2018年7月30日月曜日

米自動車株は売られすぎ?

中国との貿易戦争やそれに伴う業績を下方修正するなどして不安が広がる米国自動車株ですが、個人的には魅力的な水準まで売られてきたなと思います。

この時点でゼネラルモーターズ(GM)が
予想PER   6.12倍
PBR         1.53倍
配当利回り 3.82%
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フォードモーター(F)が
予想PER   5.15倍
PBR         1.09倍
配当利回り 5.36%
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中国との貿易摩擦だけではなく欧州との貿易問題、米国の自動車販売の鈍化など逆風にさらされている米国自動車株ですがこれらの懸念を織り込みつつあるように思います。
現在保有してないですがどこかで投資を検討してみようと思ってます。

2018年7月27日金曜日

ゼネラル・エレクトリック(GE)の2Qを振り返る 

ゼネラル・エレクトリックはアメリカは代表するコングロマリット企業ですが、直近では業績不振のためDow30構成銘柄から外されるなどネガティブなニュースが多い企業です。
GEは発電機や航空機エンジン、タービン、ヘルスケア、照明などなど書ききれないくらいの多数の工業製品やそれに付帯するサービスなどを提供する企業ですが直近では事業の選択と集中を進めています。

第二四半期の決算は7/20発表されており以下のようになりました。




  売上高      EPS
2017 2Q   29.612B      0.28
2018 2Q実
  30.10B
     0.19
2018 2Q予
  29.39B
     0.17
(ドル)

売上高、EPSとも予想を上回りましたが、通年のフリーキャッシュフローの見通しを60−70億ドルの見通しを60億ドルに下方修正した影響で株価は下落しました。
また同社は事業の集中と選択のためヘルスケア事業の分離と石油リグの生産をしているベーカーヒューズの持ち株を2〜3年で売却する方針です。

主なセグメント別の業績は以下のようになっています。

  • Power(電力)
           売上高
               7,579百万ドル -19%
      
           利益
    421百万ドル -58%
  • Renewable Energy(再生可能エネルギー)
           売上高
               1653百万ドル -29%
      
           利益
    82百万ドル -48%
  • Aviation(航空)
           売上高
               7,519百万ドル +13%

           利益
    1475百万ドル +7%
  • Healthcare(ヘルスケア)
           売上高
               4978百万ドル +6%

   利益
    926百万ドル +12%
  • Oil&Gas(石油&ガス)
           売上高
               5554百万ドル +85%
      
           利益
    222百万ドル +85% 
 
ベーカーヒューズの買収があったので%は無視してください

  • Transportation(交通)
           売上高
               942百万ドル -13%
      
           利益
    155百万ドル -15% 

  • Lighting(照明)
           売上高
               431百万ドル -9%
      
           利益
    24百万ドル 41% 

  • GE Captial(金融)
           売上高
               2429百万ドル
      
           純損失
    273百万ドル

2018年の予想

EPS1.00〜1.07ドル 予想据え置き
フリーキャッシュフロー 60−70億ドルの見通しを60億ドルに

GEは今後事業再編で電力、再生可能エネルギー、航空の分野に事業を絞り込む構えですが電力、再生可能エネルギー部門の見通しが引き続き非常に厳しくた立て直しにも時間がかかるとのことです。
コングロマリット企業すべてに言えることですが企業分析が難しく、見通しが予想しずらいので投資しにくい銘柄だと思います。

2018/7/27現在株価13.15ドルで予想PER33倍で配当利回りが3.57%です。
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配当利回りは魅力的な水準ですが再建中の銘柄ですので思わぬ材料に一喜一憂することになりかねないので配当目当てで買うにしても他の銘柄が良いと思います。
ただ立て直しがうまくいけば2019年から良くなっていくんじゃないかと期待はしてますが。

現在ポジションを保有してますが、継続して保有してウォッチしていこうと思います。

2018年7月23日月曜日

サブスクリプションサービス向けのソフトウェアを提供するZuora, Inc. (ZUO)

会社概要


Zuoraはサブスクリプション型ビジネスの決済や管理、売上計上、分析等といった機能をクラウド型のソフトウェアを通じて提供するSaaS企業です。
現在多くの人々が携帯電話の通信料のように毎月何らかのサービスにお金を払っていることが多いと思います。
こういった月ないし年払いのビジネスモデルをサブスクリプション方式といいます。
サブスクリプション方式は契約方法が多岐に渡りやすく、また顧客とのリレーションシップもより重要になってきます。

現在クラウドや動画配信、音楽等の分野ではサブスクリプションサービスが当たり前になってきており、またIT企業以外でもサブスクリプションのサービスを開始したり興味もっている企業が多くZuoraはそういった企業に対し決済等の業務効率化、蓄積したデータの分析通じて企業戦略提案等のプラットフォームを提供しています。
またZuora自身もサブスクリプション方式を採用しています。

