2018年10月25日木曜日

AIや自動運転で注目を集めるNVIDIA Corporation(NVDA)

企業概要


Nvidiaは大手半導体メーカーで世界的なGPU(Graphics Processing Unit)のメーカーです。

同社の製品及びブランドは

PCゲーム・メインストリーム向けグラフィックボードのGeForceシリーズ
動画編集、デザイナー、ビジネスユーザー向けのQuadroシリーズ
ディープラーニングやGPGPU向けのTeslaシリーズ
自動車、モバイルゲーム、タブレット、ドローン、ロボット等、組み込み向けのTegraシリーズなどがあります。

Nvidiaは従来、画面の出力や3D演算など画像の演算及びディスプレイへの出力に使用されているGPUを主に開発・提供していました。
ただ現在、AIや人工知能、それを支える機械学習の技術であるディープラーニングなどの興隆とそれらの演算処理として並列演算に優れているGPUが利用されることで同社が提供するGPUが注目されています。
同分野でもNvdiaはGPUでプログラミングを可能にするコンピューティングプラットフォーム、CUDAを開発・提供しておりCUDAは使いやすさやライブラリの点で競合を大きくリードしており、発展途上の同分野ではプログラムの書き換えや最新技術の対応が容易という面でNvdiaのGPUが有利であり、そのためNvdiaのGPU選考されている経緯があります。

また自動運転にも積極的に取り組んでおり、トヨタ、メルセデスベンツ、アウディ、テスラ、ボルボ、フォルクスワーゲンといった自動車業界と有力パートナーと手を組んでいます。

セグメント情報


同社のセグメントは

Datacenter(データセンター)

ディープラーニングと AIサービスやそれらのサービスを提供するクラウドコンピューティングに向けにGPUを提供しています。

Gaming (ゲーミング)

主にPCゲーム愛好家向けにGeForceなどのGPUを提供しています。
最近ではe-Sportsの流行の恩恵を受けています。

Professional Visualization(プロフェッショナル ビジュアライゼーション)

動画や画像編集、CGといったビジネス向けパソコン向けにGPUを提供しています。

Automotive(オートモーティブ)

自動車や部品メーカーに運転支援システムを提供する半導体やソフトウェアを提供しています。

OEM and Other

エヌビディアが持っているIPの提供とその他セグメントになります。

の5つになります。

直近の2020年度Q3のセグメント別の売上高の比率は以下のようになります。
AIや自動運転で注目される同社ですがGamingのセグメントが半分以上の割合を占めておりPCゲーム市場の動向の影響を強く受けます。


業績推移



売上高、利益共に右肩上がりですが、2020年度は前年を下回る売上高、利益になりそうです。


EPSは大きく増加していますが、配当は徐々に増やしていっている感じですね。

セグメント別売上高の推移は以下のようになります。


2020年度は特に仮想通貨ブームとそれに伴うマイニング需要が昨年に発生しており同社のGPUにも特需が発生していたこと、米中貿易戦争等などで半導体市況が冷え込んだこともありGamingやDatacenterのセグメントが今年度落ち込んでいた時期もありましたが徐々に回復傾向にはあります。

株価と指標


2019年12月31日時点で235.50ドルです。


予想PER(コ):32.54倍
PBR:12.84倍
予想配当利回り(コ):0.27%
NVDIAの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

投資判断とリスク


2019年は半導体市況の悪化や仮想通貨とそれに伴うマイニング需要の反動もあって株価は150ドルを割る局面もありましたが、直近では業績の回復に伴って株価も回復しています。
NVDIAは自動運転や機械学習が大きく注目されていますが、セグメント的にはGamingの比率が大きく、e-sportなどのPCゲーム市場の影響が大きいです。
しかし今後AIや機械学習の活用が広がればそれを活用するDatacenterのセグメント比率は高まると思います。
またリスクとしてはAIや機械学習に使用する半導体の分野では半導体大手のintelやAMD、QualcommやXilinx、IT大手のGoogleやAmazon他多数の企業が取り組んでおりそういった動向も気にする必要があるかなと思います

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