2019年7月31日水曜日

決算発表前の振り返りVerizon Communications Inc. (VZ)

Verizonは8月1日に2019年度の第2四半期決算を予定しています。

Verizon(VZ)銘柄情報
Verizon(VZ)前回決算

決算予想

  売上高     EPS
2018 2Q前実   32.203B      1.2
2019 2Qコ予
 32.41B
      1.2
2019 2Q会予     -                  -

Verizonの最新の決算予想数字
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
前実   前年実績    コ予 コンセンサス予想   会予 会社予想

注目ポイント

売上高は微増、EPSは横ばいを予想しています。
前回の決算ではWireline(有線部門)の売り上げがVoIPやCATV企業との競争や有料ビデオ・オンデマンドサービス、Fios VideoがNetflixなどのストリーミング配信サービスに乗り換えられてるいうこともあり前回の決算では-3.9%の減収でした。
おそらく今回の決算でもこの傾向は続くと思われます。

Wireless(無線部門)はユーザーやデータ通信料の増加もあり前回の決算では+3.7%の増収でした。
今回の決算でも同セグメントは堅調な結果が予想されています、また期待されている5Gサービスも限定的にですが導入しており5Gの今後の計画・展開や消費者からの反応なども言及があれば気になるところです。

2019年7月30日火曜日

堅調な決算だったNokia Corporation (NOK) 2019年度2Q決算を振り返る

会社概要


ノキアはフィンランドにあるネットワークインフラの構築及び開発ベンダーで世界中の通信キャリアと固定・無線インフラを構築・保守しています。 またそれらに付帯する機器やソフトウェア、技術開発、ライセンス提供を行っています。 ノキアは過去に携帯電話で世界シェア1位でしたがスマートフォンへの移行に失敗するなどして2013年携帯電話事業をMicrosoftに売却しています、その後NokiaはHMD Globalにライセンス提供をしておりHMD GlobalがNokiaブランドのスマートフォンの製品を提供しています。 2015年にはフランスの同業他社Alcatel-Lucentを買収、併合しています。 同社は5G関連として投資家に注目されており、またHuaweiやZTE一連の騒動の恩恵を得られやすいと期待されています。 NOKIAはOMX、Euronex、NYSEの証券取引所で売買できます。

決算内容


2019年度の第2四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月30日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   6.222B    0.04
2019 2Q実 
  6.491B
    0.06
2019 2Q予
  6.02B
    0.02
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPSは予想を上回りました、5Gへ設備投資の恩恵を受けました。
売上高は為替の影響を除いて前年同期比+5%でnon-IFRSで前年同期比で0.03ユーロに対し0.05ユーロでしたがIFRSの数字では-0.03ユーロでした、主に2018年の年次従業員インセンティブ、四半期配当金支払い、リストラの約9000億ユーロが影響しました。
また一株当たり0.05ユーロを四半期配当を承認しました。


セグメント情報


売上高 (2Q前年同期比)

Networks 4081百万ユーロから4393百万ユーロ +5%

ネットワーク部門の売上高は+8%でしたが為替の影響を除くと+5%です。
IPルーティング、モバイルアクセス、光ネットワークが成長しましたが固定アクセスは減少しました、主にブロードバンド・アクセスとデジタル・ホームによるものです。



Nokia Softwear 612百万から678百万ユーロ +8%

売上高は+11%増、為替の影響を除くと+8%です。
アプリケーションとコア・ネットワークの双方が好調でした。



Nokia Technologies 361百万から381百万ユーロ +4%

売上高は+6%増、為替の影響を除くと+4%です。
2018年5月にデジタルヘルス事業を売却した逆風があったものの、一時的および継続的なライセンス売上の増加を主な要因としています。



Group Common and Other 280百万ユーロから263百万ユーロ -6%

売上高は-4%増、為替の影響を除くと-4%です。
主に無線周波システムが減少したことが影響しています、またノキアのベンチャーファンド投資の利益が減少しました。



見通し


通年の19年、20年のガイダンスに変更はありません。
2019年は4Qを特に強い四半期なると予想している他、2020年も成長を見込んでいます。


株価と指標


 2019年7月29日の時点で5.65ドルです。


予想PER(コ):13.78倍
PBR:1.98倍
予想配当利回り(コ):1.97%

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


決算良かったですがキャッシュポジションに一時的な問題もありました。
ただ今後5Gのサービスの立ち上がりとともに同社は恩恵を得られそうです。
この分野では競争が激しくなっており競合他社のエリクソンは業績の見通しを下方修正したためNokiaはどうかなと思いましたが、堅調に進んでいるように見えます。
PFの一つですので今後も期待したいかなと思っています。

2019年7月29日月曜日

決算発表前の振り返りAdvanced Micro Devices, Inc.(AMD)

AMDは7月30日に2019年度の第2四半期決算を予定しています。

Advanced Micro Devices(AMD)銘柄情報
Advanced Micro Devices(AMD)前回決算

決算予想


  売上高     EPS
2018 2Q前実   1.756B          0.14
2019 2Qコ予
 1.52B
          0.08
2019 2Q会予    1.52B+-0.05B  -

AMDの最新決算予想数字
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
前実   前年実績    コ予 コンセンサス予想   会予 会社予想

注目ポイント

今回前年同期比で-10%以上の売上高の悪化を見込むなどあんまり数字自体は期待されてません、これはAMDが新しいCPU及びGPUを7月から販売している為今四半期では計上されていないことやカスタムチップを提供しているPS4やXBOXなどゲームハードがサイクル末期にあるほか米中貿易戦争で市況が悪化していることが要因です。
しかし同社は通年では売上高を一桁後半の増加を見込んでおりその為次の四半期の見通しはかなり強いものになると予想できます。
またそもそも通年のガイダンスは強気かなと思っているのでその見通しを維持するのかが注目な他、その為に新製品の販売が好調なのかも注視しておく必要があると思います。


