2018年11月29日木曜日

株式市場における12月相場のアノマリー

よく株式市場で12月は掉尾の一振やら年末ラリーやらと相場活況になりやすいと言われていますが実際はどうでしょう?ここ5年の12月米国株式相場を振り返って見てみます。

S&P500






DOW30






NASDAQ






12月株価が高いのは事実ですが、ラリーとまでは言えないかなと思います。
また新年は上がるにせよ下がるにせよ大きく動いてますね。

2018年11月25日日曜日

売り上げ大幅増で有料会員の推移も順調 HUYA Inc. (HUYA) の2018年度3Q決算を振り返る

企業概要


HUYAは2018年5月にニューヨーク証券取引所に上場した中国最大のゲームライブストリーミングプラットフォームです。
日本では似たようなサービスではAmazonが買収し、サービスを提供しているTwitchが有名です。
ライブ配信大手YYからスピンオフした企業です。
近年e-sports等の煽りを受けゲームを配信ないし視聴するという文化が根付きつつあります、特に中国はライブストリーミング市場が急成長しておりHUYAはその恩恵を受ける立場になります。
同社の利益は有料会員ならびにゲーム内のアイテム販売、チケット、広告収入などがあります。

決算内容


2018年度第3四半期決算(2018年7~9月期)は11/12日に発表されました。


  売上高      EPS
2017 3Q実   84.964M     -0.05
2018 3Q実
  185.876M
     0.08
2018 3Q予
  176.68M
     0.04
(ドル)
実 実績
予 予想
1ドル=6.8680人民元で計算

売上高がQ3前年同期比583.5百万人民元から1,276.6百万人民元 +118.8%
純利益がQ3前年同期比-2930百万人民元から5680百万人民元になりました。

同社は広告収入と有料ユーザーからの収入からなるライブストリーミング収入から成り立っており

ライブストリーミング収入はQ3前年同期比552.4百万人民から1,216.5百万人民元+120.2%に
広告収入がQ3前年同期比31.2百万人民から60.1百万人民 +92.9%になりました。

モバイルアプリのHuya Liveの月平均アクティブユーザーの指標であるAverage mobile MAUはQ3前年同期比3,860万から4,040万人に増加しました

HUYAプラットフォーム全体の月平均アクティブユーザーの指標であるAverage MAUはQ3前年同期比8630万人から9970万人に増加しました。

何らかの有料アイテムを1回以上購入または利用した有料ユーザー総数はQ3前年同期比300万人から420万人に達しました。

売上高、EPSともに予想を上回りなおかつ急成長しています。

セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し


2018年第四四半期(Q4)の売上高が1,400~1,440百万人民元 +88.9~94.3%になると予想しています。

株価と指標


2018/11/23時点で17.72ドルです。


予想PER(コ):36.92倍
PBR:4.33倍
予想配当利回り(コ):N/A
HUYAの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想


総評と感想


HUYAは急成長しており決算もよかったですが、その決算翌日に少し買われたくらいで株価は右肩下がりです中国の規制当局がゲームへの規制の動きを強めてることや相場が軟調かつ中国株は全体的に売られていることなどでなかなか株価転換局面になりません。
この成長性をどこまで維持できるかは分かりませんが今の成長ペースなら株価は割安に思います。
現在同社株は保有銘柄の一つです今後も保有していくつもりですが株価が右肩下がりで残念です。

2018年11月23日金曜日

減収減益で厳しい決算だったアイドママーケティングコミュニケーション(9466) 2019年度2Q決算を振り返る

企業概要


アイドママーケティングコミュニケーションは小売業の統合型販売支援サービスを提供する会社です。
同社はマーケティングデータ分析を支援し、広告やプロモーションの提案、スマートフォンアプリ活用したマーケティングの立案など様々な販売支援、促進ソリューションを提供しています。
同社のサービスはARSS販促ソリューション、マーケティング調査企画、アイドマビッグデータプラットフォーム、WEB・SPソリューション、プロモーション支援ソリューションを提供しています。
また売上の過半数がスーパーやドラッグストア、ホームセンターを展開してるバローHD向けとなっています。

