2018年10月25日木曜日

Verizon Communications Inc.(VZ) 3Q決算を振り返る

企業概要


ベライゾンは持ち株会社でアメリカの最大手通信プロパイダーです。
同社は子会社を通じて、無線、有線の通信サービスやコンテンツサービスを提供しています。

3Q決算内容


18年7~9月期の第3四半期決算(3Q)は10/23日に発表されました。


  売上高      EPS
2017 3Q   31.717B      0.98
2018 3Q実
  32.607B
     1.22
2018 3Q予
  32.52B
     1.19
       ※売上高(百万ドル)EPS ドル

EPS・売上高共に予想を上回りました。

FiosVideoの加入減や有線事業の営業損失でWireline(有線)で前年比-3.2%と減収でした。



Wireless(無線)部門はiPhone効果や契約者数の伸びもあり前年比+6.1%と好調でした。



Media事業のOathは-6.9%の減収でした。


また通期見通しでは売上高、一桁前半から半ば、利益が一桁前半伸びになりそうとこです。
設備投資額は従来の172億ドルから166億ドルから170億ドルの範囲になるとのことです。

株価と指標

2018/10/24時点で57.42ドルです。


予想PER(コ):12.14倍
PBR:4.56倍
予想配当利回り(コ):4.20%
Verizonの現在の株価と指標

3Q総評と感想


決算の数字は予想を上回るいい数字でした。
モバイル通信業界のなかでベライゾンはイニシアチブをとれてるような印象を受けました。
特に全体的に株価下落してるなかでこれだけ強いチャートなのは好印象です。
ただしWireline事業はともかくOathがやや不調なのは気になります。
ベライゾンはアメリカ国内でほとんどのビジネスが完結しており直接的には貿易戦争の影響を受けにくい立場にあります。
ポートフォリオを安定させるためにもこういった銘柄を一つ入れておいたほうがいいのかなと思いました。

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