2019年7月28日日曜日

SprintとT-mobileの合併をDOJ(米司法省)が承認

ソフトバンクグループの27日に発表したIRによると

https://group.softbank/corp/set/data/news/press/sb/2019/20190727_01/pdf/20190727_01.pdf

引用

2018年4月30日付「当社子会社スプリントのTモバイルとの合併(非子会社化)に関するお知らせ」
(以下「当初開示」)にてお知らせした、当社米国子会社であるSprint Corporation(以下「スプリント」)とT-Mobile US, Inc.(以下「Tモバイル」)が合意(以下「事業統合合意」)した、スプリントとTモバイルの全ての対価を株式とする合併による取引(以下「本取引」)に関して、2019年7月26日(米国東部時間)、米国司法省(DOJ)は、同省が提出した同意判決案の内容に服することを条件として、承認(以下「本承認」)する旨の表明をしました。本承認の表明を受け、本取引は完了に向けさらに前進しました。かかる米国司法省の措置に関連して、スプリント及びTモバイルは、本取引のクロージング及びその他の前提条件の成就を条件として、スプリントのプリペイド式ワイヤレス事業をDISH Network Corporationに売却することを合意しました。
また、同日、事業統合合意の有効期限(それまでに合併が完了しない場合、以後スプリント及びTモバイルのいずれもが事業統合合意を解除できるものとする期限)を原則として2019年11月1日まで延期(注)するための事業統合合意の変更(以下「本変更」)が下記のとおり合意されました。当初開示では、本取引のクロージングは2019年半ばまでに行われると見込んでおりましたが、本日時点において本取引のクロージングの時期は未定となりました。なお現時点において、連邦規制当局からの最終的な承認は2019年9月までに得られ、本取引のクロージングに必要なすべての規制当局の承認は2019年下半期に得られるものと見込んでおります。


また新たに参入するDishNetoworkですが、基本的には前回の記事の内容で合意しているほかDishによると2023年までに人口カバー率70%の5Gエリアの構築を目指すとのことです。
今回の合意で26日の市場では合併を予定するSprint Corporation (S)+7.39%の7.99ドル、T-Mobile US, Inc. (TMUS)+5.43%の84.25ドル、また新たに事業に参入するDISH Network Corporation (DISH)+0.87%の39.51ドル、大手2社Verizon Communications Inc. (VZ)とAT&T Inc. (T)がそれぞれ+1.28%の57.08ドルと+1.01%の34.15ドルと上昇しています。
かなり合併まで時間が掛かりましたがようやく合意出来たようです。
Dishはどうかなと思いますがSprintとT-mobileが合併した場合、大手2社のVerizonとAT&Tには同規模に近い競争相手ができるので大手2社にとってはややネガティブかなと思います。

データーセンター向けは不振だが予想は上回り通期ガイダンスの引き上げもIntel Corporation(INTC) 2019年度2Q決算を振り返る

会社概要


インテルはパソコン向け半導体メーカーでその他にも、昨年自動車向け衝突防止補助システム、モービルアイを買収したりiphoneに通信モデムを提供したり自動運転や5Gをはじめ様々な分野を強化、参入しています。 特にサーバや家庭用パソコン向けのCPUが主力です。 同社のセグメントは家庭用パソコン向け半導体のClient Computing(CGC) データセンター・サーバー向けの半導体を供給するData Center Group (DCG) Iotソリューションを提供するInternet of Things Group (IOTG) SSDやOptaneメモリをサーバーやクライアントPCに提供するNon-Volatile Memory Solutions Group (NSG), FPGAを提供するProgrammable Solutions Group (PSG) で構成されています。

決算内容


2019年度の第2四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月25日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   16.962B    1.04
2019 2Q実 
  16.505B
    1.06
2019 2Q予
  15.67B
    0.89
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りましたが、データセンター向けの半導体の不振が続き前年同期比では-3%でした、またEPSは自社株買い等もあり前年同期比ではプラスですが純利益自体は前年同期比ではマイナスになっています。
また同日Apple社に5Gモデム事業を10億ドルで売却すると発表がありました。
同社は第二四半期に、約76億ドルの営業活動による現金を生み出し、14億ドルの配当を支払い、30億ドルを使って6700万株を買い戻したとのことです。


セグメント情報


売上高 (2Q前年同期比)

Client Computing(CGC) 8.7Billionから8.8Billion +1%

引き続き供給の制約を受けましたが高価格帯の商品の販売が好調だったほか、コマーシャル分野の好調、および関税の影響を見越した顧客の購入により前年同期比で+1%でした。
またASP(販売価格)は上昇してVolumes(数量)は減少する傾向は続いています。
ただ下半期には供給の制限の解消を見こんでおり今後は流れが変化するかもしれません。


Data Center Group (DCG) 5.5Billionから5Billion -10%

特にXeonプロセッサーの中で高価格帯のモデルにニーズが集中したためASPは上昇していますが、大幅にEnterprise & Gov(企業及び官公庁向け)向けが前年同期比で減少しています。
これは主に中国からの顧客の需要の低下の影響を受けています。
また5Gからの需要もありComms SP(通信サービスプロパイダー)からの需要は前年同期比で+3%でした。
Cloud SP(クラウド企業)向けは前年が大きく成長した反動もあり今季は低調な傾向が続いています。
営業利益率の低下は10nmへの移行とロードマップへの投資の影響を受けました、またサーバー向けの10nmで製造されるIceLakeは2020年後半に量産を予定しています。