決算内容


2019年度第2四半期決算(2018年7~9月期)は10/31日に発表されました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.7-92,089 235 235 15911.8
  18.7-91,893168 16997 7.2
(百万円)

2019年度第2四半期累計決算(2018年4~9月期)は以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.4-94,053 459461 31423.2
  18.4-94,00040340626419.5
(百万円)

減収減益になってしまいました。

セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し


見通しについて開示はなかったですが業績予想の達成は厳しい状況になっています。

株価と指標


2018/11/22時点で517円です。


予想PER(コ):N/A倍
予想PER(会):10.28倍
PBR:2.01倍
予想配当利回り(コ):N/A
予想配当利回り(会):3.48%
アイドママーケティングコミュニケーションの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想


総評と感想


厳しい決算になりました、また株価も大きく下落しています。
サービスを終了したソフトウェアの減損が25,258千円ありました、恐らくキャッシュバックアプリのCASH BACKのことだと思われます。
他には「一部のクライアントで販促最適の調整があり」、とのことでサービスの値下げないし顧客との取引終了などがあった可能性があります。
良いニュースとしてはデジタル分野での販促力強化のためWeb Solutionの開発・提供しているニューフォリアと業務提携を結ぶとのことです、ニューフォリアはデジタルサイネージなどを開発しておりシナジー効果が期待できるかなと個人的には思いました。
配当が株価を下支えするかなと思いますが、なかなか厳しい決算でしたので下落トレンドからの転換はすぐには厳しそうです。
日本株の主力株の一つで厳しい業況ですがポジションを少し落としてあとは継続保有しようかなと思います。

2018年11月21日水曜日

Black Friday前に株式もセール

今週金曜は米国で小売りや量販店でセールが実施されるブラックフライデーの日というのが一般的に知られていますが、株式市場も売られてしまいました。
理由としては軟調な企業決算やガイダンス、景気サイクルの転換点を意識されたことです。

ダウ30


S&P500


Nasdaq


特にNasdaqは直近安値を下回ってしまいましたがまだ陰線はつけてないのです。
ただし今日の相場で陰線をつけることがあれば更に下値ブレイクする可能性が高そうです、そうならないといいですが。
正直連日厳しい相場で自分も今回の下落で含み損を多く抱えている状況ですがなんとかヘッジするなり損切するなりして生き残りたいかなと思います。

2018年11月17日土曜日

増収増益も仮想通貨バブル崩壊の尾を引くNVIDIA Corporation(NVDA) 2019年度3Q決算を振り返る

企業概要


エヌビディアは大手半導体メーカーで世界的なGPU(Graphics Processing Unit)のメーカーです。

同社の製品及びブランドは

PCゲーム・メインストリーム向けグラフィックボードのGeForceシリーズ
動画編集、デザイナー、ビジネスユーザー向けのQuadroシリーズ
ディープラーニングやGPGPU向けのTeslaシリーズ
自動車、モバイルゲーム、タブレット、ドローン、ロボット等、組み込み向けのTegraシリーズなどがあります。

特に今エヌビディアが注目されている理由は、従来画面の出力や3D演算など画像の演算に主に使用されていたGPUが、人工知能やそれを支える機械学習の技術であるディープラーニングなどの興隆とそれらの演算処理として並列演算に優れているGPUが使われるようになったためです。

特にNvdiaはGPUでプログラミングを可能にするコンピューティングプラットフォーム、CUDAを開発・提供しておりCUDAは使いやすさやライブラリの点で競合を大きくリードしており、発展途上の同分野ではプログラムの書き換えや最新技術の対応が容易という面でNvdiaのGPUが有利であり、そのためNvdiaのGPUが好んで使われています。

