2019年6月30日日曜日

厳しい事業環境続くも予想は上回ったWalgreens Boots Alliance, Inc. (WBA) 2019年度3Q決算を振り返る

会社概要


ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは米国を中心としたドラッグストアを中心とするヘルスケアサービスを提供している会社で2014年ウォルグリーンがアライアンスブーツを買収し欧州にも事業を拡大しました。
同社のセグメントは以下の三つになります。

小売り薬局(米国)
米国のWalgreensおよびDuane Reaseブランドのドラッグストアや介護サービス、専門薬局を運営しています。
また昨年競合のRite aid社から店舗1900店を買収しています。

小売り薬局(国際)
Bootsブランド中心にイギリス、メキシコ、チリ、タイ、ノルウェー、アイルランド共和国、オランダ、リトアニアの合計8ヵ国で薬局中心の小売店を運営しています。
また独自のブランド商品やWebやモバイルサービスを通じた販売等も行っています。

製薬卸売
アライアンスヘルスケアブランドを中心に特殊医薬品、ジェネリック医薬品、健康および美容製品、在宅医療用品および器具等の卸売りおよび薬局およびその他ヘルスケアサービスを提供しています。

決算内容


2019年度の第3四半期決算(2019年3月~2019年5月)は6/27日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 4Q実   34.334B    1.53
2019 4Q実 
  34.591B
    1.47
2019 4Q予
  34.47B
    1.43
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPSともに予想を上回りましたが利益が大きく落ち込むなど厳しい状況は続いています。




セグメント情報


(3Q前年同期比)

Retail Pharmacy USA(小売薬局アメリカ)

売上高 265億ドル(前年同期比+2.3%)
調整後営業利益 13億ドル(前年同期比-13.8%)

調剤件数の増加や薬価の上昇に伴い薬局の売上が伸びましたが、処方薬のコスト削減圧力の影響やたばこを始め小売売上高の低迷、Rite Aid店舗の買収に伴う店舗最適化の影響で店舗投資、人件費の増加もあり営業利益は大きくマイナスになっています。

Retail Pharmacy International(小売薬局インターナショナル)

売上高 28億ドル(前年同期比-7.3%)
営業利益 調整後営業利益 1億6,500万ドル(前年同期比-14.9%)

売上高は主に為替の悪影響が-5.7%ありそれを除くと-1.6%です、主にイギリスのBoots UKの-1%の減少による影響を受けています。
調整後営業利益は為替の影響を除くと-10.9%でした。

また不振に伴いイギリスの200のBoots店を閉鎖する計画です。
徒歩圏内にある隣接した店舗を閉鎖し近隣の店舗への再展開を計画しています。
またこの計画に対する収益への影響は1%程度になると予想しています

Pharmaceutical Wholesale(医薬品卸売業)

売上高 59億ドル(前年同期比-1.7%)
調整後営業利益 2億6,500万ドル(前年同期比-2.6%)

為替による悪影響が-10%ありましたのでそれを除くと売上高は+8.3%でした。
主に新興市場の成長を反映しています。
調整後営業利益も為替の影響除くと+9.4%と売上高の伸びに伴って増加しましたが、調整前の営業利益はAmerisourceBergenのPharMEDiumの減損もあり持株収益の減少により前年同期の1億7,700万ドルから8,700万ドルに減少しました。

見通し


  • 2019年度の調整後EPSはほぼ横ばいの前回の見通しを維持

株価と指標


2019年6月28日時点で54.67ドルです。


予想PER(コ):9.08倍
PBR:2.01倍
予想配当利回り(コ):3.23%
Walgreens Boots Allianceの現在の株価と指標

 (コ) コンサンス予想 (会) 会社予想

総評と感想


予想は上回る決算でしたが引き続き厳しい事業環境は続いていると言えます。
ただ株価のバリューエーションは低水準ですし予想は上回った決算だったので当面は買戻されるのかなと期待しています。
今後、店舗の人件費とデジタル/開発費用への投資やBootの店舗の再展開、従来進めていたパートナーシップの推進などで業績が底打ちできるか注視したいと思います。

