1月7日~1月10日に米国のラスベガスで開催されたCES2020前のプレビューデーでIntelとAMDは新しいプロセッサーの発表や取り組みを紹介しました。
Intelによると
Intelは、CES 2020で「Tiger Lake」というコードネームのモバイルPC用プロセッサを発表しました。
同プロセッサーはIntelの10nm +プロセスで製造され、新しいIntel Xeグラフィックスアーキテクチャと統合され、2桁のパフォーマンス向上1、大幅なAIパフォーマンスの向上、グラフィックスパフォーマンスの大幅な飛躍、および4倍のスループットを実現し、統合された新しいThunderbolt 4を備えたUSB 3の搭載するとのことです。
また Xeベースの最初のディスクトリGPU「DG1」の開発用ボード「DG1:Software Development Vehicle」の展示も行いました。
同GPUは第1四半期から全世界のISV (Indepndent Software Vender) への出荷を開始する計画です。
またその他にIntelはNUCの「Ghost Canyon」、LenovoのTiger Lake搭載折り畳みPC、ChromebookにおけるGoogleとの協業、Mobileyeの取り組みなどの発表がありました。
AMDは
https://www.amd.com/ja/products/ryzen-processors-laptop
CES 2020で同社の新しいモバイルプロセッサーのAMD Ryzen™ 4000シリーズを発表しました。
同プロセッサーは7nmプロセステクノロジーとSocデザイン、最適化された高性能Radeon™グラフィックスを備えた画期的な「Zen 2」コアアーキテクチャ上に構築されています。AMD Ryzen Mobileプロセッサーの第3世代として、新しい4000シリーズは、超薄型およびゲーム用ラップトップに、前例のないパフォーマンスレベル、大幅な設計強化、信じられないほどの電力効率を提供しますとのことです。
2020年には主要OEMパートナーからAMD Ryzen4000シリーズモバイルプロセッサを幅広く採用されるとしています。
また64コアのHEDTプロセッサーのAMD Ryzen™ Threadripper™3990Xを2020年2月7日から世界中で購入できると発表しました。
またその他には低価格帯のモバイルプロセッサーのAMD Athlon 3000シリーズやデスクトップおよびモバイルGPUのRadeon™RX 5600シリーズを発表しました。
特に両社とも今回ノートPC向けプロセッサーの発表が中心だったかなと思います。
そのなかでも特にAMDのモバイル用Ryzen4000シリーズに対する反響がネット上の反応などを見ると大きかったように思います、ただCESで発表された各社ノートPCはIntelプロセッサーを搭載したモデルがまだまだ多いように思いました。
AMDとIntelの競争激化は近年の半導体業界の話題の一つでしたが、2020年もこの傾向は続きそうですね。
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