また自動運転にも積極的に取り組んでおり、トヨタ、メルセデスベンツ、アウディ、テスラ、ボルボ、フォルクスワーゲンといった自動車業界と有力パートナーと手を組んでいます。

同分野ではIntel傘下のモービルアイが業界をリードしていましたがエヌビディアが持つ高い処理能力持つ半導体と画像処理技術によって完全な自動運転ではエヌビディアがリードしてるという意見もあります。

決算内容


2019年度の第3四半期決算(2018年8月~10月)は11/15日に発表されました。


  売上高      EPS
2017 3Q   2.636B      1.33
2018 3Q実
  3.181B
     1.84
2018 3Q予
  3.24B
     1.71
(ドル)

売上高は予想を下回りましたがEPSは予想を上回りました。

セグメント情報



売上高
(3Q前年同期比)

Gaming 1,561百万ドルから1,764百万ドル +13%

Professional Visualization 239百万ドルから305百万ドル +28%

Datacenter 501百万ドルから792百万ドル +58%
  
Automotive 144百万ドルから172百万ドル +19%

OEM&IP 191百万ドルから148百万ドル -23%



仮想通貨向けのGPUの売り上げが減少してOEM&IP部門が減少していますがその他は順調に推移しています。
特にデーターセンター向けの売上高の伸びが凄まじいです。
また配当を一株当たり0.15ドルから0.16ドルに増配しています。
2020年末までに30億ドルを株主に還元する予定です。

見通し


2019年度第4四半期の見通しは以下のようになるとのことです。

・売上高は27億ドル(プラスまたはマイナス2%)

・GAAPと非GAAPの粗利益率はそれぞれ62.3%と62.5%

・GAAPおよび非GAAPベースのその他の収益および費用は、ともに約2100万ドルの収入となる見込みです。

・GAAPおよび非GAAPの税率は、個別の項目を除いて、8%、プラスまたはマイナス1%となる見込みです

株価と指標


2018/11/16時点で164.43ドルです


予想PER(コ):20.68倍
PBR:10.82倍
予想配当利回り(コ):0.29%
Nvdiaの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想


総評と感想


3Qはともかく4Qの予想で売上高が前年同期比で減収になるのが嫌気されて株価が暴落しています。
競合他社のAMDもそうですが、仮想通貨のマイニング需要でGPUの需要が逼迫し、その後増産した分が仮想通貨市場で需要が急減し過剰在庫の状態に陥っています。
またニンテンドースイッチが去年年末から今年にかけて品薄でしたが現在は落ち着いているのでその影響もあるかもしれません。
過剰在庫の問題は1、2四半期中に解消されるとのことですがそれまでは厳しい状態が続くかもしれません。
ただ機械学習や自動運転向けのプロセッサーで同社の優位性が失われた訳でなく4Qの減収は一時的な調整かなと思いますが2020年度の1Qくらいまではやや厳しい決算になるかなと思いました。
他には今年導入された米政府によるGPUを含む中国製品への追加関税の影響を受けることになるとのことです。
株価は個人的には割安だと思ますが、高値から半値近くまで調整しており苦しい相場が続きそうです。


2018年11月15日木曜日

売上増も大幅減益になった アステリア(3853) 2019年度2Q決算を振り返る

企業概要


アステリアは世界中に拠点を持ちデータベースの連携ソフトウェアのASTERIAやペーパレス化を実現するHandbook等の企業向けのソフトウェアを提供しており、最近はThis Place社を買収しデザインコンサルタントのサービスの提供を開始しています。
またグローバル展開にあたり、2018年10月にインフォテリアからアステリアに社名を変更しています。

決算内容


2019年度第2四半期決算(2018年7~9月期)は10/9日発表され以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.7-9714 171 82 674.1
  18.7-9808-25 -39-83 -4.8
(百万円)

2019年度第2四半期累計決算(2018年4~9月期)は以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.7-91,474 319219 1307.9
  18.7-91,60119 726 0.3
(百万円)