2019年6月29日土曜日

トランプ米大統領がHuaweiと米企業の取引を容認

日本経済新聞によると
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46772340Z20C19A6I00000/

トランプ大統領はG20後の記者会見でHuaweiの事実上の禁輸措置に対して「アメリカ製品をこれからも売ることを認めていきたい」と述べ米企業によるHuaweiへの部品販売を認める考えを示しました。

また米中貿易協議の再開や追加の対中関税見送りなどの方針も表明し週明けの相場が楽しみな内容でした。
ただ5Gを巡るHuawei排除に関しては依然不透明ですし、また米中貿易協議で何らかの合意に達するには時間がかかるかなと思いますが、それでもやや不調だった半導体株や電子部品株のリバウンドに期待したいですね。

2019年6月28日金曜日

米国のスナックバー事業が不振GENERAL MILLS, Inc.(GIS) 2019年度4Q決算を振り返る

会社概要


General Millsはアメリカの食品大手でスナックやシリアル、ヨーグルトやアイスクリーム、冷凍食品などの粉物系の包装食品を中心としたメーカーで近年はペットフードのBlue Buffaloを買収しており同分野にも参入を果たしました。

日本ではあまり馴染みのない企業ですがアイスクリームのハーゲンダッツは有名です、また日本でも展開しているコストコに行かれるような方でしたらシリアルのチュリオス等々General Millsの製品を見掛けることもあるかなと思います。

決算内容

2019年度の第4四半期決算(2019年3月~2019年5月)は6/26日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 4Q実   3.89B    0.79
2019 4Q実 
  4.162B
    0.83
2019 4Q予
  4.25B
    0.76
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

ペットフードのBlue Buffaloの買収効果もあり、前年よりは売上高は増加していますが、予想には届きませんでしたが、EPSは予想を上回りました。

通期及び4Q


買収などの効果を除くと売上は横ばいなので既存事業の成長はなかった反面、コスト削減を進めるなどしEPSは一桁の成長を達成しました。

セグメント情報

North America Retail(北米小売り)

シリアル、ヨーグルト、ミールが横ばいだった反面、米国のスナック事業が不振でした。
消費者のスナック離れやフルーツバーの生産能力が制限されていたといった要因があります。
またカナダでの事業も為替の影響などもあり逆風に晒されています。


Convenience Stores & Foodservice(コンビニエンスストア&フードサービス)

売上高は前年同期比+2%増でした。
Focus 6 platformsの代表的な商品の1桁の成長とシリアル、スナック、焼き菓子なども売上高を伸ばしました。


Europe & Australia(ヨーロッパ&オーストラリア)

売上高は前年同期比で-3%でした。
Nature Valley、Fibre One、Häagen-Dazsが好調でしたが、ヨーグルトの不調が続いています。
また営業利益は前年同期比で-20%、原料価格の上昇やイギリス向け輸入製品のコスト増が影響しました。


Asia & Latln America(アジア&ラテンアメリカ)

売上高は前値同期比で+1%でした、通年を通してみると+6%と好調ですがややQ4では売上高が鈍化しています。
スナック、Häagen-Dazs、Wanchai Ferryが好調でした。


Pet Segment(ペットセグメント)

売上高は前年同期比で+38%でした。流通強化や商品ラインナップの拡充の効果が出ています。
また販売数量の増加により営業利益も大幅増になりました。


見通し


売上高は(為替の影響を除く)+1~2%になると予想しています。
営業利益は(為替の影響を除く)+2~4%になると予想しています。
EPSは+3~5%を予想しています。
フリーキャッシュフローは税引き後純利益の95%を予想しています。

株価と指標

2019年6月27時点で52.22ドルです。


予想PER(コ):15.78倍
PBR:4.46倍
予想配当利回り(コ):3.82%
General Millsの現在の株価と指標

 (コ) コンサンス予想 (会) 会社予想

総評と感想

決算発表後米国のスナック事業の悪化などを懸念して株価が大きく売られる場面もありました。
ヨーロッパでの事業や米国のスナック事業が悪化した反面、米国のヨーグルト事業は底打ち感がみられたり、ペットフード事業は拡大しており個人的にはそこまで悪い決算では無いのかなと思っています。
ただ株価自体が年初は40ドル割れの水準からかなり上昇しておりPERも割安感は薄れてきてるのかなとは思っています。
元々投資していた株でしたが50ドル越えの水準で売却しました、ただまた安く買える局面があれば買い戻したいかなと思っています。

