2020年8月14日金曜日

売上高激減 Lyft, Inc.(Lyft) 2020年度2Q決算を振り返る

会社概要


Lyftはアメリカとカナダにライドシェアリングサービスを提供する会社でアメリカではUberに次ぐ2番手のライドシェアサービスの会社です。 同社のサービスはスマートフォンのアプリケーション通じ目的地が同じ等の移動のニーズがあるドライバーとユーザーをマッチングさせ目的地についた時点でユーザーがドライバーを評価、料金の支払いをスマートフォンのアプリケーション上で行うサービスです。 Lyftは2019年3月29日にNasdaq市場に上場しました。

決算内容


2020年度の第2四半期決算(2020年4月~2020年6月)は8月12日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 2Q実 867.265M  -0.68
2020 2Q実 
 339.345M
  -0.86
2020 2Q予
336.77M
  -0.99
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で-61%でEPS損失も拡大しました。
COVID-19(新型コロナウィルス)の影響でライドシェアの需要が大きく減少しました。


アクティブライダーは前年同期比で21.8万人から8.7万人 -60%
アクティブライダー1人あたりの収入は39.77ドルから39.06ドル -2%



セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し


第3四半期の調整後EBITDA 損失を2億2,500万ドル以下に抑えれると予想している他、2021年の第4四半期までに調整後EBITDAの黒字化を達成できると予想しています。 

株価と指標


2020年8月13日時点で28.88ドルです。


予想PER(コ):N/A倍
実績PER:0.85倍
PBR:3.59倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Lyftの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


予想は上回りましたが、競合のUberがフードデリバリーサービスを展開しているのに対しLyftはライドシェアサービスが中心ですのでよりCOVID-19(新型コロナウィルス)の悪影響を受けてますね。
同社は7月のライドシェアの乗車は4月より78%多いとしてますが昨今の環境を垣間見るに回復には時間が掛かるかなと個人的には思います。

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