同社の「ズオラ・セントラル」は見積、請求、回収、分析、収益認識までの販売管理プロセスをシングル・プラットフォームで提供します。

Zuoraは現在 、数十の産業にわたって 30 カ国 以上の顧客にサービスを提供してい ます、また2019年6月4日時点で546の年間契約額(ACV)が100,000ドル以上の顧客を抱えています。

セグメント情報

同社は単一セグメントのため、記載はありません。

業績推移





(コ) コンセンサス予想

売上高は右肩上がりですが成長を優先していることもあり利益の面では赤字拡大が続いています。
ただ2020年のコンセンサス予想はでは前年比で売上高+20%程度とやや成長鈍化が気になります。
EPSも純損失に伴ってマイナスが続いています、また配当もありません。


株価と指標


2019/6/10の時点で株価は14.76ドルです。



予想PER(コ):N/A
PBR:9.24倍
予想配当利回り(会):N/A
ZUOの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想  (会) 会社予想

投資判断とリスク


現在多くの企業でサービスのサブスクリプションモデルへの移行や導入が行われており今後もこのトレンドは続くと思われますが、同社の素晴らしいビジネスモデルや成長ストーリーの反面、上場後の決算が期待を下回る場面も多くみられました。
直近の2020年度第一四半期決算ではやや内部で問題も発生し、同社にとっては厳しい局面が続いています。

2018年7月18日水曜日

ビットコイン

泣かず飛ばずのビットコインでしたがテクニカル的にはよくなってるような気がします。
ここからカップウィズハンドルのようなチャートを形成してくれると理想的ですが。




ただドルベースだと直近の高値を突破しておらず、そもそもボラリティが激しく相場材料の影響が大きい仮想通貨にどの程度テクニカルを使えるかな?とは思いますが。

マザーズ指数の夏枯れに要注意

ここ近年マザーズ指数は夏枯れしやすいです、今年は年初からかなり下がってるので下値は限られると思いますが。
2015〜2017のマザーズ指数です。



いずれも7月の中旬から終わりのかけて弱気相場入りしてます。


ただ今年はもう十分下落しているように見えますがどうでしょう。

2018年7月4日水曜日

ドラッグストア大手 Walgreens Boots Alliance, Inc.(WBA)

企業概要


ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは米国を中心としたドラッグストアを中心とするヘルスケアサービスを提供している会社で2014年ウォルグリーンがアライアンスブーツを買収し欧州にも事業を拡大しました。
近年では経営不振から株価が低迷していたゼネラル・エレクトリック(GE)にかわりダウ平均工業指数に組み入れられることで話題になりました。

セグメント情報


同社のセグメントは以下の三つになります。
小売り薬局(米国)
米国のWalgreensおよびDuane Reaseブランドのドラッグストアや介護サービス、専門薬局を運営しています。
また昨年競合のRite aid社から店舗1900店を買収しています。

小売り薬局(国際)
Bootsブランド中心にイギリス、メキシコ、チリ、タイ、ノルウェー、アイルランド共和国、オランダ、リトアニアの合計8ヵ国で薬局中心の小売店を運営しています。
また独自のブランド商品やWebやモバイルサービスを通じた販売等も行っています。

製薬卸売
アライアンスヘルスケアブランドを中心に特殊医薬品、ジェネリック医薬品、健康および美容製品、在宅医療用品および器具等の卸売りおよび薬局およびその他ヘルスケアサービスを提供しています。

業績推移






(コ) コンサンス予想

売上高はキレイに右肩上がりという訳ではないですが、常に前年比プラスです、15年売上高の伸びは買収の影響です。
営業利益はややばらつきがあります。Rite aid社の店舗を買収した影響で17年ちょっと落ち込んでますがそれ以外は前年プラスです。
利益はRite aid社の店舗買収の効果が一巡したほか、同社の厳しい環境や見方を反映して今期は前期比でマイナス予想です。

株価と指標


2019年4月5日時点で54.84ドルです。




予想PER(コ):8.08倍
PBR:2.01倍
予想配当利回り(コ):3.18%

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想

総評と感想


直近米国でのドラッグストア事業の悪化やオンライン薬局のピルパックを買収し同分野でのAmazonの参入、Boots社が主力とするイギリスでの事業に近年逆風が続いていることから2013年以来の水準まで株価は下落し続けており同社の投資家にとってはつらい状況が続いています。
しかし同社コストの削減やオンライン薬局ではマイクロソフトと提携し、他の分野でもKroger、Birchbox、Sprint等業界を問わず様々なパートナーとの提携や取り組みをしており今後数四半期は厳しい業況が続くものの長期的には投資妙味があるかなと個人的には思っています。






厳しい外部環境だがAptiv PLC (APTV)2019年度2Qを振り返る

会社概要 Aptiv PLCは元々GMの自動車部品の開発メーカーで1999年に分社化されています。 元々はDelphi Corporationという社名でしたがガソリンエンンジン等のパワートレインとアフターマーケット事業をDelphi Technologiesとして20...