2021年4月18日日曜日

CRMソフトウェア最大手 Salesforce.com, inc. (CRM)

会社概要


Salesforceは顧客関係管理(以下CRM)に焦点を当てたエンタープライズクラウドコンピューティングソリューションを開発しています。
CRMとは「Customer Relationship Management」の略で主に営業情報の集約、コミュニケーション、商談状況などの情報の管理の一元化を通じて営業活動や経営戦略、マーケティングの支援し顧客生涯価値(LTV)と収益を向上させることができます。
同社はクラウドベースのCRM/顧客管理システムを始めSFA/営業支援システム、MA/マーケティングオートメーションシステムを世界15万社以上に提供しています
また同社はM&Aも積極的に行っておりBIツールを提供しているTableauやチャットツールのSlack、APIの設計・開発・管理のMuleSoftなどを始め大小関わらず多数のIT企業を買収しています。

セグメント情報


同社のセグメントは地域と製品セグメントの2つに分かれており

製品別では
 顧客管理や商談、売上予測、見積作成などを通じて営業活動を支援するSales
 サービスチームの支援やエンゲージメントの向上を支援するService
 APIの連携・設計・開発を支援するMuleSoft Anypoint Platformやデータの一元化と分析 
  を通じて営業・経営戦略をを支援するBIツールを提供するTableauやSalesforceリアルタイ 
 ム共同作業文書、スプ レッドシート、チャットを統合することによりリアルタイムビジネ
 スを促進するQuipなどを始めSalesforce内の業務を拡張する支援アプリやツールやその他 
 ツール・アプリのPlatform & Other
 ECサイトの販売やマーケティングを支援するMarketing & Commerce

直近の2021年Q4の売上比率だと買収した企業の恩恵もありPlatform & Otherの割合がやや高いですが基本的にはSalesforceのアプリやツールは企業のビジネス支援という側面やSaleceforce内のツールやアプリなどであったり相関性が高いのでどれか一つのセグメントだけが特に大きく落ち込んだり成長したりはしない印象です。


地域別では以下の大きく3つの地域に分けられます。
 Americas
 Europe
 Asia Pacific

同じく直近の2021年Q4の地域売上だとどの地域も同程度の売上高成長を達成しています、地域別ではAmericasの売上高比率が半分以上を占めています。


業績推移





売上高は安定した成長をしていますが、営業利益や純利益は財務会計上の処理や企業買収および投資先の上場などの影響もありまちまちです。
ただ営業利益率が低めなのは気になりますね。
また配当はありません。

株価と指標


2021年4月16日時点で231.91ドルです。


 予想PER(コ):55.88倍
 実績PER:52.95倍
 PSR:10.05倍
 PBR:5.14倍
 予想配当利回り(コ):N/A%
 
 (コ) コンセンサス予想

総評と感想


同社は企業規模が拡大しても売上高成長が維持できています。
ただ半面利益率の面ではやや課題が残りますね。
今後も同社は企業のDX化の恩恵を受けそうですが、CRMソフトウェアはSAPやMicrosoftなど複数の事業者が提供しているので常に競争のリスクはあるかなと思います。

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