2019年6月23日日曜日

炭酸飲料コカ・コーラでお馴染みThe Coca-Cola Company (KO)

会社概要


The Coca-Cola Companyはコカ・コーラを始めとする飲料メーカーで200カ国以上の国で500以上のブランドを冠した3,800種類以上の炭酸・非炭酸清涼飲料を製造販売しています。
同社のブランドはコカ・コーラ以外にもダイエットコークやAdeS(いろはす)、Fanta、Sprite、ジョージアコーヒー、ミニッツメイドジュースなどを始め消費者に炭酸飲料やスポーツドリンク、果汁ジュース、水、お茶、コーヒー、乳製品など飲料を提供しています。
近年では健康志向の高まりやコーヒーショップの世界的な流行によりやや同社の炭酸飲料離れの傾向もありましたが、健康志向の製品の投入やイギリスの大手コーヒーチェーンのコスタ・コーヒーの買収を行うなど時代の変化に合わせた経営を行っています。
また投資家からはバフェット銘柄としても知られバフェット氏率いるバークシャーハサウェイが同社の筆頭株主であることは有名です。

セグメント情報


同社は国別とボトリング事業の情報を公開しています。

ボトリング事業とは

日本コカ・コーラのHPによると
https://www.cocacola.co.jp/company-information/coca-cola-system

コカ・コーラは清涼飲料(原液)の製造販売を担う工程とそれを炭酸を入れて瓶詰めするボトラーとの工程に分かれており例えば日本では下記の画像のように瓶詰めから販売をボトラー各社やその関連会社が行っていますが、例えば新興国などではこれらのインフラストラクチャー整うまでコカ・コーラが直接ボトリング事業を展開しています。


また地域別売上高ですが、2019年第1四半期決算を参考にすると北米地域の比重が高いようには思いますが、世界中で幅広くビジネスを展開しています。


業績推移



2017年は税制改革の影響で一時的に大きく利益が落ち込んだほかボトリング事業の再編や消費者のニーズの変化で売上高は年々低下していましたが買収や商品ポートフォリオの再編もあり今期は反転する見通しです。


同じく税制改革の影響もあり2017年はEPSが大きく減少しています。
ややEPSまちまちですが配当は増配を続けています。

株価と指標


2019/6/21の時点で51.55ドルです。


予想PER(コ):22.81倍
PBR:12.41倍
予想配当利回り(会):3.10%
The Coca-colaの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想(会) 会社予想


投資判断とリスク


近年やや消費者の趣向の変化に苦しんでいた部分もありましたが同社はようやく対応出来つつあると言えます。
株式的には高収益で安定したバリュー株と言えますが直近では株価も上昇しており割安感は薄れているかなとは思っています。
ただこういった銘柄をいくつか入れておけばPFも安定すると思いますし個人的にはいい投資先だとは思います。

米商務省が新たに中国5社を輸出規制対象に

ロイターによると
https://jp.reuters.com/article/usa-commerce-china-idJPKCN1TM2H1
引用
米商務省は21日、軍事用途のスーパーコンピューターを手掛ける複数の中国企業のと一つの国有機関について安全保障上懸念のある外国企業の「エンティティー・リスト(EL)」に追加したと発表した。リストに載った企業は米政府の承認がないと米国の部品を購入することができない。
とのことです。
対象となるのは
Sugon(中科曙光)
THATIC (天津海光先端技術投資有限公司)
Chengdu Haiguang Integrated Circuit(成都海光集成電路)
Chengdu Haiguang Microelectronics Technology(和成都海光微電子技術)
Wuxi Jiangnan Institute of Computing Technology(無錫江南計算技術研究所)
の5社でいずれもスーパーコンピューターの関連の企業です。