Internet of Things Group (IOTG) 880millionから986million +12%

幅広い分野で堅調に推移し、高性能プロセッサーに対する需要が増加したことにより、前年比+12%増(Wind River を除くと+23%)でした。
関税の影響を見越した顧客の需要もありました。

Mobileye 173millionから201million +16%

引き続き堅調に推移していますがやや成長率が落ちているのは気になるところです。

Non-Volatile Memory Solutions Group (NSG)  1.1 billionから940million -13%

引き続き市況の悪化の影響を受けています、直近一部で回復の兆しもあるので次の四半期でどうなるかというところでしょうか

Programmable Solutions Group (PSG) 517millionから489million -5%

クラウド企業や5Gからの需要は強かったものの市況や米中貿易戦争の影響あり年同期比で-5%でした。


見通し


2019年Q3及び通年の見通し

Q3は売上高が180億ドルで前年同期比-6%、EPSが前年同期比で-11%の1.24ドルを予想しています。
CGCとDCGは前年同期比で一桁半ばの売上高の減少を予測しています。


2019年通期の予想は売上高690億ドルから695億ドル、EPSが4.35から4.40ドルにそれぞれ上方修正されました。
CGCとDCGは前年同期比で一桁半ばの売上高の減少を予測しているのは変わりませんが、DCGはクラウドおよび通信サービスプロバイダーからの需要の改善、CGCは供給の安定をそれぞれ下半期から見込んでいます。


株価と指標


2019年7月26日の時点で51.59ドルです。


予想PER(コ):11.7倍
PBR:3.05倍
予想配当利回り(コ):2.42%
Intelの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想 

総評と感想


米中貿易戦争等の影響もあり前年同期比では売上高は減少しましたが、予想は上回りましたしガイダンスも上方修正されたのでいい決算だったと思いますが、主力セグメントのClient ComputingとData Center Groupの見通しはあまり良くないなど引き続き今年は厳しい環境が続くかなと思います。
しかし2019年のホリデーシーズンに10nmプロセスで製造されるクライアント向けプロセッサーIcelakeやデーターセンターではクラウド企業の需要の回復を見込んでいる他、IotやMobileyeは堅調に推移しており長期的には同社には投資妙味はあるかなとは思っています。

2019年7月26日金曜日

クラウドサービスやモバイル広告、新スマートフォン等が好調 Alphabet Inc. (GOOG) 2019年2Q決算を振り返る

会社概要


アルファベット(GOOG)は持株会社でGoogleの親会社です。 Googleは検索サービスGoogleやAndroid Os、Youtube、クラウドサービスなど様々なITサービスを提供しています。 AlphabetはGoogle以外にもスマートホーム(Nest)、バイオテクノロジー(Verily)、ブロードバンド(Google Fiber)、自動運転(Waymo)など様々な新興企業を保有しています。 また収益の95%以上はGoogleからによるものです。

決算内容


2019年度の第2四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月25日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   32.657B    4.54(制裁金除く11.75)
2019 2Q実 
  38.944B
    14.21
2019 2Q予
  38.17B
    11.33
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高は+19%の389億ドルでした、前年同期比では成長は鈍化していますが前期の+17%からは増加しています、これまでずっと成長率は低下していましたが今回でやや持ち直しました。
EPSは前年同期は欧州委員会から課せられた罰金もありましたが制裁金除く数字でも大幅に増加しました。
5月に発売したスマートフォンのPixel 3aの販売が好調だったほかモバイル・動画広告やグーグルクラウドの成長が寄与しました。
また250億ドルの自社株買いを設定したと発表しました。


セグメント情報


売上高 (2Q前年同期比)

Google properties revenues(Googleの収入)

23,262百万ドルから27,335百万ドル +18%

Google Network Members' properties revenues(Googleネットワークメンバーの収入)

4,825百万ドルから5,266百万ドル +9%

Google advertising revenues(Google広告収入)上記二つを足したもの

28,087百万ドルから32,601百万ドル +16%

Google other revenues(Googleその他収入)

4,425百万ドルから6,181百万ドル +40%

Google segment revenues (Googleセグメントの収入) Google advertising revenues+Google other revenues

32,512百万ドルから38,782百万ドル +19%

Other Bets revenues(その他収入)

145百万ドルから162百万ドル +12%

営業利益 (2Q前年同期比)

Google operating income(Google営業利益)

8,959百万ドルから10,388百万ドル +16%

Other Bets operating loss(その他営業利益[損失])

-732百万ドルから-989百万ドル

特にGoogle other revenuesの成長が目を引きます、YoutubeでのサブスクリプションサービスやクラウドサービスのGoogle Cloud Platform他Pixel 3など新しいハードウェアデバイスが寄与しました。
TAC(トラフィック獲得コスト)は13%増でした、またモバイル広告の増加でクリック増、単価減の傾向は続いていますが緩やかにはなっています。
直近広告事業は決算毎に成長が鈍化していましたが今回は前期からはやや持ち直しています。
またOther Bets revenuesは収益の多くをFiber and Verlyが生み出した他、自動運転のWaymoの取り組みへの言及がありました。



見通し


業績見通しはありません。

株価と指標


2019年7月25日の時点で1,132.12ドルです。


予想PER(コ):21.07倍
PBR:4.29倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Alphabetの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


予想を上回る良い決算でした。
特にGCPやYoutubeの各種施策などの効果がようやく表れてきたかなと思います、また自社株の買戻しといったボジティブなサプライズもありました。
懸念材料としては反トラスト法(独占禁止法)で米当局から監視を強化されているほかEUをはじめハイテク大手に対しての風当たりは強めなのは気になるところでしょうか。
今回の決算を受けて時間外でAlphabetの株価は大きく上昇しています、Googleは自分のPFの主力の一つなので今後も期待したいと思います。

DishNetoworkがSprintとT-mobileのワイヤレス資産取得で合意?

