから138億ドル
  • More Personal Computing 132億ドルから136億ドル
  • COGS(売上原価) 137.5億ドル~139.5億ドル
  • 営業費用 114~115億ドル
またこの見通しに今年9月に買収を発表したZeniMax Mediaは含まれていません。
合計すると2020年第2四半期の売上高は395億ドル~404億ドルになり、前年同期比では1桁後半台の売上高成長を予想しています。


株価と指標


2020年10月30日時点で202.47ドルです。


予想PER(コ):30.77倍
実績PER:32.69倍
PSR:10.56倍
PBR:12.42倍
予想配当利回り(コ):1.09%
Microsoftの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
同社の決算は安定してますね。
ただ株価は大統領選や新型COVID-19(新型コロナウィルス)の感染拡大に伴う市況の悪化の影響もあり株価は下落傾向です。
ただ下がったら買い増したい銘柄の一つだと個人的には思っています。

2020年10月28日水曜日

Advanced Micro Devices, Inc.(AMD)はXilinxの買収を発表

AMDによると

10月27日にAdvanced Micro Devices(以下AMD)はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)の最大手Xilinxを350億ドルの株式交換で買収すると発表しています。
この買収は規制当局や株主の承認、その他の慣習的な条件をクリアする必要がありますが、2021年末までに完了する予定です。
AMDはこの取引でデーターセンタービジネスを更に強化できることや、Xilinxが提供する(FPGA)が利用される5G向けの設備など同社との取引が無い・薄い業界との関係が強化できます。
この買収でAMDの競合でFPGAのAlteraを傘下に保有するIntelとより多くのセグメントで競争することになります。

2020年10月26日月曜日

営業利益が低下 Intel Corporation(INTC) 2020年度3Q決算を振り返る

会社概要


インテルはパソコン・サーバー向けに半導体を提供するメーカーです。
他にも、自動車向け衝突防止補助システムのモービルアイの買収を始め、自動運転や5Gなどの様々な分野を強化、参入しています。 特にサーバや家庭用パソコン向けのCPUが主力です。

決算内容


2020年度第3四半期決算(2020年7月~2020年9月)は10月22日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 3Q実   19.19B   1.42
2020 3Q実 
   18.333B
   1.11
2020 3Q予
   18.22B
   1.1
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で-4%、EPSは-22%でした。
データセンターセグメントの不振や低価格の半導体への需要の移行の影響を受けました。



セグメント情報


売上高 3Q前年同期比

Client Computing(CGC) 8.8Billionから9.5Billion +7%

ノートPCからの継続的な強さを反映しています。
また第11世代IntelCoreプロセッサーであるTiger Lakeの発売を報告しています。


Data Center Group (DCG)  6.4Billionから5.9Billion -7%

Cloudの収益は増加しましたがEnterprise & Government(企業及び官公庁向け)が前年同期比で-47%と苦戦しました。


Internet of Things Group (IOTG) 1,005millionから677million -33%

引き続きCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響で需要が減少した影響を受けました。

Mobileye 229millionから234million +2%

世界的な自動車生産の回復の影響を受けました。

Non-Volatile Memory Solutions Group (NSG) 1.29billionから1.15billion -11%

販売量は減少しましたが、ASPの増加により一部相殺されました。
同社はこのセグメントのOptane事業除き90億ドルでSK hynixに売却を予定しています。

Programmable Solutions Group (PSG) 507millionから411million -19%

クラウドセグメントが好調だったものの組み込み機器および通信分野が不調でした。


見通し


2020年度第4四半期の見通し
  • 売上高 174億ドル 前年同期比-14%
  • Operating Margin 26.5 前年同期比-9PPT
  • EPS 1.10 前年同期比-28%

2020年度通期
  • 売上高 753億ドル 前年同期比+5%
  • Operating Margin 31.5 前年同期比-1.5PPT
  • EPS 4.90 前年同期比+1%

