2021年9月30日木曜日

売上高はほぼ横ばいも GENERAL MILLS, Inc.(GIS) 2022年度1Q決算を振り返る

会社概要


General Millsはアメリカの食品大手でスナックやシリアル、ヨーグルトやアイスクリーム、冷凍食品などの粉物系の包装食品を中心としたメーカーで近年はペットフードのBlue Buffaloを買収しており同分野にも参入を果たしました。 日本ではあまり馴染みのない企業ですがアイスクリームのハーゲンダッツは有名です、また日本でも展開しているコストコに行かれるような方でしたらシリアルのチュリオス等々General Millsの製品を見掛けることもあるかなと思います。

決算内容


2022年度の第1四半期決算(2021年6月~2021年8月)は9月22日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2021 1Q実   4.364B   1
2022 1Q実 
   4.540B
   0.99
2022 1Q予
   4.290B
   0.89
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+4%でした。
EPSは前年同期比でほぼ横ばいでした。
前年同期はCOVID-19(新型コロナウィルス)のパンデミックと在宅での食品需要の急増の恩恵を受けていましたが今四半期でも収益は維持しました。
またTyson Foods’のペット用おやつ事業の買収やYoplaitの欧州事業の売却計画を報告しています。




セグメント情報


売上高 1Q前年同期比

North America Retail(北米小売)

売上高

 2,707百万ドルから2,638.9百万ドル -3%

営業利益

 695.4百万ドルから618百万ドル -12%

家庭内向けの食品需要が減少しました。
アメリカでのMeals &  BakingとCerealの販売が減少しました。
アメリカとカナダでのSnacksが好調でした。


Europe & Australia(ヨーロッパ&オーストラリア)

売上高

 491百万ドルから517.5百万ドル +5%

営業利益

 53.2百万ドルから45.2百万ドル -15%

Snack BarsとYogurtの販売が減少しましたがIce Creamが成長しました。
営業利益はコスト上昇と価格設定からの影響もあり減少しました。


Convenience Stores & Foodservice(コンビニエンスストア&フードサービス)

売上高

 391.6百万ドルから482.4百万ドル +23%

営業利益

 69.6百万ドルから102.4百万ドル +47%

前年同期でCOVID-19(新型コロナウィルス)のパンデミックで外食需要が減少した影響した反動がありました。


Asia & Latln America(アジア&ラテンアメリカ)

売上高

 382.7百万ドルから413.1百万ドル +8%

営業利益

 20.1百万ドルから15.4百万ドル -23%

ラテンアメリカではYokiの好調な業績に牽引されました。
アジアの売上高はハーゲンダッツのアイスクリームが牽引しました。
営業利益はコストの上昇及び販売費及び一般管理費の増加により減益となりました。


Pet Segment(ペットセグメント)

売上高

 391.7百万ドルから488百万ドル +25%

営業利益

 90.3百万ドルから115.2百万ドル +28%

Blue Buffaloの売上高の伸びと市場シェア拡大の恩恵を受けました。
キャットフードとドッグフード共に好調でした。


Joint Venture(合弁事業)

Cereal Partners Worldwide(CPW)は前年同期の好調の反動を受けました。
Haagen-Dazs Japan(HDJ)の売上高は前年同期比+5%増加しました。


見通し


2022年度通期
  • 既存事業売上高成長率 -3~-1%の範囲の上限。
  • 調整後営業利益成長率 -4~-2%の範囲の上限。
  • 調整後希薄化後1株当たり利益(EPS)-2~-flatの範囲の上限。


株価と指標


2021年9月29日時点で60.77ドルです。


予想PER(コ):16.12倍
実績PER:15.50倍
PSR:2.01倍
PBR:3.80倍
予想配当利回り(コ):3.44%
General Millsの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


今四半期は前年同期の新型COVID-19(新型コロナウィルス)のパンデミックによる外出規制からの在宅での食品需要の恩恵を受けた反動を受けましたが、ペット事業の成長などで相殺できてます。
今季は成長性にはあまり期待できないですがそれでも今のバリュエーションならとも個人的には思ったりします。