前回の記事の続報ですが

Blomebergによると
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-24/PV4FRS6TTDS901
引用
衛星放送サービスの米ディッシュ・ネットワークは携帯電話事業者のTモバイルUSとスプリントのワイヤレス資産を50億ドル(約5400億円)で取得することで合意した。これにより米司法省がTモバイルとスプリントの265億ドル規模の合併計画を承認する準備が整う。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

まだ確定ではないですが、ディッシュネットワークが新たな米国の通信キャリアになりそうです今回の契約ではプリペイド携帯電話の無線サービスBoost Mobileと無線帯域を合わせて50億ドルで購入すると報じられており合意の内容では3年間、資産や契約の支配権を第三者に売却・譲渡が出来ないとのことや7年間T-mobileからのローミングサービスを受けれること、また3年間サービス立ち上げや開始に伴うサポートを受けれるとのことです。

近年動画ストリーミングサービスに事業が侵食されている衛星放送のディッシュ・ネットワークがモバイル通信事業に参入したい意図は理解できますがもし参入しても他の通信キャリアの脅威になるかは個人的に懐疑的です。
ただSprintとT-mobileにとってやはり合併の効果は小さくなくもしこの合意で合併への承認が得られればSprintとT-mobileにとってはポジティブかなと思います。

2019年7月25日木曜日

新製品が好調のThe Coca-Cola Company (KO) 2019年度2Q決算を振り返る

会社概要


The Coca-Cola Companyはコカ・コーラを始めとする飲料メーカーで200カ国以上の国で500以上のブランドを冠した3,800種類以上の炭酸・非炭酸清涼飲料を製造販売しています。 同社のブランドはコカ・コーラ以外にもダイエットコークやAdeS(いろはす)、Fanta、Sprite、ジョージアコーヒー、ミニッツメイドジュースなどを始め消費者に炭酸飲料やスポーツドリンク、果汁ジュース、水、お茶、コーヒー、乳製品など飲料を提供しています。 近年では健康志向の高まりやコーヒーショップの世界的な流行によりやや同社の炭酸飲料離れの傾向もありましたが、健康志向の製品の投入やイギリスの大手コーヒーチェーンのコスタ・コーヒーの買収を行うなど時代の変化に合わせた経営を行っています。 また投資家からはバフェット銘柄としても知られバフェット氏率いるバークシャーハサウェイが同社の筆頭株主であることは有名です。

決算内容


2019年度の第2四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月23日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   8.903B    0.61
2019 2Q実 
  9.997B
    0.63
2019 2Q予
  9.84B
    0.61
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPSともに予想を上回りました、新商品や Reformした既存の商品が好調でした。
売上高は前年同期比で6%増でEPSは3%増でした、事業は好調でしたが為替の逆風で一部相殺されています。


セグメント情報


(2Q前年同期比)

EMEA(欧州・中東・アフリカ)の為替や買収の影響を除く本源的売上高はヨーロッパおよびトルコでの継続的な成長、南アフリカでの業績改善で+9%でしたが為替の影響込みだと-4%でした。

ラテンアメリカでは+7%の本源的売上高成長で為替の影響込みだと-3%でした、ブラジルの事業が好調だった反面、アルゼンチンは経済危機の影響を受けました、またメキシコの経済成長は鈍化しているため厳しい事業環境が予想されます。

北米では+3%の売上高成長でした、Non Sugar製品が好調でしたが値上げの影響で販売数量は減少しました。

アジア太平洋地域では本源的売上高は4%増加しました。インド、東南アジア、中国の新興市場で好調でした。


見通し


2019年の事業の買収や為替の影響を除いた通年の本源的売上高(non-GAAP)は+5%を予想しています。
2019年の事業の買収や為替の影響を除いた通年のEPS(non-GAAP)は2018年の2.08ドルから+-1%を予想しています。

2019年第三四半期の売上高(non-GAAP)は買収・売却、構成要素による6%の追い風と為替からの逆風-3%が予測されています。
同営業利益(非GAAP)は6%の為替逆風を予測しています。

株価と指標


2019年7月25日時点で53.78ドルです。


予想PER(コ):23.48倍
PBR:12.65倍
予想配当利回り(コ):2.94%
The Coca-Colaの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


同社は近年消費者の炭酸飲料離れの影響を受けていましたが、同社は新しい商品や既存の製品のリブランディングや事業買収によって再び成長を取り戻しつつあるといえます。
ただドル高の影響を受けており通期のEPSはほぼ横ばいの予想は変わらず現在ややPERは高めにあると個人的には思います、特に同社に投資するなら為替にも影響払う必要があるかなと思います。

2019年7月23日火曜日

SprintとT-mobileの合併が承認間近か?

CNBCによると
https://www.cnbc.com/2019/07/22/t-mobile-sprint-merger-expected-to-finalize-this-week.html

引用

  • The Department of Justice is nearing approval of T-Mobile’s merger with Sprint. An announcement could happen as soon as Wednesday, sources say.
  • As part of a deal, Dish will be propped up to better compete as a new national U.S. wireless competitor.
  • While Deutsche Telekom, the controlling owner of the combined Sprint and T-Mobile, is concerned about Dish’s competitive threat, it has decided that moving forward without Sprint is a worse outcome than helping Dish.