増収ですが大幅な減益でした特に2Qは赤字転落してしまいました。

セグメント情報


当社は単一セグメントですがビジネスユニット別売上収益を公表しています。

エンタープライズ

売上高

774,707千円 +4.6%

ネットサービス

売上高

142,784千円 +8.4%

デザイン

売上高

677,304千円 +13.9%

その他
6,381千円 -7.1%

主力のアステリアやHandbook、デザインサービスの収益面では好調でした。
ただ大きく減益になった理由として製品・サービス原価、アーンアウト、販管費の増加が挙げられました。



アメリカ大手携帯キャリア、T-mobile USとSprintの合併準備によりThis Place社のデザインコンサル事業に影響があった他、アーンアウトの費用もかさみました、販売管理費では人員増による人件費や事務所移転・開設のコストがかかりました。
T-mobile Usは一時的な影響とのことですが合併が一時中断した形になったあと再び交渉再開になったという話もあるので今後どうでしょうか?
アーンアウトは2Qに費用が集中するほか費用は買収した翌年度から減っていく契約になっているので今後増えることはないです。

(第二四半期連結4-9月)

(前年同期比)

見通し


特に利益面での進捗はよくないですが一時要因とのことで業績予想に変更はないです。


株価と指標


2018/11/15日時点で890円です



予想PER(コ):97.1倍
PBR:2.87倍
予想配当利回り(会):N/A

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想

総評と感想


決算説明会では業績のほかにIotやブロックチェーンへの取り組みの説明に多くの時間を割いていました。
とくにIotでは簡単に使え、本体無料を始め低価格で導入できるGravioの説明が印象的でした。


またブロックチェーンについてもZaifの不祥事等ありましたが特にブロックチェーン技術と市場の潜在性に高さから引き続き積極的に投資をしていくとのことです。
をリリースするなどややビジネス面でも具体化してきました。

ただし業績面に目を向けると特にコストが掛かった関係や成長投資の最中もありますが大幅に利益が減ってPERが株価が下落傾向にあるにも関わらず割高など現在あまり魅力的な投資先とは言えないです、特に利益の面で業績予想未達になる可能性があります。
同社のビジネスモデルや技術力は優れていると思いますが、成長投資の芽が出てきたから投資しても遅くはないかなと思いました。

2018年11月13日火曜日

iPhone不調?

BloomeBergによると
アップル関連銘柄が軒並み急落、iPhone需要低迷の兆しで

垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)を製造しているルメンタム・ホールディングスが出荷大幅に削減するように要請されたことを理由に10~12月期の業績見通しを下方修正したことでAppleや関連銘柄だけでなく全般的に株式が売られました。
iPhone XRの増産が中止されたとの報道が最近あったばかりですがそれを裏付ける形になりました。
特に高い価格やイノベーションの欠如を指摘されており消費者が価格の上昇についていけてない感があります。
日本でもBCNのスマートフォン売れ筋ランキングでは上位3機種をiPhone8が占めており最新モデルの苦境が見て取れます。
(10/29~11/4集計)

ただApple全体でみるとiPhoneXRの代わりに8が選ばれており良いことではないですがiPhoneが消費者見向きもされなくなった訳ではないので株価も今の水準からは下値は限定的かなと勝手に思ってますが、まぁサプライヤーは厳しいと思いますが。

AAPL

ルメンタム・ホールディングス



Nasdaq



2018年11月11日日曜日

Intel Corporation(INTC) 3Q(2018年7~9月)決算を振り返る

企業概要


インテルはパソコン向け半導体メーカーでその他にも、昨年自動車向け衝突防止補助システム、モービルアイを買収したりiphoneに通信モデムを提供したり自動運転や5Gをはじめ様々な分野を強化、参入しています。
特にサーバや家庭用パソコン向けのCPUが主力です。

