2018年10月13日土曜日

アメリカ、最大手通信キャリア Verizon Communications Inc.(VZ)

会社概要


Verizonは持株会社でアメリカの最大手通信プロパイダーです。
同社は子会社を通じて無線、有線の通信サービスやコンテンツサービスを提供しています。
アメリカのNTTやKDDIといったところでしょうか。

特に子会社のVerizon Wirelessがアメリカの携帯キャリアではトップシェアで米国内で1億5千万人の加入者を誇り同社の収益に占める割合も大きいです。

それ以外にもブロードバンド並びにビデオやメディア等のコンテンツサービス、企業向けのネットワークソリューション、データーセンター、クラウド、セキュリティサービスを提供しています。

最近ではインターネットサービス企業のAolやYahooの中核サービスを買収してメディア企業Oath(その後Verizon Media Groupに名称を変更)を立ち上げて、コンテンツに力を入れようとしていましたが、メディア事業の競争激化や広告事業が低調だったこともあり2018年度に約46億ドルの減損を計上しています。

セグメント情報


同社のセグメントはConsumerとBusinessと顧客ごとのセグメント分けがされており、全社が一般消費者で後者が企業や政府機関向けを指しています。

Consumerが直近の2019年度第3四半期決算の情報ですと売上高は227億ドルで、Businessセグメントが79億ドルになります。


またCounsumerとBusinessのセグメントに関わらずVerizon WirelessのWireless事業が収益の大半を占めています。

業績推移



2017年度は法人減税で一時益が計上されています、それを除くと売上高、利益共にほぼ微増が続いています。


EPSも上記と同じ理由で17年に一時的に増加しています。
また配当も右肩上がりです。

決算情報


2019年度第4四半期
2019年度第3四半期
2019年度第2四半期
2019年度第1四半期

株価と指標


2020年1月20日の時点で60.13ドルです。


予想PER(コ):12.17倍
PBR:4.22倍
予想配当利回り(コ):4.12%
 (コ) コンサンス予想 (会) 会社予想 

総評と感想


株価的にはあまり値動きが少ない傾向ですね。
また高配当、連続増配銘柄です。
またリスクとしては競争環境が厳しいことが挙げられます。
特に下位2社のSprint CorporationとT-Mobile US, Inc.が料金の引き下げなどを積極的に行っておりアメリカの通信キャリアを取り巻く外部環境はなかなか競争が激しいといえます。
ただ両者には合併の話も続いており、そういった影響も気になるところですね。

またVerizonはコンテンツ事業を買収、拡大させようとしていましたが、そういった取り組みも失敗しており今後立て直せるかも注目です。

また近年では同社の5Gの取り組み注目が集まっており、2019年12月23日のNEWSによると米国の31都市でサービスを利用できるとしてます。
当分は費用先行が続くと思いますが5Gの普及で収益の拡大に期待したいところです。




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