  • 米司法省(DOJ)はT-MobileとSprintの合併を近く承認する。情報筋によると、発表は早ければ水曜日にも行われる可能性があるという。
  • 今回の契約の一環として、Dish Networkを米国内の新たなワイヤレス企業として競争力を強化する。
  • SprintとT-Mobileの合併を進めるDeutsche Telekom(T-Mobileの親会社)はDishの競争上の脅威になると懸念しているが、Sprintとの合併なしで前進することはDishを支援するより悪い結果であると判断した。

とのことです。
記事によれば明日にも合併が承認されるだろうとの予測ですが、他の記事では木曜かもと書かれていたのでここ数日中くらいにはと思っていればいいでしょうか?
この取引によってSprintはT-mobileの合併を許可されるかわりにDishNetoworkにローミング契約やプリペイド携帯電話の無線サービスBoost Mobileの売却等が予想され、DishNetoworkを第四の通信キャリアとして米国での事業の開始を支援するとのことです。
過去にはAmazonなどからも買収の噂が立っていましたがDishNetoworkになる可能性が高いとのことでDishNetoworkは過去Sprintへの買収提案やT-mobileとの合併など噂もあり実現すれば念願のモバイル通信事業に参入できることになります、これによって同社のストリーミングサービスをモバイルネットワークを通じて直接提供するといったサービスが可能になります。
個人的にはAmazonやGoogleよりは規模や資金力の問題もありDishのほうが合併を予定するSprintやT-mobileの競争相手としては脅威になりにくいかなと思います。
ただ可能性は低いですがDishが買収後にIT大手企業に売却や合併ないし提携するといった展開もないことはないと思います。

ちなみにこれら上記の銘柄(S,TMUS,DISH)を保有もフォローもしてないですがただ持ち株のVerizon(VZ)がこの報道を受けて値を下げてしまいました、しかしもしこのディールは成立しても短期的な影響は少ないかなと思っていますし更に下げるようであれば買い増しも考えています。



2019年7月22日月曜日

決算発表前の振り返りIntel Corporation(INTC)

Intelは7/25日に2019年度の第2四半期決算を予定しています。

Intel Corporation(INTC)銘柄情報
Intel Corporation(INTC)の前回決算

決算予想


  売上高     EPS
2018 2Q前実   16.962B    1.04
2019 2Qコ予
 15.69B
    0.9
2019 2Q会予    15.6B       0.89

Intelの最新決算予想数字
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
前実   前年実績    コ予 コンセンサス予想   会予 会社予想

注目ポイント

Intelは直近プロセッサーの供給の制約や需要の減衰に悩ませられており今回の決算ではそういった影響がどれ程あるかが一つのポイントでしょうか。
特に2019年Q1ではIntelの成長を牽引してきたサーバー向けの半導体を提供するData Center Group (DCG)のセグメントが前年同期比でマイナス成長になっており今回の決算ではプラスにならないにしろどの程度の需要があるのかが気になるところです。


また前回の決算では通期ガイダンスを下方修正しており、多分今回の決算ではガイダンスの見通しに変更はないと思いますが見通しも気になるところです。
また半導体市況や供給面での制約の解消、10nmプロセスの移行など今回の決算では今後の見通しが大事かなと思っています。

2019年7月20日土曜日

Azureがやや成長鈍化するも全体的に好調だったMicrosoft Corporation(MSFT) 2019年度4Q決算を振り返る

会社概要


Microsoftはパーソナルコンピューター向けのオペレーティングシステム「Windows」を開発・提供する会社でまた普段仕事などでMicrosoftOfficeを使用されているかたも多いんではないでしょうか?
特にWindowsとOfficeのイメージが強い同社ですか近年はクラウドサービスのAzureや家庭用ゲーム機のXboxや人気ゲームのHALOシリーズ、タブレット・一体型PCのSurfaceシリーズ、検索サービスのBingなどハード、ソフト問わず幅広い製品やITサービス・ソフトウェアを提供しています。
また企業買収も積極的に行っており、近年で有名な企業だけでもスマートフォンや携帯電話を製造していたNokiaのモバイル部門やコミュニケーションツールのSkype、サンドボックスゲームのMinecraftを開発・提供していたMojang、ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubを買収しています。

同社のセグメントは

OfficeやSkype、Outlook、OnDrive等のビジネスやオフィス向けの製品やサービスを提供する
Productivity and Business Processes(生産性とビジネスプロセス)

クラウド プラットフォームのAzureやSQL Server、Windows Server、Visual Studio、System Center等のサーバー向けの製品やサービスを提供するIntelligent Cloud(インテリジェントクラウド)

WindowsOSのライセンスやそれらをSurfaceなどの搭載した製品、XboxやXbox Liveなどのゲーム機やサービス、ゲームソフトウェア、検索サービスのBingなどから構成される More Personal Computing(その他パーソナルコンピューティング)
になります。

決算内容


2019年度の第4四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月18日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 4Q実   30.085B    1.13
2019 4Q実 
  33.717B
    1.71(特別項目除く1.37)
2019 4Q予
 32.75B
    1.21
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

通期及び4Q



売上高、EPS共に予想を上回りました。
ゲーム事業以外はほぼ好調な決算内容でした。

セグメント情報


売上高
(4Q前年同期比)

Productivity and Business Processes

97億ドルから110億ドル +14%

クラウドとオンプレミス事業両方が好調でした。
Office製品はCommercialとConsumerで売上高はそれぞれ+14%と+6%をはじめ Dynamics製品は+12%、クラウドのCRMパッケージのDynamics 365が+45%とDynamic製品を牽引しました。
LinkedInの売上高は+25%でした。
同部門は通年を通して好調でした。




Intelligent Cloud

96億ドルから114億ドル +19%

Azureの売上高は+64%でした、引き続き好調ですか前期は+73%なので成長が鈍化しているかなと思います。
また引き続きSQL及びWindows Server 2008のサポート終了に伴う移行需要があったほかエンタープライズサービスの成長も寄与しました。