株価と指標


2020年10月23日時点で47.80ドルです。


予想PER(コ):10.04倍
実績PER:9.47倍
PSR:2.65倍
PBR:2.65倍
予想配当利回り(コ):2.74%
Intelの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


予想は上回っていますが厳しい決算でした、
特に全体的なMarginの低下が気になるところです。
Intelは近年製造プロセスルールの更新に苦戦しており、そういった事情も収益性の低下に影響していると思います。



2020年10月24日土曜日

収益拡大が続く Tesla, Inc. (TSLA) 2020年度3Q決算を振り返る

会社概要


Tesla, Inc.(旧名:Tesla Motors, Inc.)は電気自動車のModel XやS、普及価格帯のModel3を設計・開発・製造・販売しています。 また電気自動車のバッテリーや技術を利用した電力備蓄やソーラー発電システムの開発・設計・製造・販売及び賃貸をしています。

決算内容


2020年度の第3四半期決算(2020年7月~2020年9月)は10月21日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 3Q実   6.303B   0.37
2020 3Q実 
   8.771B
   0.76
2020 3Q予
   8.26B
   0.56
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+38%、EPSは倍増しました。
Shanghai工場での生産拡大やモデルYの発売や自動車の粗利益率の増加からの恩恵を受けました。


セグメント情報


売上高 3Q前年同期比

Automotive Revenue(自動車売上高)  5,353百万ドルから7,611百万ドル +42%
Automotive Gross Profit(自動車売上総利益) 1,222百万ドルから1,317百万ドル +72% 
Automotive Gross Margin – GAAP(自動車調整後売上総利益) 22.8%から27.7%

Fremont工場ではModel 3 / Model Yの生産能力を年間50万台に増強しました。
Shanghai工場ではModel 3の生産能力を年間25万台に増強しました。
また低コストのバッテリーと部品の現地調達でModel 3の販売価格を249,900元と廉価に設定できています。
BerlinでのGigafactoryの建設を進めています。

Energy generation and storage revenue(発電・貯蔵売上高)

402百万ドルから579百万ドル +44%

エネルギー蓄積システムのMegapackの成長拡大やPowerWallの高い住宅需要の恩恵を受けています。

Services and other 

548百万ドルから581百万ドル +6%


見通し


Volume
  • 2020年50万台の納入目標を維持
Cash Flow
  • 製品ロードマップ、長期的な生産能力拡大計画、及びその他費用を賄う十分な流動性
Profit
  • 当四半期の営業利益率は6.3%と、今後の営業利益率の継続的な改善
Product
  • Shanghai、Berlin、Texasなどの各GigafactoryでモデルYの生産能力の構築と2021年からの各拠点からの配送
  • Tesla Semiの2021年からの納入

株価と指標


2020年10月24日時点で420.63ドルです。


予想PER(コ):116.28倍
実績PER:1003倍
PSR:15.82倍
PBR:40.33倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Teslaの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
同社は販売台数の増加と継続的なマージンの改善も経営的にみても良いサイクルに入ってきたのかなと思います。
またエネルギー事業の成長も今回ポジティブな要素かなと思います。
ただ株価のバリュエーション面での評価は自分は分かりません。

2020年10月20日火曜日

Intel Corporation(INTC)はSK hynixにNAND Memory事業を売却

SK hynixによると

10月20日にSK hynixはIntelからNAND MemoryおよびStorage事業を90億ドルで買収したと発表しました。
この買収ではIntelのSSD、NANDコンポーネントおよびウェハ事業と中国、大連にあるNANDメモリ製造施設を含みます。
ただしOptane事業は今回の取引に含まれておらず、Intelは事業を続ける予定です。
SK hynixとIntelは2021年後半に予定されている必要な政府の承認の取得に努め、承認を受けたあとSK hynixは70億ドルを支払い、残り20億ドルは2025年3月の売却完了時に支払う予定です。

Intelの同事業が含まれるNon-Volatile Memory Solutions Group (NSG)は直近の2020年度第2四半期決算で約17億ドルの売上高および3億ドルの営業利益を挙げていますが、2019年度および2020年度第1四半期まで同セグメントの営業損失が続いていましたのでIntelとしては業績が持ち直した内に売却してしまおうというところでしょうか?

