2020年1月31日金曜日

Cloudが再加速 Microsoft Corporation(MSFT) 2020年度2Q決算を振り返る

会社概要


Microsoftはパーソナルコンピューター向けのオペレーティングシステム「Windows」を開発・提供する会社でまた普段仕事などでMicrosoftOfficeを使用されているかたも多いんではないでしょうか?
特にWindowsとOfficeのイメージが強い同社ですか近年はクラウドサービスのAzureや家庭用ゲーム機のXboxや人気ゲームのHALOシリーズ、タブレット・一体型PCのSurfaceシリーズ、検索サービスのBingなどハード、ソフト問わず幅広い製品やITサービス・ソフトウェアを提供しています。
また企業買収も積極的に行っており、近年で有名な企業だけでもスマートフォンや携帯電話を製造していたNokiaのモバイル部門やコミュニケーションツールのSkype、サンドボックスゲームのMinecraftを開発・提供していたMojang、ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubを買収しています。

決算内容


2020年度の第2四半期決算(2019年10月~2019年12月)は1月29日に発表され以下のようになりました。


    売上高    EPS
2019 2Q実   32.471B   1.1
2020 2Q実 
  36.906B
   1.51
2020 2Q予
  35.67B
   1.32
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
前年同期比で売上高・EPS共に+14%増加しました。
Cloudを始め幅広いセグメントが好調でした。
Microsoftは、2020年度第2四半期に、配当と自社株買いで、85億ドルを株主に還元しました。


セグメント情報


売上高 2Q前年同期比

Productivity and Business Processes

101億ドルから118億ドル +17%

Office Commercial products及びCloud servicesの売上高は前年同期比で+16%でした、Office365 Commercialの売上高が前年同期比で+27%で成長を牽引しました。
Dynamics製品は+14%、クラウドのCRMパッケージのDynamics 365が+42%の前年同期の売上高成長でした。
LinkedInの売上高は前年同期比で+24%でした。


Intelligent Cloud

94億ドルから119億ドル +27%

CloudServiceのAzureの売上高は前年同期比で+62%でした。
前期は+59%の前年同期比の売上高成長でしたので今四半期で再び成長が加速しています。
Azureの牽引もありServer製品およびCloudServiceの売上高は前年同期比で+30%でした。
Enterprise Servicesの売上高は前年同期比で+6%でした。


More Personal Computing

130億ドルから132億ドル +2%

Windows OEMの売上高は前年同期比で+18%でした。
Windows7サポート終了に伴いWindows 10への乗り換え需要が発生しました。
Windows Commercial productsおよびCloudServiceの売上高は前年同期比で+25%でした。
Surfaceの売上高は前年同期比で+6%でした、主に新製品が貢献しました。
トラフィック獲得コストを除く検索広告収入は+6%でした。
Gamingの売上高は前年同期比で-20%でした、次世代Xbox発売が控えており現行機の買い控えの影響を受けました。
Xboxコンテンツおよびサービスの売上高は前年同期比で-11%でした。
MinecraftおよびGame Passサブスクリプションが寄与しましたが、前年に強力なサードパーティタイトルが多数発売された反動がありました。


見通し


Microsoftは2020年第3四半期の売上高を341億ドル~349億ドルになると予想しています。
同社は、引き続き2桁の売上高成長と営業利益増を見込んでいます。


株価と指標


2020年1月30日の時点で172.78ドルです。


予想PER(コ):27.60倍
PBR:11.96倍
予想配当利回り(コ):1.18%
Microsoftの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


決算良かったです。
Azureの高い成長率や全てのセグメントが成長するなどポジティブな内容でした。
指標的には割安感はないと思いますが、これだけ決算しっかりしてれば投資妙味もまだあるかなと個人的には思います。

2020年1月29日水曜日

iPhoneの復調が目立つ Apple Inc.(AAPL)2020年度1Q決算を振り返る

会社概要


アップルはiPhoneでお馴染みのIT機器メーカーでスマートフォンやパソコン、タブレット、スマートデバイス、メディア機器を設計・開発・販売しています。 またそれらに付帯するApple storeやiTunes、Apple payなどのITサービスの提供しています。

決算内容


2020年度の第1四半期決算(2019年10月~2019年12月)は1月28日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2019 1Q実   84.31B    4.18
2020 1Q実 
  91.819B
    4.99
2020 1Q予
  88.43B
    4.54
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
前年同期比で売上高は+9%、EPSは+19%でした。
また前回と同じ普通株式1株当たり0.77ドルの配当を発表しました。



セグメント情報


1Q前年同期比

製品別カテゴリー

iPhone 51,982百万ドルから55,957百万ドル +9%
Mac 7,416百万ドルから7,160百万ドル -3%
iPad 6,729百万ドルから5,977百万ドル -12%
Wearables,Home and Accessories 7,308百万ドルから10,010百万ドル +37%
Service 10,875百万ドルから12,715百万ドル +17%