2021年9月27日月曜日

McDonald's Corporation (MCD)は四半期配当の増配を発表

Prnewswire 

McDonald'sは2021年9月23日に、以前の四半期配当から+7%の増加になる普通株式1株当たり1.38ドルの四半期配当を宣言しました。
配当は2021年12月1日の営業終了時の普通株式に記録されている株主に対して、2021年12月15日に支払われます。
また同社は合わせて停止していた、株式買戻しプログラムの再開を発表しました。

同社はCOVID-19(新型コロナウィルス)の感染拡大で飲食業界は厳しい状況下にあるなかでも上手く立ち回っている印象です。



2021年9月26日日曜日

回復傾向 General Electric Company (GE) 2021年度2Q決算を振り返る

会社概要


General Electric Companyはアメリカは代表する産業コングロマリット企業です。
創業者は白熱電球の発明で知られる(厳密に言うと違うらしいですが)発明王のトーマス・エジソン氏で1878年に現在のGeneral Electricの源流になるEdison General Electric Companyを創業しています。
General Electric(以下GE)は火力・原子力など発電機や風力や水力などの再生可能エネルギー、航空機エンジン、タービン、ヘルスケア、照明などなど書ききれないくらいの多数の工業製品やそれに付帯するサービスなどを提供する企業ですが近年は主に電力事業の悪化などもあり経営が大きく悪化しており、GEは現在事業の売却や閉鎖など選択と集中を進めています。

決算内容


2021年度の第2四半期決算(2021年4月~2021年6月)は7月27日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2020 2Q実   17.75B   -0.15
2021 2Q実 
   18.23B
   0.05
2021 2Q予
   18.13B
   0.04
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
営業利益率はすべてのセグメントで回復するなど全体的に事業が好調でした。


セグメント情報


売上高 2Q前年同期比

POWER(電力)  

    受注 
        2,827百万ドルから4,805百万ドル +67%  
    売上高 
        4,165百万ドルから4,295百万ドル +3%  
    利益 
        -50百万ドルから299百万ドル

Gas Power機器が受注を牽引しました。
ガスタービン機器の出荷は減少しましたがメンテナンスなどのサービス収益が拡大した恩恵を受けました。

Renewable Energy(再生可能エネルギー)

 受注
  2,987百万ドルから3,209百万ドル +7%
 売上高
  3,505百万ドルから4,049百万ドル +16%
   利益
  -251百万ドルから-99百万ドル 

陸上・洋上風力発電ともに受注・納入台数ともに増加しました。
米国の税額控除(PTC)が不透明な中、陸上発電のサービス収入は減少しました。

Aviation(航空)

 受注
  3,739百万ドルから5,492百万ドル +47%
 売上高
  3,893百万ドルから4,454百万ドル +14%
   利益
  5,06百万ドルから801百万ドル +58%

商用エンジンと商用サービス共に受注は回復しました。
軍需部門は好調な前年同期比やサプライチェーンの問題もあり収入は減少しました。
またCFMはIndiGoと310機の新しいエアバスA320neo、A321neo、およびA321XLR航空機のLEAP-1Aエンジン620機とサービスを提供する契約を複数年契約で締結したと報告しています。

Healthcare(ヘルスケア)

 受注
      4,246百万ドルから4,849百万ドル +14%
 売上高
  3,893百万ドルから4,454百万ドル +14%
 利益
  506百万ドルから801百万ドル +58%

ヘルスケア・システム(HCS)の受注高は、ライフ・ケア・ソリューション(LCS)の受注高が減少したものの、画像診断および超音波診断が増加したことにより、前年同期比で増加しました。
PDx(Pharmaceutical Diagnostics)事業は受注・収入共に好調でした。


GE Captial(金融)

