2019年7月25日木曜日

新製品が好調のThe Coca-Cola Company (KO) 2019年度2Q決算を振り返る

会社概要


The Coca-Cola Companyはコカ・コーラを始めとする飲料メーカーで200カ国以上の国で500以上のブランドを冠した3,800種類以上の炭酸・非炭酸清涼飲料を製造販売しています。 同社のブランドはコカ・コーラ以外にもダイエットコークやAdeS(いろはす)、Fanta、Sprite、ジョージアコーヒー、ミニッツメイドジュースなどを始め消費者に炭酸飲料やスポーツドリンク、果汁ジュース、水、お茶、コーヒー、乳製品など飲料を提供しています。 近年では健康志向の高まりやコーヒーショップの世界的な流行によりやや同社の炭酸飲料離れの傾向もありましたが、健康志向の製品の投入やイギリスの大手コーヒーチェーンのコスタ・コーヒーの買収を行うなど時代の変化に合わせた経営を行っています。 また投資家からはバフェット銘柄としても知られバフェット氏率いるバークシャーハサウェイが同社の筆頭株主であることは有名です。

決算内容


2019年度の第2四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月23日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   8.903B    0.61
2019 2Q実 
  9.997B
    0.63
2019 2Q予
  9.84B
    0.61
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPSともに予想を上回りました、新商品や Reformした既存の商品が好調でした。
売上高は前年同期比で6%増でEPSは3%増でした、事業は好調でしたが為替の逆風で一部相殺されています。


セグメント情報


(2Q前年同期比)

EMEA(欧州・中東・アフリカ)の為替や買収の影響を除く本源的売上高はヨーロッパおよびトルコでの継続的な成長、南アフリカでの業績改善で+9%でしたが為替の影響込みだと-4%でした。

ラテンアメリカでは+7%の本源的売上高成長で為替の影響込みだと-3%でした、ブラジルの事業が好調だった反面、アルゼンチンは経済危機の影響を受けました、またメキシコの経済成長は鈍化しているため厳しい事業環境が予想されます。

北米では+3%の売上高成長でした、Non Sugar製品が好調でしたが値上げの影響で販売数量は減少しました。

アジア太平洋地域では本源的売上高は4%増加しました。インド、東南アジア、中国の新興市場で好調でした。


見通し


2019年の事業の買収や為替の影響を除いた通年の本源的売上高(non-GAAP)は+5%を予想しています。
2019年の事業の買収や為替の影響を除いた通年のEPS(non-GAAP)は2018年の2.08ドルから+-1%を予想しています。

2019年第三四半期の売上高(non-GAAP)は買収・売却、構成要素による6%の追い風と為替からの逆風-3%が予測されています。
同営業利益(非GAAP)は6%の為替逆風を予測しています。

株価と指標


2019年7月25日時点で53.78ドルです。


予想PER(コ):23.48倍
PBR:12.65倍
予想配当利回り(コ):2.94%
The Coca-Colaの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


同社は近年消費者の炭酸飲料離れの影響を受けていましたが、同社は新しい商品や既存の製品のリブランディングや事業買収によって再び成長を取り戻しつつあるといえます。
ただドル高の影響を受けており通期のEPSはほぼ横ばいの予想は変わらず現在ややPERは高めにあると個人的には思います、特に同社に投資するなら為替にも影響払う必要があるかなと思います。

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