同社は主に有線・無線通信向け電気工事の事業を主体としており、その他にもITソリューション事業や電気設備の設計や施工、太陽光発電などの社会システム関連事業を手掛けています。
同社の特徴としてはNTT向けの売上高が5割を近いことが挙げられます。
同社のセグメントは統括事業会社を中心としたグループ別のセグメントから構成されており
主にNTTグループを中心とした電気通信設備工事事業を行っている。
「日本コムシスグループ」
主にNCC(NTT以外)を中心とした電気通信設備工事事業を行っている。
「サンワコムシスエンジニアリンググループ」
信越エリアにおける電気通信設備工事事業を行っている。
「TOSYSグループ」
主に北海道エリアにおける電気通信設備工事事業を行っている。
「つうけんグループ」
情報処理関連事業を行っている。
「コムシス情報システムグループ」
の5つを報告セグメントになります。
各会社毎に担当事業について戦略の立案、事業ごとの活動を展開しているためこのような報告セグメントになっているとのことです。
業績推移
ガスインフラの施工を行うカンドーグループを連結化したことや既存事業が好調で直近では利益を伸ばしています。
※コ予 コンサンス予想
経営統合や子会社化などを積極的に進めており、それらの効果が表れてきた形です。
また配当の他に自社株買いも行っています。
株価と指標
2018/10/19時点で3130円です。
予想PER(コ):13.8倍
PBR:1.55倍
予想配当利回り(会):1.98%
コムシスホールディングスの現在の株価と指標
株価的には上昇一服といった感じでしょうか。
予想PERは的には割安だと思いますが、会社予想とコンサンス予想に大きく差がありコンサンス予想は前年比で売上高は+19.9%、当期利益+27.9%とかなり強気な数字に思います、達成できるかどうか決算や月次を追っていく必要があると思います。
業界的には今後2019年に開始される5Gのサービスに向けた設備投資を携帯キャリアが始め、同社は恩恵をうける立場にあります。
またデータトラフィックの増加に伴う、通信インフラの需要は高まっており同社の事業が悪くなっていくことはあまり考えられないんではないかと個人的には思います。
配当も右肩上がりですし、自社株買いも行っており個人的にはなかなか良さそうな銘柄だと思いました。
現在ポジションを保有していませんが、今後投資を検討しています。
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