2019年3月12日火曜日

電気自動車のパイオニア Tesla, Inc. (TSLA)

会社概要


テスラ(Tesla, Inc.)(旧名:Tesla Motors, Inc.)は電気自動車のModel XやS、普及価格帯のModel3を設計・開発・製造・販売しています。
また電気自動車のバッテリーや技術を利用した電力備蓄やソーラー発電システムの開発・設計・製造・販売及び賃貸をしています。

セグメント情報


Teslaは2つの事業、電気自動車を設計・開発・製造・販売している
AUTOMOTIVE PRODUCTS(自動車製品)
と電力備蓄やソーラー発電システムの開発・設計・製造・販売及び賃貸をしている
ENERGY PRODUCTS(エネルギー製品)

サービスインフラと中古車販売やその他からなるService and Other
セグメントになります。

また2018年Q4の決算を見てみると売上高のほとんどをAUTOMOTIVE PRODUCTSから得ていることが分かります。

業績推移





(コ) コンサンス予想

売上高は伸びていますがずっと赤字です。
2018年Q3,4は主力のModel3の生産計画に目途がたったことで黒字化しています。
今後は需要の喚起策やコスト削減、新たな市場開拓で安定して利益と需要を伸ばせるか注目でしょうか。

株価と指標


2019/3/11の時点で290.92ドルです。



予想PER(コ):30.62倍
PBR:10.2倍
予想配当利回り(会):N/A%
Teslaの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想

投資判断とリスク


Teslaは電気自動車のパイオニアとして注目されているものの同社が抱えるリスクは少なくないです。
まず100億ドルこえる負債とそれに伴う償還や返済
主力の電気自動車では欧州や日本メーカーなどが多数発売する予定を立てており電気自動車の競争は今後ますます激化していく可能性があります。
また同社のCEOのイーロンマスク氏がたびたびSECと不適切なtweetなどで揉めており、またSECから訴えられるのではとの懸念もあります。
同社の時価総額は500億ドルを超えており、アメリカ最大手の自動車メーカーGeneral Motorsが535億ドルなので比肩する時価総額です,
これは個人的にはかなり期待が先行していると思います。
しかしTeslaはようやく電気自動車を普及させるというストーリーを実現させ始めています。

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