More Personal Computing

108億ドルから113億ドル +4%

Windows OEMの売上高は前年同期比は9%増加しました。
Windows 7のサポート終了前の駆け込み需要、短期的な貿易問題による不確実な関税の影響により企業が在庫を積み増した影響もありました。
またWindows Proが大きく増加した反面、non Proは大きく減少しており法人需要や高価格帯のモデルのニーズが大きかったと予測されます。
Windowsコマーシャル製品およびクラウドサービスの収益は+18%でした、 Surfaceが好調でした。
XboxのゲームパスやXbox LiveGoldの加入者数が順調に推移しましたが、Xboxのソフトウェアとサービスの売上高は1%減少しました。
またGamingは売上高が前年同期比で-10%でした。
ゲーム機本体の販売減少の他、サードパーティのタイトルの販売が予想下回ったことを要因として挙げています。
ゲーム機の事業はサイクル末期ですしMicrosoftは次世代Xboxを2020年冬に販売を予定しているのでこの部門は来年後半まで厳しいかなと思います。
またトラフィック獲得費用を除く検索広告収入は9%増加しました。

見通し


Microsoftは2020年第1四半期の売上高を317~324億ドルになると予想しています。
同社は、引き続き2桁の売上高成長を見込んでいます。


株価と指標


2019年7月19日の時点で136.62ドルです。


予想PER(コ):23.23倍
PBR:10.22倍
予想配当利回り(コ):1.35%
Microsoftの現在の株価と指標
 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


通年を通してほとんど決算をこぼすこともなくMicrosoftにとっては成長の年になりました。
今四半期ではIntelligent Cloudのセグメントが他のセグメントを上回り、また他のセグメントでもグラウド製品が成長を牽引していることからMicrosotはクラウド事業がメインになったと言えます。
来季も引き続きWindows7やWindows Server 2008の移行需要やAzureやクラウド製品の成長に期待できるかなと思います。
懸念としてはAzureの成長率をどの程度維持できるかとゲーム事業は引き続き悪いことが予想されます。
現在Microsoft株に投資していませんが個人的には投資妙味はありそうかなと思います。

2019年7月18日木曜日

引き続きMemory向けの弱いものロジック半導体向けが好調 ASML Holding(ASML) 2019年度2Qを振り返る

会社概要


ASMLHoldingは半導体製造装置メーカーで露光装置と呼ばれる半導体に回路を露光する装置を開発、販売、製造するメーカーです。 同社はDUVリソグラフィー、EUVリソグラフィー、ホリスティックリソグラフィーソリューションを含む3つのカテゴリーの製品を販売しています。

決算内容


2019年度の第1四半期決算(2019年4月~2019年6月)は7月17日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 2Q実   3.179B    1.59
2019 2Q実 
  2.89B
    1.27
2019 2Q予
  2.88B
    1.07
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りましたが前年同期比では減少しました。
主にメモリ市況の悪化の影響を引き続き受けています。
今後もメモリ市況は過剰在庫の解消が見られるものの引き続き弱気な見通しです、ただし半導体の7nmプロセスへの移行や5G向けの需要が増加することから弱いメモリ事業をロジック事業が補うとしています。

売上比率では先端プロセスへの移行が進んでいる結果EUVシステムが前期の4から7に増加している他、米中の貿易戦争の影響があるのかは分かりませんが中国向けの需要がやや減っています。


セグメント情報


セグメント情報はありません

見通し


2019年Q3の見通し

  • 2019年第3四半期の純売上高約30億ユーロ
  • 設置ベースの管理売上高約7億ユーロ
  • 売上総利益43%~44%
  • 研究開発コスト約4億9500万ユーロ
  • 販売管理費は約1億2,500万ユーロ
  • 約9%の推定実効税率



株価と指標


2019年7月17日の時点で217.67ドルです


予想PER(コ):23.76倍
PBR:7.11倍
予想配当利回り(コ):1.14%
ASML Holdingの現在の株価と指標
 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


全体的には半導体市況の悪化の影響は受けましたが、予想を上回る決算でした、特に半導体の先端プロセス移行の移行の恩恵を受けました。
今四半期に新たにEUVシステムを10件受注するなど今後もEUVシステムが同社の収益を牽引すると思われます。
半導体業界のEUVシステムへの移行・導入は始まったばかりですしこの分野において同社は競合はいないので今後も期待できると思いますがやや株価上昇していることもありバリュエーションは高めなのは個人的には気になる点ですね。

2019年7月16日火曜日

BroadcomはSymantecと合併協議を打ち切る

CNBCによると
https://www.cnbc.com/2019/07/15/symantec-and-broadcom-cease-deal-negotiations-sources.html

引用
Symantec and Broadcom have ceased deal negotiations, sources tell CNBC’s David Faber. The people familiar with the matter added that Symantec would not accept less than $28 a share.

情報筋がCNBCのDavid Faberに語ったところによると、SymantecとBroadcomは交渉を打ち切ったという。事情に詳しい筋によると、Symantecは28ドル以下の買収提案は受け入れないという。

CNBCによるとSymantecとBroadcomの合併協議は買収価格を理由に打ち切られたそうです、ただ一部報道ではBroadcomはまだSymantecの購入を諦めていないとも伝えられており双方が買収価格の違いで歩み寄れれば協議再開の可能性もあるそうです。
合併協議打ち切りを受けてSymantecの株は-10.68%の値下がりBroadcomの株は+1.03%上昇しました。





2019年7月15日月曜日

決算発表前の振り返りMicrosoft Corporation (MSFT)