2019年度減速が続いていたiPhoneですが今四半期は前年同期比+8%と成長しています。
iPhone 11、iPhone 11 Pro、iPhone 11 Pro Maxの新しいiPhoneが貢献しました。
Macは16インチMacBook Pro、Mac Pro、Pro Display XDRなど新製品を発売しましたが昨年MacBook Air、Mac miniを発売していたこともあり前年同期比-3%でした。
iPadは昨年iPad Proを発売していた反動で今四半期では前年同期比で-12%でした。
Wearables,Home and AccessoriesはApple WatchやAirPodsが好調で前年同期比+37%でした。
Serviceは5つの地域すべてで2桁成長を達成するなど好調でした。
App StoreやPayment services、Cloud service、App Store検索広告ビジネスが成長を牽引しました。

国別セグメント

アメリカ 36,940百万ドルから41,367百万ドル +12%
ヨーロッパ 20,363百万ドルから23,273百万ドル  +14%
中華圏 13,169百万ドルから13,578百万ドル +3%
日本 6,910百万ドルから6,223百万ドル -11%
その他のアジア太平洋地域  6,928百万ドルから7,378百万ドル +6%

日本以外の全ての地域で成長しました。
特に中華圏で前年同期比でプラス成長を実現した他、アメリカやヨーロッパで2桁の成長を実現しました。


見通し


2020年度Q2

  • 売上高として630億ドルから670億ドル
  • 売上総利益率として38.0%から39.0%
  • 営業費用として96億ドルから97億ドル
  • その他の収入/(費用)として250百万ドル
  • 税率約16.5%
前年同期は580億ドルでしたので会社予想によると+9%~+12%の売上高成長を見込んでいます。

株価と指標


2020年1月28日の時点で317.69ドルです。


予想PER(コ):20.94倍
PBR:15.60倍
予想配当利回り(コ):1.00%
Appleの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想


総評と感想


決算良かったです。
Appleの最近の株価は右肩上がりですが少なくとも今回の決算は株価の上昇を裏切るようなものではなかったと思います。
現在Apple株は予想PERは20倍超えており割安感は薄れてきてはいますが、今回のような決算を続けれればまだ投資妙味はあるかなと個人的には思っています。

決算発表前の振り返りMicrosoft Corporation (MSFT)

Microsoft Corporation (MSFT)は1月29日に2020年度の第2四半期決算を予定しています。

Microsoft Corporation(MSFT)銘柄情報
Microsoft Corporationの前回決算

決算予想



      売上高     EPS
2019 2Q前実      32.471B    1.10
2020 2Qコ予 
35.67B
    1.32
2020 2Q会予
35.15~35.95B
    
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル

前実   前年実績
コ予 コンセンサス予想
会予 会社予想

Microsoft Corporation (MSFT)の最新の決算予想

注目ポイント


前年比で売上高は+10%、EPSは+20%くらいの成長が期待されています。
特にクラウドサービスのAzureの成長は一番重要かなと思います、Microsoftの2019年第4四半期のAzureの売上高成長は+64%、2020年度第1四半期は+59%と高成長を維持しています。
特に直近は米国防総省のJEDIプロジェクトを受注するなどAzureの勢いが投資家からは注目されておりQ1と同程度以上の成長は期待されてるかなと個人的には思っています。
また2020年1月にWindow7及びWindows Server 2008のサポートが終了しておりWindows OEMやOffice365への需要は期待できるかなと思います。
他には同社のノート、タブレットPCのブランドであるSurfaceの新モデルを2019年10月から発売しており収益の影響は大きくはないと思いますが成長に期待できるかなと思います。

2020年1月27日月曜日

データーセンター向けが好調 Intel Corporation(INTC) 2019年度4Q決算を振り返る

会社概要


インテルはパソコン・サーバー向けに半導体を提供するメーカーです。
他にも、自動車向け衝突防止補助システムのモービルアイの買収を始め、自動運転や5Gなどの様々な分野を強化、参入しています。 特にサーバや家庭用パソコン向けのCPUが主力です。

決算内容


2019年度の第4四半期決算(2019年10月~2019年12月)は1月23日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2018 4Q実   18.657B   1.28
2019 4Q実 
  20.209B
   1.53
2019 4Q予
  19.22B
   1.25
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
特に2019年度はデーターセンター向け半導体が苦しい時期がありましたが、今四半期ではクラウド事業者向けが好調でした。
同社は第4四半期に、約99億ドルの営業活動による現金を生み出し、14億ドルの配当を支払い、35億ドルを使って6300万株を買い戻したとのことです。
また5%の増配になる1株当たり0.33ドル(年間1.32ドル)の四半期配当を宣言しました。