またこの中でTHATIC (天津海光先端技術投資有限公司)は米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD) と2016年から合弁事業を行っており2019年度第1四半期決算でもロイヤリティーを受け取っています。
ただしAMDは2019年にのComputexで合弁事業について問われた際、追加の技術移転については議論していないと述べており今回の追加規制が行われる前からこの事業は宙に浮いた状態になっていることから直接の影響自体は大きくないと思われます。
ただし半導体業界全体で見ると例えばスーパーコンピューターのCPU部分ではIntelやIBM、最近ではAMD、GPUでは多くがNvidiaなどが利用されるなど、多数のアメリカ企業の半導体が使われており今回の追加の輸出規制で更に半導体業界はダメージを受ける可能性が高いです。
個人的にはまだ半導体株は様子見したほうがいいと思います。

2019年6月18日火曜日

事業計画や戦略策定など企業の意思決定を支援するAnaplan, Inc. (PLAN)

会社概要


同社はSaaS型のFP&Aプラットフォーム「Anaplan」を提供する企業で、同社のプラットフォームは財務、販売、サプライチェーン、マーケティングなど各部門での計画や実績の管理を容易にし部門間で連携を高めながら計画立案・実績管理を迅速に行えるとしています。
同社のプラットフォームは中期計画、年次計画の計画業務、営業計画、供給計画、販売予測、インセンティブ報酬などを始め、あらゆる部門でのビジネス計画をサポートします。
多くのビジネス計画のサポートするため同社はAnaplan App Hubから事前に構築された独自のアプリケーションを提供するほか、ユーザー自身がコーディングの知識がなくても簡単にアプリを構築できるサービスを提供しています。
また同社のアプリケーションはクラウド上から提供されます。

セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

業績推移



(コ) コンセンサス予想

売上高は右肩上がりでなおかつ成長性も維持している反面、成長性を優先しており利益面では損失拡大が続いています。
EPSは2018年にIPOしていることもあって過去のデータがよく分からなかったため記載しませんでしたが非GAAPベースで2018年が-0.44、2019年が-0.73でした。
また配当もありません。

株価と指標


2019/6/17の時点で49.56ドルです。


予想PER(コ):N/A
PBR:20.46倍
予想配当利回り(会):N/A
Anaplanの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想(会) 会社予想


投資判断とリスク


株価上場以来、上昇し続けており割高感はあります、まぁSaaS系全般に言えることですが。
ライバルはBPM(ビジネス業績管理)やCPM・EPM(企業業績管理)やSPM(販売実績管理)などのソフトウェアを提供する企業がライバルかなと思います、ただ同社は一つのプラットフォームで全てを管理できるのでそこが同社の強みでしょうか。
上記のサービスを個々でみると結構競争は激しいので今後もしかしたらリスク要因になりうるかなと思います。
上場以来、好決算が続いていることや高い売上高成長を維持できていることから有望なSaaS株のひとつかなと思いました。



2019年6月15日土曜日

外部環境の悪化で通期予想を引き下げたBroadcom Inc. (AVGO) 2019年度2Q決算を振り返る

会社概要


ブロードコムの公式によると
ブロードコムの製品ポートフォリオは、有線インフラストラクチャ、無線通信、エンタープライズ・ストレージ、産業用の4つを主要なエンド市場として製品を提供しています。幅広い製品ポートフォリオには、セットトップ/CMTS向け、ケーブル・モデム、PON/DSL、イーサネットNIC、フィルターやアンプ、ASIC、ワイヤレス接続ソリューション、組み込み型プロセッサ、HDD/SSDコントローラ、エンタープライズSAS/SATA/ファイバ・チャネル接続、データ・センター・スイッチやルーター、光学絶縁/モーション・エンコーダ/LED、光ファイバーソリューション向け各種半導体があります。