Microsoftは7/18日に2019年度の第4四半期決算を予定しています

Microsoft Corporation(MSFT)銘柄情報
Microsoft Corporationの前回決算

決算予想


  売上高     EPS
2018 4Q前実   30.085B    1.13
2019 4Qコ予
 32.75B
    1.21
 2019 4Q会予   32.2~32.9B -

Microsoftの最新決算予想数字(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル

前実   前年実績
コ予 コンセンサス予想
会予 会社予想

注目ポイント

Microsoftはパーソナルコンピューター向けのOS、Windowsが有名ですが近年はクラウドサービスのAzureの成長が投資家からは注目を集めています。
前年同期比で比べると売上高+8%、EPS+7%と堅調な成長が期待されています。
今回の決算でもAzureが含まれるセグメントのIntelligent Cloudの成長が一番大事なポイントじゃないでしょうか。
Azureの成長率事態は段々下がっていますがそれでも2019Q3では73%と高い成長を維持しており今回の決算でも最低70%以上の成長が求められると思います。


またMicrosoftは低めの会社予想数字を出す傾向があり会社予想の32.2~32.9Bに対して32.75Bと上限に近いコンセンサス予想数字が期待されています。


2019年7月14日日曜日

米国株の決算シーズンに突入

いよいよ来週から銀行株を始め米国株の決算シーズンに突入します。

決算カレンダー
https://www.earningswhispers.com/calendar

銀行株自体は低いインフレや世界的なGDPの減速傾向それらに伴うFRBや中央銀行の利下げ観測等であまり期待されてないでしょうがどうでしょうか?
ただ株式相場自体は活況で直近でもIPOラッシュと呼べる状況がありました、ライドシェアのLyft(LYFT)やUber(UBER)、人工肉のBeyond Meat (BYND)、ビデオ会議のZoom(ZM)やビジネスチャットのSlack(WORK)等々がIPOを果たしており今回の決算で上場後1回目ないし2回目の決算なので結果次第で株価のボラティリティが上昇することが予想されます。

2019年7月12日金曜日

GENERAL MILLS 2020年度Investor Day

General Millsは7/9に行われた投資家向けイベントで2020年の重点施策と成長への取り組みを発表しました。
https://investors.generalmills.com/press-releases/press-release-details/2019/General-Mills-Details-Fiscal-2020-Priorities-at-Companys-Annual-Investor-Day/default.aspx?_ga=2.157910266.1367426068.1562929506-2132650943.1562710893

2020年の重点施策としては

  • 北米のリテール部門の改善とペット部門の業績の堅調な成長により売上高成長を加速。
  • Holistic Margin Management(投入コストの管理)およびStrategic Revenue Management(収益管理)を率先することにより、高いマージン維持。
  • 2020会計年度のレバレッジ目標である純債務調整後EBITDAの3.5倍を達成するため、現金および債務返済へを通じてレバレッジを削減する。

とのことです。
また公表された2020年度のガイダンスと2019年度の実績は以下のようになります。

2020年度ガイダンス

売上高(為替の影響を除く)は+1~2%
調整後営業利益は+2~4%
調整後EPSは+3~5%
フリーキャッシュフローは税引き後純利益の95%

を予想しています。
これは2019年Q4決算で発表された見通しからは変更はありません。


2019年度実績

国別では北米向けが半数以上を占めています。
商品別では結構均衡していると言えます。



またスナックバーやハーゲンダッツ、メキシコ料理のOld El Paso、有機食品やペットフードのBlue Buffaloを始め様々な商品や施策、国別の戦略を発表していましたがさすがに記事にまとめれそうにないのでやめます。
Investor DayのプレゼンやWebcastは下記のリンクから見れます。
https://investors.generalmills.com/events-and-presentations/default.aspx


2019年7月11日木曜日

Walgreens Boots Allianceが増配を発表

Walgreens Boots Allianceが四半期配当の増加を発表しました。


四半期配当は1株当たり0.4575ドルです。これは前回の 0.44ドルから約4%増加しています。
配当は権利落ち日が2019年8月20日で配当支払い日が2019年9月12日になります。
この増配で同社は前身のWalgreensから44年連続増配になります、凄いですね。

ただ毎年増配してるのでこの発表を好感して株価が上昇するということはないと思います。
保有銘柄の一つでなおかつ含み損なので株価の方も頑張ってほしいですね。


2019年7月8日月曜日

ビジネスチャットアプリSlackを提供するSlack Technologies, Inc. (WORK)

会社概要


Slack Technologiesは世界中150か国以上の国で60万以上の組織に利用されるビジネス向けチャットアプリSlackを提供する企業です。
同社は主に電子のメールの代用として導入されています、Slackは特徴としてグループ間でのメッセージやチャット機能、ビデオ通話やファイルアーカイブなどの機能を備えています。
Slackは他にもSNSやメール、ビジネスツールとの連携やAPIを利用して独自のニーズに合わせた設定が可能であったり、システム管理者がチャットの管理や追跡を簡単にできるといったような機能がありそれが他のSNSとの違いです。
Slackは無料で利用できるほか利用するユーザーの規模や用途に合わせて月額の課金サービスを提供しています。

セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

業績推移




(コ) コンセンサス予想

収益はかなり急成長していることが分かります、また利益の面では赤字ですが規模が拡大しても損失額は一定水準に抑えており販管費等は上手くコントロールできていると言えそうです。

株価と指標


2019/7/5の時点で35.52ドルです。


※1時間足

予想PER(コ):N/A
PBR:21.55倍
予想配当利回り(会):N/A
Slack Technologiesの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想(会) 会社予想

投資判断とリスク


上場以来やや株価軟調ですが元々1株あたりの参考価格が26ドルと現在の価格でもややプレミアがついていることダイレクトリスティング(直接上場)という形で上場したため既存の株主のロックアップ期間がないことなども株価が騰がりにくい要因かと思われます。
ただSlackはビジネスチャットアプリではマーケットリーダー的な存在ですし、全ての会社でSlackを利用するようなニーズはあると思います。
投資するならまだ上場して日が浅いのでもうちょっと様子見したいかなと個人的には思いますが、魅力的な銘柄かなとは思っています。

2019年7月5日金曜日

セキュリティソフトウェアのSymantec CorpをBroadcomが買収?

bloombergによると
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-07-02/broadcom-is-said-to-be-in-advanced-talks-to-acquire-symantec

引用
Broadcom Inc. is in advanced talks to buy cybersecurity firm Symantec Corp., according to people familiar with the matter, seeking a further expansion into the more profitable software business.