セグメント情報


売上高 4Q前年同期比

Client Computing(CGC) 9.8Billionから10.0Billion +2%

PCとモデムの販売台数の増加により+2%でした。
PCは市場が堅調でした、またモデムでは高い需要がありました。
5Gスマートフォンモデムの売却と撤退もあり営業利益率は改善しています。
2019年下半期は上半期と比べて供給を増やしたとのことですが、引き続き需要が上回っており供給に制約がある状態が続いているとのことです。


Data Center Group (DCG) 6.1Billionから7.2Billion +19%

Data Center Groupeの売上高は過去最高の72億ドルで、+19%増加しました。
主に強力なクラウド需要と第2世代Xeonスケーラブル製品の継続的な採用の恩恵を受けました。
また5Gへの移行に伴って通信サービスプロバイダーからの需要も旺盛でした。
Enterprise & Gov(企業及び官公庁向け)は-7%、Comms SP(通信サービスプロパイダー)は+14%、Cloud SP(クラウド企業)は+48%でした。


Internet of Things Group (IOTG) 816millionから920Billion +13%

小売および運輸部門の好調でした。
Intel AIを搭載した製品を採用が進んでいるとのことです。

Mobileye 183millionから240million +31%

ADAS(先進運転システム)の採用が増加しました。

Non-Volatile Memory Solutions Group (NSG)  1.1billionから1.2billion +10%

売上高は増加していますが、営業利益はNAND型フラッシュメモリの価格低下もあり9600万ドルの営業損失でした。

Programmable Solutions Group (PSG) 612millionから505million -17%

ワイヤレス部門の好調でしたが、組み込み部門の不調もあり前年同期比で売上高が大きく減少しました。


見通し


2020年度Q1の見通し

  •  売上高 190億ドル 前年同期比+18%
  •  Operating Margin ~ 35% 前年同期比+7PPT
  •    EPS 1.30 前年同期比+46%
クラウドとNAND型フラッシュメモリの成長を予想しています。
またPC市場でも楽観的な見通しを示しています。



2020年度通年の見通し

  •  売上高 735億ドル 前年同期比+2%
  •  Operating Margin ~ 33% 前年同期比 Flat
  •    EPS 5.00 前年同期比+3%

通年の見通しは1Qと比べるとやや保守的な印象です、主にWindows7からのWindows10への買い替え需要が2020年度の下半期に落ち着くことを要因として挙げています。


株価と指標


2020年1月24日の時点で68.47ドルです。


予想PER(コ):14.63倍
PBR:3.82倍
予想配当利回り(コ):1.99%
Intelの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想 


総評と感想


今回決算特に良かったです。
2019年度は米中貿易戦争などでデータセンター向けの半導体が落ち込んだり、PC向けの半導体に供給の制約が発生するなど順風満帆ではなかったですが下半期から業績は回復しました。
株価は決算後上昇していますがまだバリュエーション的には割高感は無いと思います、ただ2020年度通期でみるとそこまで見通しは強くない点は注意が必要でしょうか。


2020年1月25日土曜日

Broadcom Inc. (AVGO)はApple Inc. (AAPL)にワイヤレスコンポーネントを供給する契約を締結

Reutersによると
https://www.reuters.com/article/us-broadcom-apple/broadcom-to-supply-wireless-components-to-apple-idUSKBN1ZM32H

Broadcom Inc(AVGO.O)は木曜日、Apple Inc(AAPL.O)と自社製品に使用されるワイヤレスコンポーネントの供給に関する2つの複数年契約を締​​結したと述べました。
今回の契約で今後3年半で発売予定のApple製品にBroadcomの高性能ワイヤレスコンポーネントとモジュールが使用されます。
この取引でBroadcomは収益として合計150億ドルを生み出す可能性がありますと報じられています。

現在でもApple向けの製品にBroadcomの部品は使われているので今回の契約でどの程度収益や利益の増加に貢献するかは分からないですがこのNEWSを受けてBroadcom Inc(AVGO)の株価は24日のNY市場で上昇しています。


またBroadcomは昨年RFユニットの売却先を探しているというTopicもありました。

2020年1月24日金曜日

EUVシステムの拡大から恩恵を受ける ASML Holding(ASML) 2019年度4Qを振り返る

会社概要


ASMLHoldingは半導体製造装置メーカーで露光装置と呼ばれる半導体に回路を露光する装置を開発、販売、製造するメーカーです。
同社はDUVリソグラフィー、EUVリソグラフィー、ホリスティックリソグラフィーソリューションを含む3つのカテゴリーの製品を販売しています。

決算内容


2019年度の第4四半期決算(2019年10月~2019年12月)は1月22日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2018 4Q実   3.793B   2.13
2019 4Q実 
  4.52B
   3.02
2019 4Q予
  4.19B
   2.67
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