PIMCOとGECASは30億ドルの航空機リース投資プラットフォームを立ち上げる

GECASによると

10月19日に世界有数の債権運用会社であるPIMCOとGeneral Electric Company (GE)は最大30億ドルの航空機資産の融資をサポートする航空機リースプラットフォームを開発するための予備合意に達したことを発表しました。この取引は規制当局の承認の対象となり慣習的な完了条件を待つ必要があります。
この戦略的投資プラットフォームは、新しい航空機へのアップグレードを行おうとしている航空会社に必要とされる資金を提供するものです。

PIMCO CIOのDanIvascyn氏は、次のように述べています。
"航空業界がCOVID-19パンデミックの影響で苦戦している中、PIMCOとGECASのプラットフォームは、航空会社にとって従来の資金調達の選択肢が少なくなっている時期に資金調達のソリューションを提供することで、この重要な業界に不可欠な流動性を注入することになります。
航空機は、長期的な成長ドライバーに支えられた重要なインフラセクターにおいて、魅力的な資産クラスであり続けています。 GECAS の世界的な航空機リース会社としての専門知識は、航空金融における当社の長年の投資戦略に合致しています。"

COVID-19(新型コロナウィルス)の影響で航空会社は大きく需要が減少しており、GEの航空部門も不振が続いています。
少なくとも今後も航空市況の悪化の影響を受けると思いますが、こういった取り組みが長期的な航空部門の業績回復に繋がればと思います。

2020年10月19日月曜日

米国の小売売上高が回復 Walgreens Boots Alliance, Inc. (WBA) 2020年度4Q決算を振り返る

会社概要


Walgreens Boots Allianceは米国を中心としたドラッグストアを中心とするヘルスケアサービスを提供している会社で2014年ウォルグリーンがアライアンスブーツを買収し欧州にも事業を拡大しました。
同社は薬局、ドラッグストア、製薬卸売などの事業を米国を中心に世界中で展開しています。

決算内容


2020年度第4四半期決算(2020年6月~2020年8月)は10月15日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 4Q実   33.954B   1.43
2020 4Q実 
   34.746B
   1.02
2020 4Q予
   34.37B
   0.96
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+2.3%でしたがEPSは減少しました。
新型COVID-19(新型コロナウィルス)の影響は残るものの顧客動向に一部改善が見られました。
また四半期ごとの現金配当を+2.2%の増配となる1株当たり46.75セントに引き上げると発表しています。
この増配で同社は45年連続での増配になり、年間配当は1.83ドルから1.87ドルに増加しました。



セグメント情報


4Q前年同期比

Retail Pharmacy USA(小売薬局アメリカ)

売上高 260億ドルから270億ドル +3.6%
調整後営業利益 11億ドルから8億8400万ドル -22.2%

新型コロナウイルス(COVID-19)やコスト改革マネジメントプログラムの悪影響はあったものの、小売事業や薬局・専門薬局で売上高が増加しています。
営業利益は主に製品の販売構成やサプライチェーンのコスト上昇の悪影響を受けました。



Retail Pharmacy International(小売薬局インターナショナル)

売上高 27億ドルから23億ドル -15.4%
営業利益 調整後営業利益 1億9400万ドルから-300万ドル

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が引き続き続いていますが、前四半期はよりは改善傾向です。
特にイギリスでの売上高の減少の影響を受けました。
ECのBoots.comは今四半期+155%の売上高成長と大きく成長しました。


Pharmaceutical Wholesale(医薬品卸売業)

売上高 57億ドルから60億ドル +4.3%
調整後営業利益 2億2,900万ドルから2億4500万ドル +8.3%

為替の影響を除く売上高は、ドイツとフランスに牽引されて+4.3%でした。
調整後営業利益は、主に売上高成長と原価管理を反映して、+8.3%でした。


見通し


同社は2021年度調整後EPSで一桁台前半の成長を見込んでいます。
来季の第1四半期は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を引き続き受けると予想していますが、その後緩やかな回復を予想しています。