同社のセグメントは家庭用パソコン向け半導体のClient Computing(CGC)
データセンター・サーバー向けの半導体を供給するData Center Group (DCG)
Iotソリューションを提供するInternet of Things Group (IOTG)
SSDやOptaneメモリをサーバーやクライアントPCに提供するNon-Volatile Memory Solutions Group (NSG),
FPGAを提供するProgrammable Solutions Group (PSG)
All Other(その他)
で構成されています。

3Q決算内容


18年7月~9月期の第3四半期決算(3Q)は11/25日に発表されました。


  売上高      EPS
2017 3Q   16.149B      1.01
2018 3Q実
  19.163B
     1.4
2018 3Q予
  18.11B
     1.15
(ドル)

売上高、EPSともに予想を上回りました。


セグメント情報


売上高
(前年同期比)

Client Computing(CGC) 8.9Billionから10.2Billion +16%


Data Center Group (DCG) 4.9Billionから6.1Billion +26%


Internet of Things Group (IOTG) 849millionから919million +8%

Non-Volatile Memory Solutions Group (NSG)  891millionから1.1billion +21%

Programmable Solutions Group (PSG) 469millionから496million +6%

All Other 202millionから294million


通期予想




株価と指標


2018/11/11時点で48.11ドルです。


予想PER(コ):10.50倍
PBR:3.17倍
予想配当利回り(コ):2.55%
Intelの現在の株価と指標

総評と感想


Q3は予想を上回っており、Q4も企業予想はコンサンス予想を上回っており決算、ガイダンスも良かったです。
特にデーターセンター向けの半導体が好調でした、また需要が逼迫していたメモリやストレージも好調でした。
ただしIntelは10nm半導体の製造がおくてれておりIotやコンシューマPCなどを後回しにせざる得ない状況になっています。
状況に対応するため設備投資を155億ドルと予定より15億ドル増強するなど生産体制の増強に追われていますが設備投資から生産までは時間が掛かると思われ需給が逼迫した状況は続くと思われます。
また米中の貿易戦争もリスク要因です。
質疑応答では10nmプロセスへの質問が相次ぎ2019年のホリデーシーズンまでに10nmチップを出荷する計画と回答しています。
上記のリスクはありますが株価的にはかなり割安に思います、配当もあるので長期的にみても投資するリスクは比較的少ないかなと思います。


10月の米国の雇用統計

米国労働省による10月の米国雇用統計結果は以下のようになりました。

非農業部門雇用者数
前回 11.8万人 予測 19.0万 結果 25.0万

失業率 
前回 3.7% 予測 3.7% 結果 3.7% 

平均時給
前回2.8% 予測 3.1% 結果 3.1%

前回ハリケーンの影響があった、レジャーや観光業の雇用が+4.2万人と増加するほかあらゆる分野でぼ雇用の改善が見られました。
また労働参加率62.9%と前月比+0.2%改善しており、強い経済環境から労働市場に戻ってくる人も増えています。
特に平均時給の上昇がここ来て伸びが加速しています。
強い労働環境は基本的には株式市場にはプラスですが金利上昇圧力が強まる可能性には注意ですね。
株価低迷気味ですがFRBは恐らく12月に利上げするのは確実かと思われます。

Match Group, Inc.(MTCH) 3Q(2018年7~9月)決算を振り返る

企業概要


Match Group, Inc.は2015年InterActiveCorpからスピンオフした企業で様々な出会い系サービスを提供しています。
同社190ヵ国以上42言語でサービスを提供しており、Tinder、Match、PlentyOfFish、Meetic、OkCupid、OurTime、Pairsなど需要や国に応じてさまざなサービスを提供しています。

3Q決算内容


18年7~9月期の第3四半期決算(3Q)は11/6日に発表されました。


  売上高      EPS
2017 3Q   343.418M      0.19
2018 3Q実
  443.943M
     0.39
2018 3Q予
  436.62M
     0.36