Broadcom could reach an agreement to buy the Mountain View, California-based company within weeks, said the people, who asked to not be identified because the matter isn’t public. No deal has been finalized and the talks could fall through, the people said.

関係筋によると、ブロードコムはサイバーセキュリティー会社のシマンテックを買収する交渉を進めており、より収益性の高いソフトウエア事業へのさらなる拡大を目指している。

関係者によると、Broadcomは数週間以内に同社の買収で合意する可能性があるという。交渉は決裂する可能性もある。

Broadcomがシマンテックを買収するかもとの観測ですがBroadcomは買収を繰り返して大きくなった企業なので信憑性は高いんじゃないかなと思いますが、注目されているのはBroadcomは半導体や電子部品を中心とした企業を中心に買収してきましたがここにきてCA Technologieに続いてSymantechと実現すればソフトウェア企業を相次いで買収する形になり、Broadcomの2019年度の売上高見通し225億ドルに対してSymantechの2019年度の売上高は47億ドルでしたのでCA Technologieと合わせると売上高に対するソフトウェアの割合が1/3近くになる可能性があります。


ただSymantechは近年クラウドセキュリティの新興企業等との競争激化や会計上の不正問題で米規制当局の調査を受けたり、CEOや幹部が相次いで退社するなど多くの問題を抱えています。
この報道をうけてSymantec Corporation (SYMC)は大きく買われておりBroadcom Inc. (AVGO)はやや売られています。
個人的にはSymantechを買収してもシナジーは薄いかなと思いますし買収の良し悪しは置いておいても同社の事業ポートフォリオが複雑化して業績予測は難しくなりそうかなぁと思います、まぁ続報を待ちたいと思います。




2019年7月4日木曜日

NvidiaはGeForceのNEWモデルRTX SUPERシリーズを発表

Nvidiaは2019年7月2日、GeForceのNEWモデルRTX2060SUPER、RTX2070SUPER、RTX2080SUPERを発表しました。


詳細なスペックは割愛させて頂きますが普及帯のRTX2060SUPERでは従来のRTX2060より平均で15%高速になったほか、グラフィックメモリも6GBから8GBに増加するなどかなりスペックアップしている印象を受けます。

Nvidiaのゲーミングユーザー向けの新GPUが発表がされたというニュースですがNvidiaの2020Q1決算ではマイニング需要の反動他、主にPCゲームなどで使われるグラフィックボードのGeForceシリーズの過剰在庫や低調な販売に悩まされていたことや7月7日に競合のAdvanced Micro Devicesの新しいGPUが発売されることもあり今回比較的早期にマイナーチェンジしたのかなぁと個人的には思っています。

NvidiaのGeForce RTX 2060 SUPER GPUとGeForce RTX 2070 SUPERは7月9日、GeForce RTX 2080 SUPERは7月23日に発売を予定しています。
次のNvidiaの決算に新しいGeForce RTXシリーズが寄与することを期待したいですね。

2019年7月2日火曜日

Exxon Mobil、弱い天然ガスと石油化学製品のマージン低下が原油事業を相殺するとのこと

ロイターによると
https://www.reuters.com/article/us-exxon-mobil-outlook/exxon-quarterly-profit-to-feel-pinch-of-weaker-natural-gas-chemical-earnings-idUSKCN1TW2SU?il=0

引用
The U.S. oil major said in a securities filing bit.ly/2RL5hMp it expected improved crude prices to boost second-quarter profit by $400 million to $600 million. However, natural gas NGc1 prices which have dropped to multi-year lows in the face of tepid demand, were expected to offset it by an equal measure.

米国の石油大手は、bit.ly/2RL5hMpの証券ファイリングで、原油価格の改善により第2四半期の利益が4億ドル増の6億ドルになると予想していると語った。しかし、需要が低迷している中で天然ガスの価格が数年ぶりの安値まで下落したため、それを相殺するとのこと

原油価格の上昇の恩恵をその他で帳消しにするという内容の記事ですが Exxon MobilのSecに報告されたデータをみると2019年第2四半期に原油価格の変動により第2四半期の収益に与える影響が+4~6億ドルになる。
同、天然ガスの影響が-4~6億ドル
石油化学製品の影響が-1~3億ドル
石油の精製・販売などのDownstreamから影響が+1~3億ドルと予想されています。

ちなみに天然ガスの相場変動が


WTI原油


天然ガスが年初から安値を追い続けています。
上記の影響もあり、少なくともExxon Mobilの業績回復にはしばらく辛抱が必要と思います。
またExxon Mobilの2019年第2四半期の決算は7月26日を予定しています。



Gamingが回復 NVIDIA Corporation(NVDA) 2020年度2Q決算を振り返る

会社概要 Nvidiaは大手半導体メーカーで世界的なGPU(Graphics Processing Unit)のメーカーです。 同社の製品及びブランドは PCゲーム・メインストリーム向けグラフィックボードのGeForceシリーズ 動画編集、デザイナー、ビジネスユー...