   Capital continuing operations(継続資本)
     -573百万ドル
 discontinued operation(廃止事業)
     -568百万ドル
   GE Capital Earnings (利益)
         -1,141百万ドル

主に債務消滅費用により6億ドルの純損失を計上した影響を受けました。


見通し


2021年度通年
  • GE産業部門の売上高(Non-GAAP) 一桁台前半の増加 
  • 調整後GE産業部門の利益率 Flatから約250bpの有機的増加
  • FreeCashFlow 35億ドル~50億ドル (前回予想 25億ドル~45億ドル)
  • 1株あたりの調整後EPS(Non-GAAP) 0.15ドルから0.25ドル
航空市場は下半期への回復、国際的な再生可能エネルギー市場の拡大、ヘルスケア事業の投資と拡大を見込んでいます。

株価と指標


2021年9月24日時点で103.80ドルです。


予想PER(コ):24.6倍
実績PER:N/A倍
PSR:1.45倍
PBR:3.40倍
予想配当利回り(コ):N/A%
General Electricの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
全て事業で受注が増加するなど明るい兆しが見える決算でした。
また直近ではBKMedicalを買収するなど集中と選択から再び事業拡大や成長も目指そうとしている兆しもあります。
今回みたいな決算を出し続ければ今後株価も回復していくんじゃないかと個人的に思っています。

2021年9月25日土曜日

Salesforce.com, inc. (CRM)は2022年度の収益ガイダンスを引き上げる

Salesforceによると

2021年9月23日にSalesforceは2022年度の収益ガイダンスの引き上げと2023年度の収益ガイダンスを発表しました。

収益ガイダンス
  • 2022年度 売上高 262.5億ドル~263.5億ドル(従来予想 262億ドル~263億ドル)
  • 2023年度 売上高 316.5億ドル~318億ドル
  • 2023年度 GAAP営業利益率 3%~3.5% Non-GAAP営業利益率 20.0%

この発表を受けて同社の株価は上場来高値を更新しています。
同社は買収した企業を上手くシナジーさせながら成長していますね。




2021年9月24日金曜日

GEHealthcareは医療用超音波製品のBKMedicalを買収

GEHealthcare 

2021年9月23日にGEHealthcareは医療用用超音波イメージング製品を手掛けるBKMedicalを14億5000万ドルで買収すると発表しました。
BKMedicalは臨床医をサポートする高度な外科手術用のActive imaging製品を提供しています。
GEHealthcareはこの買収で30億ドル規模の超音波事業を診断分野から外科分野へと拡大することができるとしています。
両社は、関連する規制当局の審査を経て、2022年に取引を完了する予定です。

GEは近年、業績悪化に伴い事業を縮小・売却を進めていましたが今回の買収は同社の転換点になるかもしれません。

2021年9月23日木曜日

供給管理の影響も Broadcom Inc. (AVGO) 2021年度3Q決算を振り返る

会社概要


ブロードコムの製品ポートフォリオは、有線インフラストラクチャ、無線通信、エンタープライズ・ストレージ、産業用の4つを主要なエンド市場として製品を提供しています。幅広い製品ポートフォリオには、セットトップ/CMTS向け、ケーブル・モデム、PON/DSL、イーサネットNIC、フィルターやアンプ、ASIC、ワイヤレス接続ソリューション、組み込み型プロセッサ、HDD/SSDコントローラ、エンタープライズSAS/SATA/ファイバ・チャネル接続、データ・センター・スイッチやルーター、光学絶縁/モーション・エンコーダ/LED、光ファイバーソリューション向け各種半導体があります。
データセンターをはじめとする通信インフラや産業機器、モバイル機器等々様々な製品やインフラにブロードコムの製品が使われています。
また2018年に企業向けソフトウェアを手掛けるCA Technologiesを買収しておりソフトウェア企業としての側面もあります。