売上高、EPSともに予想を上回りました。


Tinderのサブスクリプションサービス、TinderGoldが好調でした。


Tinder以外にも様々な出会い系サービスの展開や改善を進めています。



同時に一株当たり2ドルの特別配当を宣言しました。
引き続き投資やM&Aを優先していくとのことです。


4Q見通し


売上高 440~450百万ドル
Adjusted EBITDA 165~170百万ドル

売上高予想はアナリスト予想の454.5百万ドルを下回りました。
買収を検討した競合のBumbleから企業秘密を不正に入手したとして訴訟を起こされる可能性があるほか、EUのGDPR(EU一般データ保護規則)、為替リスクなどをリスク要因として挙げられています。


株価と指標


2018/11/11時点で42,71ドルです。



予想PER(コ):24.98倍
PBR:9.97倍
予想配当利回り(コ):N/A
Match Groupの現在の株価と指標

総評と感想


決算はよかったですが売上高のガイダンスが予想を下回るなどして株価大きく下落しています。
ですが3Q決算や特別配当などポジティブな部分もありました。
また今後普通配当金の支払いが始まるかもとのことです。
目先は40ドル割るかもしれないですが、個人的には余力ができれば買ってみてもいいかなと思いました。

2018年11月8日木曜日

中間選挙上院は共和党、下院は民主党が勝利

11月6日行われたアメリカの米国中間選挙ですが結果はBBCによると
【米中間選挙】 民主党が下院を奪還、政権に打撃 トランプ氏は上院勝利を強調

下院は218議席を民主党が獲得し過半数を取得、上院は51議席を共和党が獲得し過半数を引き続き確保しました。
結果はほぼ予想通りなのでひとまず株価は上昇しています。
また下院の過半数を民主党が取得したこと、医療保険に有識者の関心が高かったことでなんらかの形でオバマケアは継続するとの予想でヘルスケア株買われています。

S&P500


ヘルスケアセレクトSPDR ETF


インフラ関連株なんかも個人的には期待できるかなと思います。

2018年11月6日火曜日

パナソニック(6752) 2Q(2018年7~9月)決算を振り返る

企業概要


パナソニックは総合家電大手でTVやエアコン、クーラーといった白物家電や近年では自動車用の車載バッテリーが注目されています。

決算内容


18年7~9月期の第2四半期決算(2Q)は10/31日に発表され以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.7-91,992,589 112,626 112,813 70,15230.1
  18.7-91,999,443 95,284 95,01456,259 24.1
(百万円)

18年4~9月期の第2四半期累計決算は以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.4-93,857,864196,551194,785 118,91151.0
  18.4-94,008,178 195,240 197,260113,619 48.7
(百万円)

2Qは売上高は微増でしたがあとは全て減益でした

セグメント利益


(前年同期比)

アプライアンス

売上高
 6441億円から6,886億円

営業利益
 277億円から226億円 -18% 

エコソリューションズ

 売上高
  3961億円から5067億円

 営業利益
   159億円から229億円

パナソニックホームズがその他セグメントからエコソリューションズに変更になっています。

コネクティッドソリューションズ

 売上高
  2825億円から2748億円 -2%

 営業利益
  243億円から294億円 +20%

オートモーティブ&インダストリアルシステムズ

 売上高
  6866億円から7358億円 +7%

 営業利益
   208億円から136億円 -34%

その他

 売上高
  1601億円から462億円

営業利益
 36億円から15億円



通期予想



全体の業績予想に変更はないですがセグメント別の業績予想について一部変更がありました。




株価と指標


2018/11/5時点で1,178.5円です。


予想PER(コ):10.94倍
PBR:1.61倍
予想配当利回り(コ):2.55%
パナソニックの現在の株価と指標

総評と個人的な感想


テレビやオーディオ事業の不調や原材料高、車載電池の工場立ち上げに対する費用増など多くの点で課題が見えた決算になりました。
車載電池はようやくテスラのモデル3の生産が軌道に乗りつつあるなどポジティブな材料もありました。
ただ個人的にはもう少し費用先行になるかなと思います。
ただ全体的に業績も低調で株価も低迷しています、バリュエーション的には割高感はないですが投資妙味は少ないと思います。