Q4前年同期比で売上高は+28.4%成長でEPSも大きく増加しました。
また2020~2022年にかけて最大60億ユーロの自己株式取得プログラムを発表した他、2019年度の1株当たり14%の増配となる2.40ユーロ(期末配当は1.35ユーロ)の提案をしました。


通期


End UserではLogicの割合の拡大が続いており、Logicビジネスは継続的に強いです。
8台のEUVシステムの出荷が今四半期であったほか9台のEUVの注文を受注しています。
また今四半期ではArF液浸露光システムが31の出荷と大きく増加しました。

引き続きLogicの好調でMemoryが低調な状態は続いていますが、Memory市場の一部のチャネルで需要回復の兆しが見られ、メモリチップ価格の改善などポジディブな兆しも見えるとのことです。


セグメント情報


セグメント情報はありません

見通し


2020年Q1の見通し

  • 2020年第1四半期の純売上高約31~33億ユーロ
    • 予定している8つのEUVシステムの売上高が約9億5000万ユーロ
    • インストールベース管理売上高約8億5000万ユーロ
  • 売上総利益46%~47%
  • 研究開発コスト約5億5千万ユーロ
  • 販売管理コスト約1億4000万ユーロ
  • 2020年の推定年間実効税率約13%


2020年度通期では、主にEUVとInstalled Base businessに牽引されて、売上と収益性が2桁成長すると予想しています。
EUV露光装置は2020年度の出荷台数目標35台の計画を据え置いており、2021年度には45〜50台の生産を可能にするためサイクルタイムの削減に取り組んでいるとしています。

株価と指標



予想PER(コ):25.7倍
PBR:9.61倍
予想配当利回り(コ):0.79%
ASML Holdingの現在の株価と指標

 (コ) コンセンサス予想 (会) 会社予想

総評と感想


半導体市況の回復とそれに伴って設備投資の回復や半導体プロセスの微細化によるEUV露光装置の需要拡大に期待できそうです。
基本的にはいい決算だったと思いますが、2020年度Q1の見通しは良くも悪くも無難ですね、過去1年同社株は上昇しつづけていた為決算後やや出尽くし売りが出ているというところかなと個人的には思っています。

2020年1月23日木曜日

決算発表前の振り返りIntel Corporation(INTC)

Intelは1月23日に2019年度の第4四半期決算を予定しています。

Intel Corporation(INTC)銘柄情報
Intel Corporation(INTC)の前回決算

決算予想



  売上高     EPS
2018 4Q前実    18.657B    1.28
2019 4Qコ予 
  19.22B
    1.25
2019 4Q会予
19.2B
    1.24
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル

前実   前年実績
コ予 コンセンサス予想
会予 会社予想

Intel Corporation(INTC)の最新の決算予想

注目ポイント


特に2019年度上半期はデータセンター向け半導体が不振でData Center Groupのセグメントがマイナス成長でしたが、前回の2019年度Q3では前年同期比で +4%とと成長がやや持ち直しました、今回の決算でも引き続き同セグメントの回復は一つ注目ポイントかなと思います。
また家庭用コンピュータ向けなどのClient Computingセグメントは前回の2019年度Q3に供給の制約を理由に前年同期比で-5%と落ち込みました、引き続き同社の供給への制約は続いており今四半期の決算への影響が予想されますがWindows7のサポート終了に伴うパソコンの買い替え需要の期待もありますしどうなるか気になるところです。
また2020年度通期及び第1四半期のガイダンスには注意が必要と思います。





2020年1月21日火曜日

Alphabet Inc. (GOOG)は1兆ドル企業に

Googleの親会社のAlphabet Inc. (GOOG)は16日に時価総額が1兆ドルを超え、その後も株価は上昇しています。
これはアメリカのIT大手のApple Inc. (AAPL)、Microsoft Corporation (MSFT)、Amazon.com, Inc. (AMZN)に続く4社目です。

新CEOのSundar Pichai氏への期待や、やや他のハイテク大手かと比べると出遅れ感があったことが要因かなと個人的に思っています。

ただ時価総額1兆ドル越えでAlphabetはNEWSになりましたが、AppleやMicrosoftも右肩上がりの株価ですね。
さてどこまでいくんでしょうね?








