会社概要
Verizonは持株会社でアメリカの最大手通信プロパイダーです。
同社は子会社を通じて無線、有線通信サービスやコンテンツサービスを提供しています。
アメリカのNTTやKDDIといったところでしょうか。
特に子会社のVerizon Wirelessがアメリカの最大手携帯キャリアで同社の収益の大半を占めています。
それ以外にもブロードバンド並びにビデオやメディア等のコンテンツサービス、企業向けのネットワークソリューション、データーセンター、クラウド、セキュリティサービス、スマートフォンなどのデバイス販売などを提供しています。
特に近年は5G関連として注目を集めることが多いです。
またインターネットサービス企業のAolやYahooの中核サービスを買収してメディア企業Oath(その後Verizon Media Groupに名称を変更)を立ち上げて、コンテンツに力を入れようとしていましたが、メディア事業の競争激化や広告事業が低調だったこともあり2018年度に約46億ドルの減損を計上しています。
同社のセグメントはConsumerとBusinessと顧客ごとのセグメント分けがされており、全社が一般消費者で後者が企業や政府機関向けを指しています。
Consumerが直近の2020年度第4四半期決算の情報ですと売上高は239億ドルで、Businessセグメントが81億ドルになります。
またCounsumerとBusinessのセグメントに関わらずVerizon WirelessのWireless事業が収益の大半を占めています。
2020年度第1四半期
2019年度第4四半期
2019年度第3四半期
2019年度第2四半期
2019年度第1四半期
特に近年は5G関連として注目を集めることが多いです。
またインターネットサービス企業のAolやYahooの中核サービスを買収してメディア企業Oath(その後Verizon Media Groupに名称を変更)を立ち上げて、コンテンツに力を入れようとしていましたが、メディア事業の競争激化や広告事業が低調だったこともあり2018年度に約46億ドルの減損を計上しています。
セグメント情報
同社のセグメントはConsumerとBusinessと顧客ごとのセグメント分けがされており、全社が一般消費者で後者が企業や政府機関向けを指しています。
Consumerが直近の2020年度第4四半期決算の情報ですと売上高は239億ドルで、Businessセグメントが81億ドルになります。
業績推移
2017年度は法人減税で一時益が計上されています、また2020年はCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響をやや受けて減収になっています。
EPSも上記と同じ理由で2017年に一時的に増加しており、売上高の減少に伴って2020年はやや減少しています。
ただ配当も右肩上がりです。
決算情報
2019年度第4四半期
2019年度第3四半期
2019年度第2四半期
2019年度第1四半期
株価と指標
2021年3月26日の時点で58.17ドルです。
総評と感想
株価の値動きが少ない高配当、連続増配銘柄ですね。
同社のリスクとしては厳しい競争環境が厳しいことが挙げられます。
特にT-Mobile & Sprintが乗り換えキャンペーンや価格競争を積極的に行っていることもあり、Verizonは常にプレッシャーを受けています。
またVerizonはコンテンツ事業を買収し同社の新しい収益の柱にしようとしていましたがそういった取り組みはあまり上手くいかなかったですね。
期待される要因としては同社の5Gの取り組み注目が集まっており、現在は設備投資の費用が先行している印象ですが、同取り組みが同社の今後の収益拡大に寄与することを個人的には期待したいところです。
総評としては同社株は大きく成長は期待できませんが、スマートフォンは現代社会では必須になっており、同社はそのインフラを提供する企業として安定はしている企業かなと個人的には思っています。
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