会社概要
同社はSaaS型のFP&Aプラットフォーム「Anaplan」を提供する企業で、同社のプラットフォームは財務、販売、サプライチェーン、マーケティングなど各部門での計画や実績の管理を容易にし部門間で連携を高めながら計画立案・実績管理を迅速に行えるとしています。
同社のプラットフォームは中期計画、年次計画の計画業務、営業計画、供給計画、販売予測、インセンティブ報酬などを始め、あらゆる部門でのビジネス計画をサポートします。
多くのビジネス計画のサポートするため同社はAnaplan App Hubから事前に構築された独自のアプリケーションを提供するほか、ユーザー自身がコーディングの知識がなくても簡単にアプリを構築できるサービスを提供しています。
また同社のアプリケーションはクラウド上から提供されます。
決算内容
2020年度の第2四半期決算(2019年5月~2019年7月)は8月27日に発表され以下のようになりました。
売上高 | EPS | |
2019 3Q実 | 57.828M | - |
2020 3Q実 |
84.54M
| -0.12 |
2020 3Q予 |
78.22M
| -0.16 |
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想
売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比+46%で、サブスクリプション収益は前年同期比で+48%でした。
計算済請求額は前年同期比+55%の8470万ドルでした。
年間収益が250,000ドルを超える顧客は300で前年同期比で+41%でした。
またマーケティングや運用コンサルのAIプラットフォームのMintigo社の買収を発表しました。(条件非公開)
セグメント情報
同社は単一セグメントのため記載はありません
見通し
2020年度第3四半期のガイダンス
- 売上高は8550万ドル~8650万ドル
- non-GAAP営業利益率 -19~-20.5%
2020年度第通期のガイダンス
- 売上高は339百万ドル~343百万ドル (従来326~331百万ドル)
- non-GAAP営業利益率 -19~-20.5% (従来-22.5~23.5%)
株価と指標
2019年8月30日時点で54.33ドルです。
総評と感想
コンセンサス予想を上回ったほか通期予想も上方修正されたので良い決算だったと思いますが決算直後の株価はやや軟調ですね。
個人的に投資妙味はあると思いますが年初の価格が20ドル台だったので現在の倍以上になっておりそれに伴い時価総額も大きくなっていることは注意すべきかなと思います。
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