企業概要
アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD) 以下AMDはx86CPUおよび独立、個別のグラフィックユニット(GPU)、それらを統合したAccelerated Processing Unit(APU)を提供する会社です。
近年は自社製品の競争力低下やPC市場の縮小に悩ませれていましたが、新製品のRyzenおよびサーバー向けのEPIC投入以降急速に競争力を回復しており、またGPU部門はマイニング需要の恩恵を受けています。
同社は身近なところではパソコン向けのCPU及び、GPUやPS4およびXBOX向けのプロセッサーを提供しています。
3Q決算内容
売上高 | EPS | |
2017 3Q | 1.58B | 0.09 |
2018 3Q実 |
1.65B
|
0.13 |
2018 3Q予 |
1.70B
|
0.13 |
売上高は予想より下で、EPSは予想と一致しました。
セグメント利益
(Computing and Graphics)コンピューティングとグラフィック部門
売上高 前年同期比835百万ドルから938百万ドル +12%
営業利益 前年同期比73百万ドルから100百万ドル +13%
(Enterprise, Embedded and Semi-Custom部門)エンタープライズ・エンベデッド・セミカスタム部門
売上高 前年同期比749百万ドルから715百万ドル -5%
営業利益 前年同期比74百万ドルから86百万ドル +12%
(All Other Category)その他
営業利益(損失) 前年同期比-28百万ドルから-36百万ドル -8百万ドル
コンピューティングとグラフィック部門はRyzenCPUが好調でしたがグラフィック部門が仮想通貨を始めとするBlockchain関連の需要の低下を受け不調でした。
エンタープライズ・エンベデッド・セミカスタム部門はサーバー向けの販売が好調でしたがセミカスタム、IP関連が不調でした。
売上高 前年同期比835百万ドルから938百万ドル +12%
営業利益 前年同期比73百万ドルから100百万ドル +13%
(Enterprise, Embedded and Semi-Custom部門)エンタープライズ・エンベデッド・セミカスタム部門
売上高 前年同期比749百万ドルから715百万ドル -5%
営業利益 前年同期比74百万ドルから86百万ドル +12%
(All Other Category)その他
営業利益(損失) 前年同期比-28百万ドルから-36百万ドル -8百万ドル
コンピューティングとグラフィック部門はRyzenCPUが好調でしたがグラフィック部門が仮想通貨を始めとするBlockchain関連の需要の低下を受け不調でした。
エンタープライズ・エンベデッド・セミカスタム部門はサーバー向けの販売が好調でしたがセミカスタム、IP関連が不調でした。
4Q見通し
2018年第4四半期売上高、14.5億ドル(+-5000万ドル) 前年同期比 +8%を予測しています。
株価と指標
売上高が予想より下だっただけでなく、第4四半期(4Q)の売上高見通しがアナリスト予想を下回っており株価が大きく下落しました。
特にGPU部門が不調で仮想通貨だけじゃなく製品の競争力低下を指摘する意見もありました。
またセミカスタム、IP関連の不調はPS4やXBOXの製品サイクル終盤にあるためと思われます。
ただ個人的には2019年からは7nmで製造するCPU及びGPUの新製品に移行しようとしておりQ4が駄目でも来季は期待できるかなと思います。
チャート的にはかなり厳しいですね買うなら落ち着くまで待ってる方がいいかなと思います。
同社の成長性ストーリーが終わりつつあるとは思わないですが下落トレンドは当分続きそうかなと思います。
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