会社概要
同プラットフォームはゲーム開発者や建築家から自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターに使用されます。
Unityのプラットフォームはスマートフォン、タブレット、PC、家庭用ゲーム機、AR・VRデバイスなど多様なプラットフォームに対応しています。
特にゲームの開発で多く用いられゲーム開発においてはUnityはデファクトスタンダードになっています。
Unityは世界190以上の国と地域で150万人の月間アクティブクリエイター,50%以上のモバイルゲーム、PCゲーム、コンソールゲームでの制作実績、30億以上のアプリダウンロードの実績を誇ります。
セグメント情報
Unityプラットフォームは、主に2つの関連したソリューションで構成されています。
Create Solutionsは主にUnity platformのサブスクリプションモデルや拡張機能、顧客企業向けのコンサルサービスを提供しています。
Operate Solutionsはゲーム内広告やゲームのMultiplayに必要なサーバーやマッチメインキングサービス、ゲーム内のプレイヤー間で音声チャットとテキストチャットを行うクラウドホスティングシステム、ゲームエンゲージメント、収益化、リテンションを向上させる分析サービス、また、現実世界を仮想的に再現してAIモデルをトレーニングするためのUnity Simulate(Unity Simulate)で構成されています。
上記以外にも3Dモデルや背景などの素材を販売しているUnity Asset Storeや大手テック企業との戦略的パートナーシップが含まれるStrategic Partnershipsセグメントがあります。
業績推移
開示されていたデータは2期分しかありませんが売上高は成長しています、ただそれに伴って損失も拡大しています。
また配当はありません。
株価と指標
予想PER(コ):N/A倍
実績PER:N/A倍
PSR:28.27倍
PBR:34.50倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Unityの現在の株価と指標
(コ) コンセンサス予想
投資判断
ゲームエンジンとしては最大手でゲーム以外のシュミレーション部分での活用事例の増加が今後の成長のカギとなるでしょうか。
ただリスクとしては2004年に設立して以来赤字であり収益性がやや疑問なことや中国のテンセントゲームズ傘下のEpic Gamesが提供するUnreal Engineとの競争があります。
特にEPIC GAMESは自社のゲーム販売のプラットフォームであるEpic Gamesストアの普及拡大やUnreal Engineの無料化などゲーム業界での影響力拡大に取り組んでおりハイクオリティなゲームを中心にUnreal Engineを採用する例が増えています。
UnityとUnreal の競争は同社に投資するなら注視する必要があるかなと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