2020年1月18日土曜日

CES 2020でIntel Corporation(INTC)とAdvanced Micro Devices, Inc.(AMD)は新しいプロセッサーを発表

1月7日~1月10日に米国のラスベガスで開催されたCES2020前のプレビューデーでIntelとAMDは新しいプロセッサーの発表や取り組みを紹介しました。

Intelによると

Intelは、CES 2020で「Tiger Lake」というコードネームのモバイルPC用プロセッサを発表しました。
同プロセッサーはIntelの10nm +プロセスで製造され、新しいIntel Xeグラフィックスアーキテクチャと統合され、2桁のパフォーマンス向上1、大幅なAIパフォーマンスの向上、グラフィックスパフォーマンスの大幅な飛躍、および4倍のスループットを実現し、統合された新しいThunderbolt 4を備えたUSB 3の搭載するとのことです。


また Xeベースの最初のディスクトリGPU「DG1」の開発用ボード「DG1:Software Development Vehicle」の展示も行いました。
同GPUは第1四半期から全世界のISV (Indepndent Software Vender) への出荷を開始する計画です。


またその他にIntelはNUCの「Ghost Canyon」、LenovoのTiger Lake搭載折り畳みPC、ChromebookにおけるGoogleとの協業、Mobileyeの取り組みなどの発表がありました。

AMDは
https://www.amd.com/ja/products/ryzen-processors-laptop

CES 2020で同社の新しいモバイルプロセッサーのAMD Ryzen™ 4000シリーズを発表しました。
同プロセッサーは7nmプロセステクノロジーとSocデザイン、最適化された高性能Radeon™グラフィックスを備えた画期的な「Zen 2」コアアーキテクチャ上に構築されています。AMD Ryzen Mobileプロセッサーの第3世代として、新しい4000シリーズは、超薄型およびゲーム用ラップトップに、前例のないパフォーマンスレベル、大幅な設計強化、信じられないほどの電力効率を提供しますとのことです。
2020年には主要OEMパートナーからAMD Ryzen4000シリーズモバイルプロセッサを幅広く採用されるとしています。


また64コアのHEDTプロセッサーのAMD Ryzen™ Threadripper™3990Xを2020年2月7日から世界中で購入できると発表しました。


またその他には低価格帯のモバイルプロセッサーのAMD Athlon 3000シリーズやデスクトップおよびモバイルGPUのRadeon™RX 5600シリーズを発表しました。

特に両社とも今回ノートPC向けプロセッサーの発表が中心だったかなと思います。
そのなかでも特にAMDのモバイル用Ryzen4000シリーズに対する反響がネット上の反応などを見ると大きかったように思います、ただCESで発表された各社ノートPCはIntelプロセッサーを搭載したモデルがまだまだ多いように思いました。
AMDとIntelの競争激化は近年の半導体業界の話題の一つでしたが、2020年もこの傾向は続きそうですね。

2020年1月15日水曜日

Googleは相次いで企業を買収

GoogleCloud Blogによると
https://cloud.google.com/blog/topics/inside-google-cloud/helping-businesses-create-and-extend-applications-without-coding

2020年1月14日にGoogleは、さまざまな業界の多くの企業で使用されている、コードを使用しない主要なアプリケーション開発プラットフォームであるAppSheetを買収したことを発表します。
買収条件は非公開でGoogle Cloudの副社長のAmit Zavery氏によると

「今日の競争環境におけるより高速なプロセスと自動化の需要により、より多くのビジネスアプリケーションをより高い速度と効率で構築する必要があります。ただし、多くの企業はこれらの課題に対処するためのリソースが不足しています。この買収により、企業は何百万人もの一般人開発者がプロ​​のコーディングスキルを必要とせずにアプリケーションをより簡単に作成および拡張できるようになります」 としています。

買収後はAppSheetはGoogle Cloudに統合されるとのことです。
またこの買収でAppSheetのサービスやOffice 365、Salesforce、Box、Dropbox、他のクラウドの連携やサポートは継続されるとのことです。

Googleによると
https://www.blog.google/outreach-initiatives/small-business/helping-local-businesses-showcase-products-online-pointy

2020年1月14日はアイルランドのダブリンに拠点を置き、数千の地元小売業者が商品在庫をオンライン化するのを支援してきたPointyの買収に合意したことを発表しました。買収は慣例的な買収条件に従い、数週間以内に完了する見込みだ。
この買収の条件は非公開ですが1億6300万ドルとの観測がありました。

Pointyは、商店の小さな箱をバーコードスキャナに差し込むか、PointyアプリをPOSシステムにインストールするだけで、販売した商品をGoogle検索上の自分のビジネスプロファイルの「See what’s in store(○○を見る)」セクションに直接表示するサービスを提供しています。

どちらのサービスもGoogleと関連が深いサービスで買収は理にかなっていると思います、またGoogleの今後の戦略なども加味すると特にCloud関係の新興企業を中心に買収続くのかなと個人的には思っています。





2020年1月14日火曜日

Apple Inc. (AAPL) の中国でのiPhoneの売上は12月に18%増加

Reutersによると
https://www.reuters.com/article/us-apple-china/apples-iphone-sales-in-china-up-18-in-december-government-data-idUSKBN1Z81CP

12月の中国でのApple Inc(AAPL.O)iPhone の販売は、前年比18%以上増加したと政府データが木曜日に示した。
China Academy of Information and Communications Technology (CIT) のデータからReutersが試算した数字は約320万台で前年同期の270万台からは+18%増加しています。