株価と指標


2020年10月16日時点で37.41ドルです。


予想PER(コ):7.56倍
実績PER:71.94倍
PSR:0.24倍
PBR:1.53倍
予想配当利回り(コ):5.00%

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


同社は今年度は厳しい環境でした。
ただ今四半期は予想を上回る決算で状況の改善も見られました。
引き続き新型コロナウイルス(COVID-19)は世界的に猛威を振るっており影響は見定める形にはなると思いますが、同社の見通し通り回復傾向に向かえば株価的にも回復が期待できるかなと思います。








2020年10月17日土曜日

EUVシステムが好調 ASML Holding(ASML) 2020年度3Q決算を振り返る

会社概要


ASMLHoldingは半導体製造装置メーカーで露光装置と呼ばれる半導体に回路を露光する装置を開発、販売、製造するメーカーです。
同社はDUVリソグラフィー、EUVリソグラフィー、ホリスティックリソグラフィーソリューションを含む3つのカテゴリーの製品を販売しています。

決算内容


2020年度第3四半期決算(2020年7月~2020年10月)は10月14日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 3Q実   3.256B   1.62
2020 3Q実 
   4.625B
   2.97
2020 3Q予
   4.46B
   2.59
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+19%、EPSも大きく増加しました。
EUVシステムからの収益の恩恵を受けました。
また前期と同じ1株当たり1.20ユーロの中間配当と、再開を予定している3年間で最大60億ユーロの株式購入プログラムに基づく自社株買いを今週から実行するとしています。


EUVシステムの収益が66%と初めてDPVシステムの収益を上回りました。
End UserではEUVシステムの収益認識の期ずれの影響もありLogicの割合が8割に迫っています。
今四半期に10台のEUVシステムを出荷し、14台のEUVシステムを収益計上しています。


セグメント情報


セグメント情報はありません

見通し


2020年度第4四半期の見通し
  • 2020年度第4四半期の純売上高約36億~38億ユーロ
    • インストールベース管理売上高約9億ユーロ
  • インストールベース管理売上高約8億5000万ユーロ
  • 売上総利益50%
  • 研究開発コスト約5億5000万ユーロ
  • 販売管理コスト約1億4000万ユーロ
  • 2020年の推定年間実効税率約14%と試算


株価と指標


2020年10月16日時点で386.90ドルです。


予想PER(コ):33.11倍
実績PER:41.44倍
PSR:10.05倍
PBR:10.03倍
予想配当利回り(コ):0.74%
ASMLの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
同社は新型COVID-19(新型コロナウィルス)からの大きな混乱は発生しなかったとしています。
今後も半導体市場の拡大に伴うEUVのシステムの出荷増とマージン改善による収益拡大を期待できるかなと個人的には思っています。


2020年10月15日木曜日

Apple Inc. (AAPL)はiPhone12シリーズを発表

Appleによると
iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max
HomePod mini
iPhone 12とiPhone 12 mini

Appleは10月13日に同社の新しいiPhoneシリーズであるiPhone 12とiPhone 12 miniとiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxを発表しました。
新しい全てiPhone 12シリーズは5G高速通信に対応する他、A14 Bionicチップ、マグネット(磁石)で充電できるMagSafe、有機ELディスプレイのSuper Retina XDRディスプレイ、落下耐性を強化した「Ceramic Shield」を搭載しています。

iPhone12とiPhone 12 Miniはそれぞれ699ドルと799ドルからで、5色の本体カラーを選択できます。
予約注文は10月16日から始まり、iPhone12は10月23日に、iPhone 12 Miniは11月13日に出荷されます。


また、光の距離を測定できる新しいLiDARスキャナなど強化したProカメラシステムを搭載したiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxはそれぞれ999ドルと1,099ドルからで、予約注文は同じく10月16日から始まり、iPhone12 Proは10月23日に、iPhone 12 Pro Maxは11月13日に出荷されます。


