2019年1月14日月曜日

iPhoneやMacでおなじみApple Inc.(AAPL)

会社概要


AppleはiPhoneでお馴染みのIT機器メーカーでスマートフォンのiPhoneシリーズやパソコンのMacシリーズ、タブレットのiPadやAppleWatchなどのスマートデバイスなどのメディア機器を設計・開発・販売しています。
また近年はApple storeやAppleTV+、AppleArcade、Apple News+、Apple Card iTunes、Apple payなどのITサービスに力を入れています。

セグメント情報


同社は国別、製品プロダクト別のセグメント情報を公開しています。
2019年Q4の開示情報によると
国ではアメリカ、ヨーロッパ、中華圏、日本、アジア太平洋
製品別ではiPhone、iPad、Mac、Services、その他製品
になります。

2019年Q4の製品別セグメントによるとiPhoneの売上高に占める割合が半分と大きいことが分かります。


ただ前年同期比の2018年Q4と比べるとスマートフォン市場の成熟化や競争もありiPhoneの占めるセグメントが縮小しておりその代わり力を入れているServiceセグメントやWearables Home and Accessoriesが拡大しています。


国別セグメントではAmericasが最大ですが同社は世界中で製品を提供しているのがセグメントからも分かりますね。




業績推移



売上高、利益ともに2019年は米中貿易摩擦やスマートフォン市場の成熟化もあり2018年と比べて減少しています。


2019年に純利益が減少したこともあり、前年比でEPSも減少していますが自社株買いの効果もあり利益の落ち込みほどEPSは落ち込んでません。
配当は近年増配が続いています。

決算情報


2019年度第4四半期
2019年度第3四半期
2019年度第2四半期
2019年度第1四半期

株価と指標


2019年12月3日の時点で259.45ドルです。


予想PER(コ):17.46倍
PBR:12.74倍
予想配当利回り(会):1.17%
Appleの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想
(会) 会社予想

投資判断とリスク


2019年はiPhoneのセールスが鈍化しており売上高が低下しています。
特に中華圏での減速とiPhoneの価格上昇に消費者がついていけてないと状況もありました。
ただ同社はiPhoneの設計・製造・販売を中心としたビジネスからITサービスやアクセサリーのセグメントを強化しており、ビジネスを多角化しています。
また今後5G搭載のiPhoneへの需要に期待する声もあります。
株価的には年初160ドル程度だったのが現在259ドルです、予想PERは17.64倍、実績PER21 .82倍なのでめちゃくちゃ割高という訳ではないですが、それなりの水準かなと思います。

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