データセンターをはじめとする通信インフラや産業機器、モバイル機器等々様々な製品やインフラにブロードコムの製品が使われています。

また直近、企業向けソフトウェアを手掛けるCA Technologiesを買収しておりソフトウェア企業としての側面もあります。

決算内容

2019年度の第2四半期決算(2019年2月~2019年4月)は6/13日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   5.017B    4.88
2019 2Q実 
  5.517B
    5.21
2019 2Q予
  5.69M
    5.18
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高は予想に届きませんでしたが、EPSは予想を上回りました。
また1株当たり2.65ドルの四半期ごとの現金配当を承認しました。

セグメント情報



収益の大半を占めるSemiconductor solutionsは、前年同期比10%減の40億8,800万ドルとなりました。
米中貿易摩擦や中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する輸出規制の影響、それらの要因で市場の不確実性が増したことにより多くのメーカーが在庫の圧縮を進めた影響を受けています。
ネットワーキング事業は引き続き好調で、ブロードバンド事業は回復がみられますが、ワイヤレスやストレージ事業で苦戦しています。

Inflastructue softwearは前年同期比216%増の約14億1300万ドルでした。
メインフレームおよび分散型ソフトウェアならびにSANスイッチング製品に対する企業需要の恩恵を受けています。

見通し

Broadcomは、非GAAPベースの通年売上高をほぼ225億ドルと予想しています。

非GAAPベースの営業利益率は52.5%と見込まれています。

2019年度には5億ドルの設備投資を予定しています。

通年の売上高を245億ドルから225億ドルに引き下げたほか、華為技術(ファーウェイ)への輸出規制や米中貿易摩擦により従来予想の年後半の需要の回復とは対照的に引き続き厳しい環境が続くと予想しています。

株価と指標

2019年6月14日時点で265.93ドルです。


予想PER(コ):10.10倍
PBR:4.76倍
予想配当利回り(コ):4.21%
Broadcomの現在の株価と指標 
 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想

通期予想の引き下げなどネガティブな要因が目立ちました、ただ同社の問題というよりは業界全体の環境の悪化の影響を受けていると思います。
他の半導体株も心配ですね。
米中貿易摩擦の緩和など外部環境に変化があれば別ですがそうでなければ個人的には短期的には半導体株はどうかなと思っています。

2019年6月13日木曜日

Tesla 株主総会でEVピックアップトラックを開発中と発表

Teslaは11日開催された年次株主総会で58:01から「Cyber​​punk」と呼ぶEVピックアップトラックについてElon氏が説明しています。
Cyber​​punkピックアップトラックは近夏に発表を予定しており、SF映画のようなクールなデザインの車と説明しています。
ほかにも自動運転やギガファクトリー、インド市場への参入等、様々な見通しについての説明がありました。

Teslaは直近の2019年Q1決算では高級モデルの販売が低調だったこともあり2020年秋ごろに販売予定している小型SUVのTesla Model Y、2020年内の発売予定の新型Tesla Roadsterに期待したいですが、当面はTesla Model 3の販売動向に一喜一憂している状況は変わらなそうです。

2019年6月8日土曜日

GoogleがLookerを買収

Googleは2019年6月6日にビジネスインテリジェンス、データアプリケーションおよび組込み分析のためのプラットフォームであるLookerを26億ドルでの買収を発表しました。
規制当局の承認が必要ですが順調に進めば2019年の後半に買収を完了し、その後LookerはGoogle Cloudに参加する予定です。
Lockerは企業のデータを収集・保管・整理・分析を行うBIプラットフォームを提供する新興企業で、Googleはこの買収後LookerとGoogle Cloudを統合を計画しています。

https://cloud.google.com/blog/topics/inside-google-cloud/expanding-our-platform-for-business-intelligence-and-embedded-analytics

また上記の話とは関係ないですが同日Googleはストリーミング経由でゲームをplayできるStadiaを11月から14ヵ国で開始すると発表しました、詳細は色んなところが記事を上げているので書きませんが4K解像度で60fps,5.1chサラウンドでゲームが楽しめ月額9.99ドルを予定しています。

