2018年10月18日木曜日

ASML Holding(ASML)の3Qを振り返って

ASMLHoldingは半導体製造装置メーカーで露光装置と呼ばれる半導体に回路を露光する装置を開発、販売、製造するメーカーです。
同社はDUVリソグラフィー、EUVリソグラフィー、ホリスティックリソグラフィーソリューションを含む3つのカテゴリーの製品を販売しています。

18年7~9月期の第3四半期決算(3Q)は10/17に発表され以下のようになりました。


  売上高      EPS
2017 3Q   2.888B      1.52
2018 3Q実
  3.22B
     1.86
2018 3Q予
  3.21B
     1.82
       ※売上高(100万ドル)EPS ドル

EPS・売上高共に予想を上回りました。
内容としては粗利益率が43.3%から48.1%に大きく上昇しました。
受注は特に価格が高騰していたメモリーメーカーの引き合いが強かったです。


また特に注目を集めているEUV装置は3Qに新たに5件受注し、今年合計18台、来年30台の出荷を予定しているとのことです。

Q4(10~12月期)は30億ユーロ(約34.6億ドル)と粗利益率48%を予想しています。

株価と指標
2018/10/18時点で185.77ドルです。


予想PER(コ):23.08倍
PBR:6.26倍
予想配当利回り(コ):0.99%
ASML Holdingの現在の株価と指標

株価全体が軟調なことや半導体セクター全体の見通しにやや陰りがでたのと、貿易戦争や半導体製造メーカーGLOBALFOUNDRIESの7nm無期限停止等いくつか悪材料が出て株価やや調整気味でしたが決算はよかったと思います。
懸念としては直近メモリーの需要も落ち着いてきており、それが短期的には影響が出る可能性があることくらいでしょうか。
現在ポジション保有しておらず、今後直ぐにポジションを開始する予定はないですが引き続き監視しようかと思います。







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