また同日低価格でコンパクトな新しいHomePodシリーズであるHomePod miniにも発表しています。
HomePod Miniの価格は99ドルで、白とスペースグレーの本体カラーを選択可能で、予約注文は11月6日から始まり、出荷は11月16日の週から始まります。


全機種の5Gや比較的低価格なiPhone 12 Miniなどは好印象ですが、例年よりiPhoneの販売が1ヵ月遅れていることや好調なiPhoneSEのNewモデルが今後の決算に与える影響は個人的には気になるところです。



2020年10月12日月曜日

HUYA Inc. (HUYA) とDouYu International Holdings Limited (DOYU)は合併契約を発表

10月12日にHUYA Inc.とDouYu International Holdings LimitedはHuyaの完全子会社で買収を目的としたTiger Company Ltd.との間で合併契約および合併計画を締結したことを発表しました。
今回の合併契約に基づいて米国預託証券に代表される普通株式を含む DouYu の発行済株式の全てを株式交換により取得します。
この株式取引によってDoyu株主はDoyu1株に対してHuyaの7.30クラスA普通株式、米国預託株式(ADS)のDoyu1株に対してHuyaの0.730米国預託株式(ADS)を受け取ります。
合併後、HuyaとDouYuの株主は、それぞれ完全希薄化ベースで合併後の会社の約50%の株式を保有することになります。

同時にTencentのゲームライブストリーミング事業のPenguin e-Sportsを5億ドルでDoyuに譲渡しHuyaとDouYuの合併後に事業統合を予定しています。

それらに加えてHuyaの取締役会は、合併完了日または前後に総額2億ドルの現金配当を承認し、DouYuの取締役会は、合併の完了日に総額6,000万ドルの現金配当を承認しています。

この合併でHUYAは中国のゲームライブストリーミング事業で独占的な立場になりますね。

McDonald's Corporation (MCD)はQ3の既存店売上高を報告

McDonald'sによると
https://news.mcdonalds.com/news-releases/news-release-details/mcdonalds-reports-third-quarter-2020-comparable-sales-raises

McDonald'sは10月8日に同社の2020年第3四半期のグローバルでの既存店売上高が前年同期比で-2.2%だったと報告しています。
特に米国での既存店売上高が前年同期比+4.6%と好調でしたが、米国外での事業がCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響の尾を引いています。
またMcDonald'sは四半期ごとの現金配当を+3%の増配となる1.29ドルに引き上げるとしています。
配当は2020年12月1日の営業終了時の普通株式に記録されている株主に対して2020年12月15日に支払われます。


既存店売上高は前年同期比ではマイナスでしたが前期の-23.9%の大幅に改善していますし同社の今後の業績回復に期待したいところです。

2020年10月10日土曜日

Advanced Micro Devices, Inc.(AMD)はRyzen 5000シリーズを発表などのTopic

Advanced Micro Devices(以下AMD)によると 

AMDは2020年10月8日に同社のデスクトッププロセッサーの最新モデルとなるAMD Ryzen 5000シリーズを発表しました。
Ryzen 5000シリーズは同社が“Zen 3”と呼ばれる最上位のAMDRyzen 9 5950Xで最大16コア、32スレッド、72 MBのキャッシュを提供します。
特にマルチスレッド処理や優れた電力効率を提供し、ゲームでのパフォーマンスも前世代のモデル比で最大26%改善するとしています。
また倍増した32MBのL3キャッシュに統合された8-coreがアクセスできるようになるなどの大幅な改善によりクロック当たりの処理命令数(IPC)を前世代のモデルから最大19%向上するとしています。AMDRyzen 5000シリーズデスクトッププロセッサは、2020年11月5日に全世界で購入可能になる予定です。