Googleの親会社のAlphabetの直近の決算では売上の割合の大半を占める広告分野の売上高が鈍化していることもありCloudやサブスクリプションサービスを加速させているのかなと思いました。
Alphabetには投資しているのでこういった施策を通して広告分野以外の領域でのビジネスを拡大してほしいと個人的には思っていますが、ネット上の反応ではLockerの買収価格の高さを指摘する意見が結構ありました。
またStadiaは高いブロードバンド環境への要求やPlayできる端末に制限があること、多くのゲームが月額とは別に購入する必要がある可能性もあり反応を見ていると賛否両論と言った感じですね。


2019年6月5日水曜日

NOKIA 世界中42の通信事業者と5Gの商用契約

Nokiaによると
NokiaはT-mobile、Telia Company、Softbankなどの特定顧客を22社として世界の携帯電話事業者と42件の5G商用契約を締結したと発表しています。
ロイターによるとこれらの契約は競合のHUWAIの40社やエリクソンの19社を上回っており同社の5Gでの立場を確立しています。
また通信網の最重要部品を2社購買にしたり他社からの乗り換え等、Nokia製品を検討する顧客増えているとのことです。

ただ直近の2019年1Q決算は低調なスタートで株価もその後低調に推移しています、こうした受注の好調が決算にも表れてくれればいいですが、また次のNokiaの2019年Q2決算は7月25日を予定しています。







2019年6月2日日曜日

通信業界にもAmazonリスク?

ロイターによると
「Amazon.com Inc は、米携帯電話会社T-Mobile USとSprintからプリペイド携帯電話の無線サービスBoost Mobileを買収することに興味を示している。」
また契約により合併後のT-Mobileのネットワークを6年間使用できることも盛り込まれています。

この問題はアメリカの連邦通信委員会(FCC)が業界の寡占化を理由に長くT-mobileとSprintの合併に反対しており3社ではなく4社体制を望んでいるため、合併の条件としてBoost Mobileの売却等含めた条件を理由に合併の承認したという背景があります。
また合併には米司法省の承認も必要なため、売却によって司法省の理解も得たいという狙いもあると思います。

このニュースの影響もあって30日のNY市場では携帯電話会社のVerizon(VZ)が-4.36%の54.35ドル、AT&T(T)が-4.02%の30.58ドル、Sprint が-4.05%の6.87ドル、T-Mobile USが-3.41%の73.44ドルと軒並み下落しています。

どうなるかは分かりませんがネットワークインフラの優位は簡単には埋められないこと、またリスクオン相場に傾いていることもあり比較的ディフェンシブな銘柄のVerizonに今回投資してみました。







2019年6月1日土曜日

企業のクラウド移行の恩恵を受ける Zscaler Inc.(ZS) 2019年度3Q決算を振り返る

企業概要

Zscalerはクラウドセキュリティを提供する企業でサービスアプリケーションソフトウェアやインターネットの宛先などの外部管理アプリケーションに接続するZscaler Internet Accessソリューションや内部で管理されているアプリケーション(データセンター内でホストされているもの)とプライベートクラウドまたはパブリッククラウドのいずれかにアクセスできるように設計されたZscaler Private Accessソリューションを提供しています。

決算内容

2019年度の第3四半期決算(2019年2月~2019年4月)は5/30日に発表され以下のようになりました。

  売上高     EPS
2018 1Q実   49.163M    -0.02
2019 1Q実 
  79.128M
    0.05
2019 1Q予
  74.9M
    0.01
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS予想共に予想を上回りました。
計算済請求額は前年同期比55%増の8470万ドルでした。
繰延収益は、前年同期比69%増の2億1,150万ドルでした。
Topicとしては北京、ストックホルム、アトランタに3つの新しいデータセンターを開設したほかWebセキュリティを提供するAppsulate、Inc.を買収しました。

セグメント情報

同社は単一セグメントのため記載はありません。

見通し

2019年度第4四半期については

売上高 8,100万ドルから8,300万ドル
Non-GAAPの営業利益は0から200万ドル
Non-GAAP EPS 0.01~0.02ドル

2019年度通期

売上高 2億,9800万ドルから3億ドル
計算済請求額 3億7,900万ドルから3億8,100万ドル
Non-GAAP 営業利益 1,7百万ドルから1,9百万ドル
Non-GAAP EPS 0.16~0.18ドル