2018年11月1日木曜日

General Electric Company (GE) 3Q(2018年7~9月)決算を振り返る

企業概要


ゼネラル・エレクトリックはアメリカは代表するコングロマリット企業ですが、直近では業績不振のためDow30構成銘柄から外されるなどネガティブなニュースが多い企業です。 GEは発電機や航空機エンジン、タービン、ヘルスケア、照明などなど書ききれないくらいの多数の工業製品やそれに付帯するサービスなどを提供する企業ですが直近では事業の選択と集中を進めています。

3Q決算内容


18年7~9月期の第3四半期決算(3Q)は10/30日に発表されました。


  売上高      EPS
2017 3Q   33.472B      0.29
2018 3Q実
  29.573B
     0.14
2018 3Q予
  29.85B
     0.22

売上高、EPSともに予想を下回りました。
また電力事業の222億ドルを減損損失して最終損益が288億ドル(1株当たり2.63ドル)の赤字になりました。

セグメント利益

(前年同期比)

POWER(電力)


受注
   8,108百万ドルから6,616百万ドル -18%
 売上高
 8527百万ドルから5739百万ドル -33%
 利益
 464百万ドルから-631百万ドル


Renewable Energy(再生可能エネルギー)


 受注
  2916百万ドルから2879百万ドル -3%
 売上高
  2507百万ドルから2873百万ドル +15%
   利益
  217百万ドルから60百万ドル -72%

Aviation(航空)

 
 受注
  6742百万ドルから9128百万ドル +35%
 売上高
  6696百万ドルから7480百万ドル +12%
   利益
  1335百万ドルから1665百万ドル +25%

Oil&Gas(石油&ガス)


 受注
  5756百万ドルから5750百万ドル 
 売上高
  5311百万ドルから5670百万ドル +7%
 利益
  210百万ドルから247百万ドル +18%

Healthcare(ヘルスケア)


 受注
5070百万ドルから5090百万ドル
 売上高
  4710百万ドルから4707百万ドル
 利益
  847百万ドルから861百万ドル +2%

Transportation(交通)


   受注
  918百万ドルから1972百万ドル
 売上高
  949百万ドルから932百万ドル -2%
 利益
  141百万ドルから162百万ドル +15%

603台の機関車の注文があり大きく受注が伸びました。
また2019年のはじめにWabtec Corporationに輸送事業を売却することを見込んでいます。

Lighting(照明)


 受注
  234百万ドルから219百万ドル -6%
 売上高
  472百万ドルから385百万ドル -18%
 利益
  14百万ドルから26百万ドル +86%

GE Captial(金融)


 売上高
  2109百万ドル
 利益
  19百万ドル

現在、縮小と売却を進めておりGE Captialのほとんどを売却しており今後GE Catitalからの配当金はほとんどなくなります。

株価と指標


2018/11/1時点で10.10ドルです。



予想PER(コ):11.48倍
PBR:1.59倍
予想配当利回り(コ):4.30%
GEの現在の株価と指標

3Q総評と個人的な感想


買収した仏アルストムの電力事業やガスタービンの不具合などで大きな減損が発生してしまいました。
またGEは電力部門の立て直しのためにガスタービンとその他電力部門を分けます。
更に配当金を来年度から1株当たり0.12ドルから0.01ドルに引き下げます。
セグメント別でみると思ったほど電力部門の受注が悪くなかったり、航空機向けのエンジンが好調だったりしますが全体的に見ると最悪です、特に配当金の削減は多くの投資家を失望させるでしょう。
配当で株価持っていた部分あるのでどこまで下がるかは分かりませんし特に投資妙味もないと思います。

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