また今年の10月28日にAMD RDNA2アーキテクチャを搭載したRadeonRX 6000シリーズの詳細を発表するとしています。

The Wall Street Journalによると

10月28日にThe Wall Street JournalがAMDがFPGAの最大手のXilinxの買収に向けて協議を進めていると報道しています。
Xilinxはユーザーがアプリケーション用回路を変更可能なFPGAを提供する最大手で5Gの採用拡大などから恩恵を受けています。
この取引は300億ドル強になる可能性があり、来週にも合意がまとまる可能性があると報道されています。
もし実現すれば競合にはIntelに買収されたAlteraがあり、より多くのセグメントでIntelとAMDは競争することになりそうです。

2020年10月8日木曜日

Lyft Inc. (LYFT)はGrubhubとの提携を発表

Lyftによると

10月6日にLyftはGrubhubと提携して月額19.99ドルのLyft PinkメンバーシップユーザーがGrubhub +メンバーシップを利用できるようになると発表しています。
これによりお気に入りのレストランからの無制限の無料配達、人気のレストランからの無料の食事、割引などを提供する独占会員特典、Grubhubの寄付プログラムの利用が可能になります。

今回の提携でLyftはLyft Pinkメンバーシップの価値向上、GrubhubはLyftのユーザーをGrubhubが提携するレストランやフードデリバリーのサービスに誘導できるようになるとのことですが、ただ業績への影響は少ないかなと個人的には思います。

2020年10月7日水曜日

NVIDIA Corporation (NVDA)はNVIDIA DPUのBlueField -2を発表などのTopic

Nvidiaによると
https://nvidianews.nvidia.com/news/nvidia-introduces-new-family-of-bluefield-dpus-to-bring-breakthrough-networking-storage-and-security-performance-to-every-data-center

Nvidiaは10月5日に同社の年次カンファレンス「GTC2020」にて新しいデータセンター向けDPUの「BlueField-2」を発表しました。
NVIDIA BlueField-2は買収したSmartNICの資産を利用した製品です、
NVIDIA BlueField-2は8個のArm Cortex-A72コアと2つの VLIW acceleration enginesと100Gb/秒のEthernet/InfiniBandポートを2基を搭載した製品でこれによって従来データセンターでCPUが行っていたネットワーク、ストレージ、およびセキュリティの管理の処理の一部をBlueField-2にオフロードすることができます。


またNVIDIAのAmpere アーキテクチャ GPUを組み込んだNVIDIA BlueField-2X DPUも同時に発表しています。
同製品はNVIDIAの第3世代TensorCoreを搭載しており、機密データの盗難の疑いがある異常トラフィックの検知、ラインレートでの暗号化されたトラフィック分析、悪意のあるアクセスを特定するためのホストのイントロスペクション、動的なセキュリティの自動化と自動応答など、リアルタイムのセキュリティ分析にAIを使用することができるとしています。


これら2つの製品は2021年にも利用可能になる予定です。

Nvidiaによると

また同日はNVIDIAはプロフェッショナル向けGPU「NVIDIA RTX A6000」「NVIDIA A40」を発表しました。
RTX A6000及びA40はNVIDIA Ampereアーキテクチャを搭載したGPUで、グラフィックス、レンダリング、コンピューティング、AIを前世代よりも大幅に高速化する新しいRTコア、Tensorコア、CUDAコアを備えています。