Appleは2019年度、特にiPhoneの中華圏での売れ行きが苦戦していましたが、もし今回のデータが事実に近い数字であれば2020年度は回復が期待できそうですかね。
Appleの2020年度第1四半期決算は2020年1月28日を予定しています。

2020年1月13日月曜日

再建中の大手産業コングロマリット General Electric Company (GE)

会社概要


General Electric Companyはアメリカは代表する産業コングロマリット企業です。
創業者は白熱電球の発明で知られる(厳密に言うと違うらしいですが)発明王のトーマス・エジソン氏で1878年に現在のGeneral Electricの源流になるEdison General Electric Companyを創業しています。
General Electric(以下GE)は火力・原子力など発電機や風力や水力などの再生可能エネルギー、航空機エンジン、タービン、ヘルスケア、照明などなど書ききれないくらいの多数の工業製品やそれに付帯するサービスなどを提供する企業ですが近年は主に電力事業の悪化などもあり経営が大きく悪化しており、GEは現在事業の売却や閉鎖など選択と集中を進めています。

セグメント情報


GEは多数の事業を有する産業コングロマリットでしたが近年は選択と集中を進めておりそれに伴って報告されるセグメントも少なくなっています。
2020年1月時点でGEの報告されるセグメントは以下のようになっています。

POWER(電力)

POWERセグメントは世界中の発電産業、政府、顧客に対して製品とサービスを提供しています。
同社は石油、ガス、石炭、ディーゼル、原子力、水を用いた電力発電システム及びそれらに使用する蒸気タービンやそれらのサポートやアップグレードなどのサービスを提供しています。
ただ現在、火力発電に使われるガス発電タービンの事業環境が悪化しており、2018年には買収したAlstomのエネルギー事業ののれん代を中心に電力事業で約222億ドルの減損を計上しており2020年現在でも立て直しを進めている状態です。

Renewable Energy(再生可能エネルギー)

Renewable Energyは陸上・洋上風力やそれらで使用されるブレード、水力、蓄電、大規模太陽光発電、送電網など製品とサービスを提供しています。
またそれらを組み合わせたハイブリッド発電や発電から送電まで行えるスマートグリッドソリューションを提供しています。

Aviation(航空)

Aviationは商業用、軍事用、ビジネス用、一般の航空用などのジェットエンジン及びターボプロップエンジンやコンポーネント、アビオニクス、電力、機械システムなどの製品やサービスを提供しています。
同分野は近年旅客機などの航空機需要からの恩恵を受けていましたが、直近ではBoeing737 MAX問題の影響や更に新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で航空機需要の大幅な減少の影響を受けています。

Healthcare(ヘルスケア)

Healthcareは医療イメージング、デジタル・ソリューション、患者モニタリングと診断、創薬等の医療技術を提供しています。
同部門は分離上場を予定しています。

GE Captial(金融)

GE CaptialはGEの金融サービス部門です。
航空機、エンジン、ヘリコプターを対象とする、幅広いリースおよびファイナンスオプションを提供するAviation Financeと電力、再生可能エネルギー、石油・ガスのインフラを対象とした世界最高クラスの引受・構築能力を提供し、高まる需要と持続可能性のニーズに対応するEnergy Financeの2部門があります。
GEは同部門の縮小・売却・廃止に取り組んでいます。

またGE Captialを廃止、Healthcareを分離上場を予定している他、過去には石油やガスの探査や採掘に使われる製品やサービスを提供していたBaker Hughesの株式を売却したり、創業であるLighting(照明)事業、鉄道車両を製造していたTransportation(交通)事業を売却しているため事業セグメントはかなり縮小しました。

業績推移



売上高は事業売却もあり減少傾向です、利益面では2018年度に電力事業で288億ドルの減損が発生した為、大きくマイナスになっています。
ただそれを除いても電力事業の不振やGE Captialの残りの事業の損失や負債、事業の売却、COVID-19(新型コロナウィルス)の影響もあり厳しい状況が続いています。


EPSも利益に連動して不安定です。
配当は2018年度に企業の立て直しを優先するために半減し2019年度には0.04ドルとほぼ無配水準まで減配しています

決算情報


2020年度第2四半期
2020年度第1四半期
2019年度第4四半期
2019年度第3四半期
2019年度第2四半期
2019年度第1四半期
2018年度第4四半期

株価と指標


2020年10月10日の時点で6.84ドルです。


予想PER(コ):18.05倍
実績PER:18.00倍
PSR:0.68倍
PBR:1.78倍
予想配当利回り(コ):0.60%
General Electricの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


