2019年6月23日日曜日

炭酸飲料コカ・コーラでお馴染みThe Coca-Cola Company (KO)

会社概要


The Coca-Cola Companyはコカ・コーラを始めとする飲料メーカーで200カ国以上の国で500以上のブランドを冠した3,800種類以上の炭酸・非炭酸清涼飲料を製造販売しています。
同社のブランドはコカ・コーラ以外にもダイエットコークやAdeS(いろはす)、Fanta、Sprite、ジョージアコーヒー、ミニッツメイドジュースなどを始め消費者に炭酸飲料やスポーツドリンク、果汁ジュース、水、お茶、コーヒー、乳製品など飲料を提供しています。
近年では健康志向の高まりやコーヒーショップの世界的な流行によりやや同社の炭酸飲料離れの傾向もありましたが、健康志向の製品の投入やイギリスの大手コーヒーチェーンのコスタ・コーヒーの買収を行うなど時代の変化に合わせた経営を行っています。
また投資家からはバフェット銘柄としても知られバフェット氏率いるバークシャーハサウェイが同社の筆頭株主であることは有名です。

セグメント情報


同社は国別とボトリング事業の情報を公開しています。

ボトリング事業とは

日本コカ・コーラのHPによると
https://www.cocacola.co.jp/company-information/coca-cola-system

コカ・コーラは清涼飲料(原液)の製造販売を担う工程とそれを炭酸を入れて瓶詰めするボトラーとの工程に分かれており例えば日本では下記の画像のように瓶詰めから販売をボトラー各社やその関連会社が行っていますが、例えば新興国などではこれらのインフラストラクチャー整うまでコカ・コーラが直接ボトリング事業を展開しています。


また地域別売上高ですが、2020年第1四半期決算を参考にすると北米地域の比重が高いようには思いますが、世界中で幅広くビジネスを展開しています。


業績推移



2017年は税制改革の影響で一時的に大きく利益が落ち込んだほかボトリング事業の再編や消費者のニーズの変化で売上高は年々低下していましたが買収や商品ポートフォリオの再編もあり今期は反転する見通しです。


同じく税制改革の影響もあり2017年はEPSが大きく減少しています。
ややEPSまちまちですが配当は増配を続けています。


決算情報



株価と指標


2019/6/21の時点で51.55ドルです。


予想PER(コ):22.81倍
PBR:12.41倍
予想配当利回り(会):3.10%
The Coca-colaの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想(会) 会社予想


投資判断とリスク


近年やや消費者の趣向の変化に苦しんでいた部分もありましたが同社はようやく対応出来つつあると言えます。
株式的には高収益で安定したバリュー株と言えますが直近では株価も上昇しており割安感は薄れているかなとは思っています。
ただこういった銘柄をいくつか入れておけばPFも安定すると思いますし個人的にはいい投資先だとは思います。

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