NVIDIA RTXA6000およびNVIDIAA40は、以下のようなテクノロジーを搭載しています。

  • 第2世代のRTコア:前世代の最大2倍のスループットに加えて、レイトレーシング、シェーディング、および計算を同時に実行します。
  • 第3世代のTensorコア:前世代の最大5倍のスループット、スパース性のある最大10倍のスループットを提供し、新しいTF32およびBF16データ形式をサポートします。
  • 新しいCUDAコア:グラフィックスとコンピューティングを大幅に向上させるために、前世代の最大2倍のFP32スループットを提供します。
  • 48GBのGPUメモリ:単一のGPUで利用可能な最大のメモリで、NVLinkを使用して2つのGPUを接続して96GBに拡張できます。
  • 仮想化:NVIDIA仮想ワークステーションなどのNVIDIA仮想GPUソフトウェアを追加することで、リモートユーザー向けにグラフィックワークステーションと強力な仮想ワークステーションインスタンスを大規模にサポートできるため、ハイエンドデザイン、AI、コンピューティングワークステーションの大規模なワークフローが可能になります。
  • PCIe Gen 4:前世代の2倍の帯域幅を提供し、データサイエンス、ハイブリッドレンダリング、PCIe Gen4対応サーバーやLenovoThinkStationP620などのワークステーションでのビデオストリーミングなどのデータ集約型ワークロードのGPUへのデータ転送を高速化します。

RTX A6000は,12月中旬から販売パートナーおよびNvidia.comから入手できるようになり、同A6000とA40は来年早々に搭載したワークステーションおよびサーバーを購入できるようになるとしています。

また他にも「GTC2020」ではVMwareとの提携スーパーコンピュータでの採用など様々なテクノロジー・事例の紹介がありました。
今回の発表はNvidiaのデータセンターセグメントでの業績拡大をますます期待させるようなものかなと個人的には思いました。

2020年10月5日月曜日

Nokia Corporation (NOK)は100を超える5G契約を発表

Nokiaによると

Nokiaは10月2日に第3四半期に新たに17件の5G商用契約を締結したことを発表しました。
この結果100の5G商用契約と有料トライアルを含む160の商用5Gエンゲージメントの契約を達成したとのことです。

Nokiaは、すべての5Gアーリーアダプター市場に進出しており、米国のトップ4社の通信サービスプロバイダ(CSP)や日本と韓国のトップ3社との契約のほか、今週新たにイギリスのBT、フィンランドのElisaと新たな5G契約を締結しています。

また企業向けのプライベート5Gネットワークの契約がNokiaの5G契約の12%を占めており、最近では、Deutsche Bahn、Toyota Production Engineering、Sandvik などのプライベートワイヤレスを導入しています。

Nokiaが100を超える5G契約を獲得したという内容でネガティブなものではないですが、競合のEricssonは現在109の5G契約を獲得していることやSamsungがVerionから大型の5G契約を獲得するなど5G設備を巡る競争はなかなか激しそうです。

2020年10月4日日曜日

Exxon Mobil Corporation (XOM) は2020年度Q3は改善を予想しているものの

Exxon Mobilの8K Filingによると

資料によると2020年度第2四半期から2020年度第3四半期の利益に与える影響を

Upstream

原油 14億ドルから18億ドル
天然ガス -5億ドルから-1億ドル

Downstream

北米原油物流 -2億ドルから0ドル
Downstream精製マージン -6億ドルから-2億ドル
石油化学製品 -1億ドルから1億ドル
デリバディブのインパクト 0ドルから4億ドル

Chemical

石油の精製・販売(Downstream)  -1億ドルから+1億ドル

2020年度第1四半期の収益(US GAAP)でUpstreamで-17億ドル、Downstream 1億ドル、Chemical 0.5億ドルなので予想によると予想のほぼ上限値でない限り損失は続きそうです。
厳しい状況が続くことでフリーキャッシュフローの枯渇と配当金に対する懸念もありExxon Mobilの株価は今年3月につけた安値に近づいています。


Exxon Mobilは2020年度第3四半期決算は10月30日を予定しています。

Googleは新しい5GスマートフォンなどのTopic

Googleは9月30日に同社のオンライン発表会「Launch Night In」にて新しいスマートフォンやスマートスピーカーやChromecastを発表しました。 

Pixel 5

Google初の5Gスマートフォンで新しいカメラやHold forMeと呼ばれるアシスタント機能、高画質なビデオ通話、リアルタイムの文字起こしと検索機能を備えた録音機能、大容量バッテリー、モバイル通信によるコンテンツの事前ダウンロードなどの搭載しています。

Pixel 4a (5G) 