GEは現在事業の再編に取り組みながら、電力事業の立て直しに取り組んでいますが再建中にCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響で特に航空事業の業績も悪化するなどなかなか厳しい状況が続いています。
株価は巨額の損失を出した2018年には一時期6ドル台まで下落した後12ドルまで回復し、COVID-19(新型コロナウィルス)の影響もあり5ドル台まで下落するなど高ボラティリティが続いています。
事業再編中で見通しも不透明なこともあり個人的には同社株はあまりおすすめ投資先ではないですが、ラリーカルプCEOの手腕には注目したいところです。

2020年1月12日日曜日

Accenture plc (ACN)はBroadcom Inc. (AVGO)からサイバーセキュリティサービス事業を買収

Accentureによると
https://newsroom.accenture.com/news/accenture-to-acquire-symantecs-cyber-security-services-business-from-broadcom.htm

2020年1月7日–Accenture(NYSE:ACN)は、Symantecのサイバーセキュリィティサービス事業をBroadcom、Inc.(NASDAQ:AVGO)から買収することに同意しました。
買収条件は明らかにされていません。

この買収により、アクセンチュアセキュリティはマネージドセキュリティサービスの主要プロバイダーの1つとなり、企業がサイバー脅威を迅速に予測、検出、対応できるよう支援する能力がさらに強化されるとしています。

この買収は、2020年3月に完了する予定です。

Broadcomが買収したSymantecのエンタープライズセキュリティ事業の中のサイバーセキュリィティサービス事業をAccentureに売却するという内容です。
Broadcomは2020年度業績見通しでエンタープライズセキュリティ事業の貢献を18億ドルと2019年度Q4決算で予想しておりこの買収における業績見通しへの影響が気になるところです。
ちなみにWilliam Blairのアナリスト、Maggie Nolan氏は同分野の年間収益を約2億3500万ドルと見積もっています。


2020年1月10日金曜日

Boots社の事業に逆風続く Walgreens Boots Alliance, Inc. (WBA) 2020年度1Q決算を振り返る

会社概要


Walgreens Boots Allianceは米国を中心としたドラッグストアを中心とするヘルスケアサービスを提供している会社で2014年ウォルグリーンがアライアンスブーツを買収し欧州にも事業を拡大しました。
同社は薬局、ドラッグストア、製薬卸売などの事業を米国を中心に世界中で展開しています。

決算内容


2020年度の第1四半期決算(2019年9月~2019年11月)は1月8日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2019 1Q実   33.793B   1.46
2020 1Q実 
  34.339B
   1.37
2020 1Q予
  34.6B
   1.41
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を下回りました。
前年同期比では売上高は微増でしたが、EPSはGAAPで-19.8%、Non-GAAPで-6%とそれぞれ減少しました。
特に英国のBoot社の厳しい事業環境やコスト改革マネジメントプログラムにおけるコスト増加の影響を受けています。


セグメント情報


1Q前年同期比

Retail Pharmacy USA(小売薬局アメリカ)

売上高 261億ドル(前年同期比+1.6%)
調整後営業利益 16.2億ドル(前年同期比-16.2%)

薬局事業はブランドのインフレや処方量の増加、および専門薬局の成長もあり売上高は+2.5%でしたが、小売売上高は前年同期比-2.2%でした。
主に店舗最適化の影響や電子タバコの販売を終了の影響を受けています。
また電子タバコの販売終了は今後の四半期にも少なくない影響を与えるとのことです。
また営業利益は前年同期の償還圧力の反動を受けています。

Retail Pharmacy International(小売薬局インターナショナル)

売上高 27億ドル(前年同期比-5.4%)
営業利益 調整後営業利益 7,900万ドル(前年同期比-40.5%)

為替の影響が-2.7%ありそれを除くと-2.7%の売上高減でした、英国Boot社の厳しい事業環境とチリの情勢悪化で売上高の減少した影響を受けました。

Pharmaceutical Wholesale(医薬品卸売業)

売上高 60億ドル(前年同期比+5.2%)
調整後営業利益 2億2,900万ドル(前年同期比+4.1%)

為替の影響を除く売上高は、新興市場と英国に牽引されて+8.3%でした。
また営業利益の面ではAmerisourceBergenの収益が貢献もあり前年同期比で+4.1%でした。
またMcKessonとWalgreens Boots Allianceはドイツで医薬品卸売事業の合併で合意したとを発表しました。

見通し

  • 2020年度の調整後EPSはFlat
  • コスト改革マネジメントプログラム 
    • 22年までに年間18億ドル以上のコスト削減目標
前回の見通しを維持しています。

株価と指標


2020年1月9日時点で54.68ドルです。


予想PER(コ):8.92倍
PBR:2.00倍
予想配当利回り(コ):3.10%
Walgreens Boots Allianceの現在の株価と指標

 (コ) コンサンス予想 (会) 会社予想


総評と感想


予想を下回る決算で株価下落しています。
特に国際小売薬局事業の継続的な逆風や電子タバコの販売終了による米国の小売事業への影響などは今後も続くと思われす。
ただバリューエーション面では割高感はないことや配当も3%以上あることもあり、市況からの影響はあると思いますが個人的には現在の株価は妥当な水準かなと思います。
ただ同社の事業環境は厳しい状態が続いています。