通期予想は前回の見通しから上方修正しています。

株価と指標

2019年5月31日時点で68.63ドルです。


予想PER(コ):403.71倍
PBR:29.85倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Zscalerの現在の株価と指標 
 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想

決算良かったですが決算後、株価下落しています。
なぜか分からないですがやや2019Q4の予想が前四半期比で比べると弱めということくらいでしょうか?
現在保有してないですがどこかで投資しようと思っています。

予想を下回る見通し・決算で株価暴落 Zuora, Inc. (ZUO) 2020年度1Q決算を振り返る

企業概要

ズオラは世界中で16拠点900社以上の顧客を持ち、サブスクリプション型ビジネスの決済や管理、売上計上、分析等といった機能をクラウド型のソフトウェアを通じて提供するSaaS企業です。 
同社の「ズオラ・セントラル」は見積、請求、回収、分析、収益認識までの販売管理プロセスをシングル・プラットフォームで提供します。

決算内容

2020年度の第1四半期決算(2019年2月~2019年4月)は5/30日に発表され以下のようになりました。

  売上高     EPS
2019 1Q実   51.744M    -0.32
2020 1Q実 
  64.109M
    -0.11
2020 1Q予
  64.15B
    -0.13
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高は予想を下回りましたが、EPSは予想を上回りました。
売上高は前年比+22%増、サブスクリプション収益は前年同期比で32%増加しました。
年間契約額(ACV)が100,000ドル以上の顧客は、546人の顧客、前年同期比で22%増加しました。
2019年2月1日から会計基準を変更しており総収益にわずかに影響がありました。
Topicとしてはチリの自動車販売会社や風力及び太陽エネルギーの会社等、テクノロジー以外の業界で顧客を獲得したほか、航空農業用画像処理スペシャリストTerravion、スポーツストリーミングサービスKayo Sports、職場技術会社Ricohなど、さまざまな業界にわたる新規顧客を発表しました。

セグメント情報

同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し

2020年度Q2見通し

売上高 66.0~68.0百万ドル
サブスクリプション収入 48.5~50百万ドル
営業損失(Non-GAAP) 14~15百万ドル
EPS -0.13~-0.15ドル

2020年度通期見通し

売上高 268~278.0百万ドル
サブスクリプション収入 200~206.0百万ドル
営業損失(Non-GAAP) 45~49百万ドル
EPS -0.40~-0.44ドル

2Qで売上高成長が20%を下回る予想のほか、通期の売上高とサブスクリプション収入を下方修正しています。
特に前回の2020年度通期売上高の289~293.5百万ドルの予想からは小さくない下方修正です。
要因としては人員拡大によるセールスマンの質の低下や、収益管理ソフトのREVPROと請求業務ソフトBILLINGの統合に時間が掛かっていることを逆風の要因としていました。
営業面では販売組織の再編を行うほか、ソフトウェアの統合は第3四半期末までには解決を見込んでいます。

株価と指標

2019年5月31日時点で13.99ドルです。


予想PER(コ):N/A倍
PBR:8.74倍
予想配当利回り(会):N/A%
Zouraの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想 

総評と感想

特に通期予想の下方修正が嫌気され株価大きく売られています。
同社はサブスクリプションモデルへの移行はまだ初期段階としていますが、短期的にはソフトウェアや営業面での課題の影響を受けています。
個人的にもSaas系銘柄の中では明らかに成長性が低く、利益も出てないことから株価が大きく下落しててもあまり投資妙味は少ないかなと思います。
少なくともソフトウェア統合の問題の解消を予定している2020年の3Qの決算までは同社へはあまり期待できないかなと思います。

Gamingが回復 NVIDIA Corporation(NVDA) 2020年度2Q決算を振り返る

会社概要 Nvidiaは大手半導体メーカーで世界的なGPU(Graphics Processing Unit)のメーカーです。 同社の製品及びブランドは PCゲーム・メインストリーム向けグラフィックボードのGeForceシリーズ 動画編集、デザイナー、ビジネスユー...