決算内容


2021年度の第3四半期決算(2021年5月~2021年7月)は9月2日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2020 3Q実   5.821B   5.4
2021 3Q実 
   6.778B
   6.96
2021 3Q予
   6.76B
   6.88
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
前年同期比で売上高は+16%、EPSは+29%それぞれ増加しました。
また前四半期と同じ3.60ドルの四半期を配当を発表しています。
クラウド、5Gインフラ、ブロードバンド、ワイヤレスの好調さの恩恵を受けました。


セグメント情報


売上高 3Q前年同期比

Semiconductor solutions

4,219百万ドルから5,021百万ドル +19%

hyper-cloudおよびサービスプロパイダーから顧客の需要は引き続き堅調でした。
また引き続きWi-Fi 6およびのWi-Fi 6Eなどのワイヤレスから需要が堅調でしたが、サーバー・ストレージ・コネクティビティ分野でエンドユーザーの需要が低迷していました。
ただしこれらの企業でも予約状況は改善がみられるとしています。


Inflastructue softwear

1,602百万ドルから1,757百万ドル +10%

第7世代ファイバーチャネルSAN製品の発売の恩恵を受けました。

見通し


2021年度第4四半期
  • 売上高 73億5000万ドル 
  • 調整後EBITDA ガイダンスの収益の61%

株価と指標


2021年9月22日時点で500.59ドルです。


予想PER(コ):16.12倍
実績PER:37.10倍
PSR:7.77倍
PBR:8.47倍
予想配当利回り(コ):2.93%
Brodcomの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
ただ他の半導体企業の比べるとやや成長性は物足りなく感じます。
しかし同社は過剰在庫を避けるため供給を調整しているとしており、また2022年度は供給可用性は良好としており今後も安定した成長は期待出来るかなと思います。

2021年9月21日火曜日

Apple Inc. (AAPL)はiPhone13シリーズを発表

Appleによると
iPhone 13とiPhone 13 mini
iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Max
iPad(第9世代)
iPad mini
Apple Watch Series 7

Appleは2021年9月14日に同社の新しいiPhoneシリーズであるiPhone 13とiPhone 13 mini、iPhone 13 ProとiPhone 13 Pro Maxを発表しました。
特徴として前モデルに続き5G通信に対応する他、より高速になったA15 Bionicに改良されたSuper Retina XDRディスプレイ、進化したカメラ性能、長いバッテリー寿命が挙げられます。



新しいiPhone 13 miniは799ドルから、iPhone13は899ドルから。


iPhone 13 Proは999ドル、iPhone 13 ProMaxは1,099ドルで4つのモデルすべてで9月24日のリリースを予定しています。

また同日、新しいiPad(第9世代)、iPad mini、Apple Watch Series 7を発表しています。

個人的には新しいiPad miniが魅力的かなと思いますが、iPhone 13は全体的にマイナーチェンジ的な印象を受けます。
ただ新しいiPhoneのセールスがどうなるかは色々な要因があると思いますので、今後の業績への寄与は気になるところです。


2021年9月19日日曜日

Auth0との統合の恩恵も Okta, Inc. (OKTA) 2022年度2Q決算を振り返る

会社概要


Oktaは主に企業などにシングルサインオン (SSO)のシステムを提供する会社です。
シングルサインオン (SSO)は一度のサインインで複数のシステムに同時にサインイン出来るようにするシステムです。
Oktaが提供するOkta Identity Cloudは上記のユーザーIDやパスワード管理を一元化して管理できるようになるシングルサインオンを提供している他、多要素認証やクラウドやオンプレのサーバーへのアクセスに対するセキュリティの強化や開発者がセキュリティを自動化・拡張が出来るAPIなどのシステムを提供しています。

決算内容


2022年度の第2四半期決算(2021年5月~2021年7月)は9月2日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2021 2Q実   200.446M   0.07
2022 2Q実 
   315.500M
   -0.11
2022 2Q予
   296.520M
   -0.35
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比+57%でEPSは赤字ですが予想は上回っています。
Okta及び買収したAuth0の製品への需要の恩恵を受けました。