同社が発売しているPixel 4aの5Gに対応したモデルで上記の機能を搭載して5Gスマートフォンとしては低価格な499ドルを特徴としています。



Google Nest Audio

Google Homeの後継製品でサイズはGoogle Homeより大きくなったものの19mmツイーターと75mmミッドウーファーを搭載しており、最大75%の大きくなった最大音量と50%強くなった低音などスピーカーとしての機能の向上を売りにしています。
また他のGoogle HomeまたはNestデバイスと連携して音楽を再生、転送できる機能やより強化されたGoogleアシスタント機能を搭載しています。

Nest Audioは、10月5日からGoogleストアや米国、カナダ、インドのその他の小売店で99.99ドルで販売され、10月15日からその他販売店、国で販売されます。



Chromecast

同社の新しいChromecastでYoutubeやNetflix、Amazon Prime Videoなどの動画配信、ストリーミングサービスなどコンテンツを横断的に検索できる機能などを利用できる「Google TV」を搭載しています。
また機能面では新しい音声操作も可能な専用コントローラーを搭載しています。



Google Blogによると
https://blog.google/outreach-initiatives/google-news-initiative/google-news-showcase/

Googleは10月1日新しいNEWSアプリである「News Showcase」と10億ドルの財政的コミットメントを発表しました。
News Showcaseは報道機関に「ストーリーパネル」を提供し、報道機関がタイムライン、箇条書き、関連記事などの機能を提示しストーリーを提供できます。
また記事の提供の対価としてGoogleは3年間で10億ドルを支出するとしています。
News ShowcaseはAndroidのGoogleNewsアプリで提供され、その後iOS版を予定しています、また提供される国はドイツとブラジルで展開を開始し、その後他国での展開も予定しています。

特に発表会が重なる時期ということもありますが、大手ハイテクIT企業のスマートデバイスの新製品が多く発表されており今後この分野での行方は個人的に気になっています。




Tesla, Inc. (TSLA)は2020年度Q3に13万台を超える配送台数を報告

Teslaは10月2日に2020年度の第3四半期の車両のおよび出荷台数を発表しました。

モデル毎の記録
製造配送リース会計の対象
モデルS / X16,99215,20013%
モデル3128,044124,1007%
合計145,036139,3007                     %

前期は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり9万台の配送台数でしたが第3四半期は大きく製造・配送台数が増加しました。
恐らくSUVのモデルYの投入や中国工場の稼働が貢献しているのかなと個人的には考えています。
ここまでの合計で約32万台なので同社の50万台の納車目標を達成するのはどうかなと思いますが、第3四半期の更なる業績拡大には期待したいですね。


2020年10月1日木曜日

Molson CoorsはThe Coca-Cola Company (KO) と米国での Topo Chico Hard Seltzerでの独占契約

Molson Coorsによると

9月29日にMolson Coors Beverage CompanyはThe Coca-Cola CompanyとTopo Chico Hard Seltzerのアメリカでの製造・販売の独占契約を結んだと発表しました。
Hard Seltzerはグルテンフリーを特徴とする今アメリカで流行のアルコール飲料らしいです。
コカ・コーラ初のHard SeltzerであるTopo Chico Hard SeltzerはTangy Lemon Lime, Exotic Pineapple, Strawberry Guava and Tropical Mangoの4つのフレーバーで2021年の発売を予定しています。


Coca-Colaは現在、日本と中南米でアルコール飲料を販売しているものの、アメリカでは1983年にワイン事業を売却して以来のアルコール飲料に販売になるそうです。
現在コロナ禍で在宅でのアルコール飲料のニーズも増加していることもあるのでCoca-Colaのこういった取り組みが上手くいって業績に寄与することを期待したいところですね。

Blog休止と今後のお知らせ

何故か分からないですが、現在Blogger上のサイドバーが下に表示されており設定を一部変更してみましたが直らないのと、同サイト自体がスマホ用のレイアウトに対応していないことが前々から気になっておりこれを機にサイト移転を計画しています。 多少お時間頂くと思いますが、移転の際には改め...