2020年5月27日水曜日

COVID-19(新型コロナウィルス)の影響を受けるも Aptiv PLC (APTV)2020年度1Qを振り返る

会社概要


Aptiv PLCは元々GMの自動車部品の開発メーカーで1999年に分社化されています。

元々はDelphi Corporationという社名でしたがガソリンエンンジン等のパワートレインとアフターマーケット事業をDelphi Technologiesとして2017年に分社化しておりその後、現在の社名に変更しています。

Aptiv PLCは自動車の電装化部品の設計・開発・製造や自動車の制御やインフォーメーション、安全装置や運転支援システムの提供など自動車を支えるソフトウェアやハードウェアの両方を開発・提供しています。

決算内容


2020年度の第1四半期決算(2020年1月~2020年3月)は5月5日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 1Q実   3.575B   1.05
2020 1Q実 
   3.226B
   0.68
2020 1Q予
   3.01B
   0.35
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
前年同期比で売上高は-10%、EPSは-35%とそれぞれ大きく減少しました。
COVID-19(新型コロナウィルス)の感染拡大で世界的な工場停止や生産縮小などで自動車生産が減少したことや、消費者需要の減少、サプライチェーンの混乱の影響は受けました。
ただ同四半期に現代自動車グループとの自動運転のジョイントベンチャーから1株当たり5.63ドルの利益が発生し、これを含んだEPSは6.14ドルでした。


セグメント情報


1Q前年同期比

Signal and Power Solutions

売上高 2,562百万ドルから2,330百万ドル -7%

調整後営業利益 414百万ドルから364百万ドル -12%

顧客の工場停止などで世界的な自動車生産台数の減少及び為替からの逆風の影響がありましたが高電圧電化製品の成長やFalmat、Gabocomを買収が一部相殺しました。

Advanced Safety and User Experience

売上高 1,023百万ドルから902百万ドル -9%

調整後営業利益 145百万ドルから84百万ドル -42%

同セグメントも世界的な自動車生産の減少と営業利益の面では成長関連投資の継続の影響を受けています。


見通し


同社はCOVID-19(新型コロナウィルス)の感染拡大と、顧客の工場の再稼働の見通しが不透明なことを理由に第2四半期および2020年通年の見通しを提供していません。

株価と指標


2020年5月26日時点で75.68ドルです。


予想PER(コ):72.46倍
実績PER:7.93倍
PBR:3.69倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Aptivの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想


総評と感想


COVID-19(新型コロナウィルス)の影響はありましたが、市場予想は上振れしており株価はかなり回復しています。
第2四半期もあまり良くない決算にはなると思いますが、同社自動車部品サプライヤーとしては比較的影響が少ないかなとも思っています。


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