指標面では

サブスクリプション収益は前年同期比+59%の3億300万ドルでした。
Remaining Performance Obligations (残存パフォーマンス義務)は前年同期比+57%の22億4000万ドルでした。
Calculated Billings(計算上請求額)は前年同期比+83%の3億6200万ドルでした。


セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し


2022年度第3四半期
  • 売上高は 325百万ドル~327百万ドル
  • Non-GAAP営業損失 -35百万ドル~-34百万ドル
  • Non-GAAP EPS -0.25~-0.24
2022年度通期
  • 売上高は 1243百万ドル~1250百万ドル(従来予想 1215百万ドル~1225百万ドル)
  • Non-GAAP営業損失 -119百万ドル~-114百万ドル(従来予想 -172百万ドル~-167百万ドル)
  • Non-GAAP EPS -0.77ドル~-0.74ドル(従来予想 -1.16ドル~-1.13ドル)


株価と指標


2021年9月17日時点で258.15ドルです。


予想PER(コ):N/A倍
実績PER:N/A倍
PSR:39.20倍
PBR:6.6倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Oktaの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
Auth0の買収後初めての決算でしたが、買収した事業の成長も決算に貢献しました。
株価はやや不安定ですが同社のビジネスは順調といえそうです。

2021年9月12日日曜日

Microsoft Corporation (MSFT)は動画編集ツールのClipchampの買収を発表

Microsoftによると 

Microsoftは9月7日に動画を作成・編集ツールのClipchampを買収したと発表しています。
Clipchampは2013年に設立されたブラウザ上で動画を作成・編集できるサービスで、従来のビデオアプリケーションに限定されていたGPU支援をWebアプリで提供しています。

また今回の買収による、具体的な買収条件は発表されていません。

今後の具体的なサービスに関する見通しは示されていないですが、WindowsやTeamsに統合されれば双方にとってメリットがありそうかなと個人的は思ったりします。

2021年9月11日土曜日

大規模な取引からの恩恵 Zscaler Inc.(ZS) 2021年度4Q決算を振り返る

会社概要


Zscalerはクラウドセキュリティを提供する企業でサービスアプリケーションソフトウェアやインターネットの宛先などの外部管理アプリケーションに接続するZscaler Internet Accessソリューションや内部で管理されているアプリケーション(データセンター内でホストされているもの)とプライベートクラウドまたはパブリッククラウドのいずれかにアクセスできるように設計されたZscaler Private Accessソリューションを提供しています。

決算内容


2021年度の第4四半期決算(2021年5月~2021年7月)は9月9日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2020 4Q実   125.88M   0.05
2021 4Q実 
   197.074M
   0.14
2021 4Q予
   186.820M
   0.09
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+57%でした。
Calculated billings(計算上請求額)は前年同期比+70%で332.2百万ドルでした
Deferred revenue(繰延収益)は前年同期比+71%の630.6百万ドルでした。
ビジネスハイライトでは大手デジタルワークフロー企業であるServiceNowとの新しい統合や米国国立標準技術研究所(NIST)の米国サイバーセキュリティセンターオブエクセレンス(NCCoE)により、新しいゼロトラストアーキテクチャプロジェクトの主要パートナーとして選ばれたことを報告しています。



セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し


2022年度第1四半期
  • 売上高 210百万ドルから212百万ドル
  • Non-GAAP 営業利益 18百万ドルから19百万ドル
  • Non-GAAP EPS 0.12

2022年度通期
  • 売上高 940百万ドルから950百万ドル 
  • 計算済請求額 1,230百万ドルから1,250百万ドル 
  • Non-GAAP 営業利益 85百万ドルから90百万ドル 
  • Non-GAAP EPS 0.52ドル~0.56ドル 