2020年1月6日月曜日

Tesla, Inc. (TSLA)は2019年度Q4の車両の配送台数が10万台を超えたと発表

Teslaは2020年1月3日に2019年の第4四半期の車両のおよび出荷台数を発表しました。
https://ir.tesla.com/news-releases/news-release-details/tesla-q4-2019-vehicle-production-deliveries

Teslaによると第4四半期に、104,891台の生産と112,000台の配達を達成したとのことです。
また2019年には、約367,500台の車両を納入しました。

モデル毎の記録
製造配送リース会計の対象
モデルS / X17,93319,45014%
モデル386,95892,5507%
合計104,819112,0008                     %

製造、配送ともに10万台の大台を突破しました。
2019年にTeslaは約367,500台の車両を納入し、前年比で+50%増加した他、ガイダンスの36万台以上の納入を達成しました。
また12月下旬に稼働したGigafactory Shanghaiは既に1000台弱の販売可能な車を製造し、バッテリーパックを除く週3000台以上の生産能力を実証したと報告しています。

今回の発表や前回の決算で黒字化したこともあり、Teslaの株価は上昇して上場来高値を突破しています。
ただ個人的には投機的な動きかなと思います、しかし株価はさておきTeslaはビジネス的には順調といえそうです。




2020年1月5日日曜日

Exxon Mobil Corporation (XOM) 2019年度Q4は石油化学製品と石油精製部門は低調な見通し

Exxon MobilのSECに報告されたデータをみると
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/34088/000003408820000004/f8k4q991.htm

2019年度第3四半期から2019年度第4四半期の収益に与える影響を

原油 -1億ドルから+1億ドル
天然ガス -1億ドルから+1億ドル
石油化学製品 -5億ドルから-3億ドル
石油の精製・販売(Downstream)  -8億から-6億ドル

2019年度第3四半期の収益(US GAAP)でUpstreamで22億ドル、Downstream 12億ドル、Chemical 2億ドルなので予想によるとDownstreamの大幅な減益とChemicalセグメントからの損失を予想しています。
またノルウェーの事業売却から34億ドル~36億ドルの収益を予想しています。

2019年度第3四半期も悪い決算だったので2019年度第4四半期の予想される数字もかなりネガティブに思います。
特にこのまま業績が回復しないと事業の売却で配当を賄っている状態が続くので配当の持続性が難しくなりそうに思います。

またExxon Mobilはガイアナでの石油生産を開始したとのポジティブなNEWSもありました。


2020年1月3日金曜日

2019年を振り返って

2019年の年間の株式指数のパフォーマンスはBlomeberagによるとS&P500は年間で+29%、Nasdaq100指数は+38%と2013年以来の良パフォーマンスとのことです。
自身のPFでは特にタバコ株のAltria Group, Inc. (MO)とクラウドセキュリティー企業のZscaler, Inc. (ZS)が貢献した反面、Nokia Corporation (NOK)が大きくマイナスになってしまいました。
ただ自身のPFの米国株は年間を通してはS&P500の指数に近いパフォーマンスでしたが、日本株の2018年の相場下落時の損失を2019年に持ち越したこともあり、全体的にみるとややプラス程度でした。

またWatch銘柄では印象的だったのはハイテク大手のMicrosoft Corporation (MSFT)とApple Inc. (AAPL)で2019年株価の上昇し相場を牽引しました。



また半導体大手で高い競争力が復活しIntel Corporation (INTC)の牙城を脅かしているAdvanced Micro Devices, Inc. (AMD)は2019年+148%とS&P500指数銘柄のなかでトップパフォーマンスでした。


他には収益性が懸念されていましたが直近決算で黒字化した他、新モデルなど何かと話題を提供したTesla, Inc. (TSLA)も2019年の株価も好パフォーマンスでした。


逆に新興ITSaas銘柄は2019年株価的には厳しい局面がありました。

2020年の相場見通しはアナリスト予想など楽観的な見方が自分の調べた範囲では大半ですが、自身は2019年の好パフォーマンスで割安な銘柄が減っていることや相場は楽観的なシナリオを織り込みつつあると個人的には思っていますが、ただ相場から下りるメリットもあまり無いかなと思っており、そういったことを踏まえて2020年には基本的にはバリュー株中心に一部グロース株をPFに組み込む感じで考えています。


Blog休止と今後のお知らせ

何故か分からないですが、現在Blogger上のサイドバーが下に表示されており設定を一部変更してみましたが直らないのと、同サイト自体がスマホ用のレイアウトに対応していないことが前々から気になっておりこれを機にサイト移転を計画しています。 多少お時間頂くと思いますが、移転の際には改め...