株価と指標


2021年9月10日時点で270.64ドルです。


予想PER(コ):276.16倍
実績PER:N/A倍
PSR:61.59倍
PBR:72.91倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Zscalerの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
同社はクラウドセキュリティサービスのZscaler Zero Trust Exchangeの企業への採用が加速している恩恵を受けています。
今後もCOVID-19(新型コロナウィルス)の変異株の影響でオフィスの再開を延期する動きもあり同社はその恩恵を受けるかなと個人的に思っています。

2021年9月1日水曜日

買収した企業の収益拡大 Salesforce.com, inc. (CRM) 2022年度2Q決算を振り返る

会社概要


Salesforceは顧客関係管理(以下CRM)に焦点を当てたエンタープライズクラウドコンピューティングソリューションを開発しています。
CRMとは「Customer Relationship Management」の略で主に営業情報の集約、コミュニケーション、商談状況などの情報の管理の一元化を通じて営業活動や経営戦略、マーケティングの支援し顧客生涯価値(LTV)と収益を向上させることができます。
同社はクラウドベースのCRM/顧客管理システムを始めSFA/営業支援システム、MA/マーケティングオートメーションシステムを世界15万社以上に提供しています
また同社はM&Aも積極的に行っておりBIツールを提供しているTableauやチャットツールのSlack、APIの設計・開発・管理のMuleSoftなどを始め大小関わらず多数のIT企業を買収しています。

決算内容


2021年度の第2四半期決算(2021年5月~2021年7月)は8月25日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2020 2Q実   5.15B   1.44
2021 2Q実 
   6.34B
   1.48
2021 2Q予
   6.24B
   0.92
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で+23%、EPSもやや増加しました。
サブスクリプションとサポートの収益は59億1000万ドルで、前年同期比で+22%増加しました。
プロフェッショナルサービス及びその他収益は4億3000万ドルで、前年同期比で+37%増加しました。
また同社は昨年買収したSlackの買収完了を報告しています。


セグメント情報


売上高 2Q前年同期比

製品別セグメント

Sales 1,279百万ドルから1,477百万ドル +15%

Service 1,303百万ドルから1,600百万ドル +23%

Platform and Other 1,512百万ドルから1,882百万ドル +24%

Marketing and Commerce 746百万ドルから955百万ドル +28%

地域別セグメント

Americas 3,596百万ドルから4,312百万ドル +20%

Europe 1,070百万ドルから1,416百万ドル +32%

Asia Pacific 485百万ドルから612百万ドル +26%

Tableau、MuleSoft、Slackなどの買収した事業の成長の恩恵を受けました。



見通し


2022年度第3四半期
  • 売上高  6.78億ドル~6.79億円
  • (Y/Y)成長 ~25%
  • 1株当たりのGAAP利益 -0.06ドル~-0.05ドル
  • Non-GAAPベースの1株当たり利益 0.91ドル~0.92ドル
  • 残存履行義務(Y/Y) ~22%

2022通年
  • 売上高  26.2億ドル~26.3億円
  • (Y/Y)成長 ~23% to ~24%
  • GAAP営業利益 ~1.8%
  • 非GAAP営業利益 ~18.5%
  • 1株当たりのGAAP利益 0.81ドル~0.83ドル
  • Non-GAAPベースの1株当たり利益 4.36ドル~4.38ドル
  • Operating Cash Flow Growth (Y/Y) ~14% - 15%

株価と指標


2021年8月31日時点で265.27ドルです。


予想PER(コ):106.24倍
実績PER:59.75倍
PSR:11.03倍
PBR:4.67倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Salesforceの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
同社は多数の事業を買収・統合していますが上手く各事業がシナジーしている印象です。
また今後も同社のデジタルトランスフォーメーションに対する需要からの恩恵を期待したいところです。

Blog休止と今後のお知らせ

何故か分からないですが、現在Blogger上のサイドバーが下に表示されており設定を一部変更してみましたが直らないのと、同サイト自体がスマホ用のレイアウトに対応していないことが前々から気になっておりこれを機にサイト移転を計画しています。 多少お時間頂くと思いますが、移転の際には改め...