2020年7月29日水曜日

一部工場閉鎖の影響あるも Tesla, Inc. (TSLA) 2020年度2Q決算を振り返る

会社概要


Tesla, Inc.(旧名:Tesla Motors, Inc.)は電気自動車のModel XやS、普及価格帯のModel3を設計・開発・製造・販売しています。 また電気自動車のバッテリーや技術を利用した電力備蓄やソーラー発電システムの開発・設計・製造・販売及び賃貸をしています。

決算内容


2020年度の第2四半期決算(2020年4月~2020年6月)は7月22日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2019 2Q実   6.35B   -1.20
2020 2Q実 
   6.036B
   2.18
2020 2Q予
   5.23B
   -0.11
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で-5%でしたがEPSは4四半期連続の黒字でした。
COVID-19(新型コロナウィルス)で米国の工場を停止するなどのネガティブな影響がありましたがコスト削減が進みました。


セグメント情報


売上高 2Q前年同期比

Automotive Revenue(自動車売上高)  5,376百万ドルから5,179百万ドル -4%
Automotive Gross Profit(自動車売上総利益) 1,016百万ドルから1,317百万ドル +30% 
Automotive Gross Margin – GAAP(自動車調整後売上総利益) 18.9%から25.4%

米国での工場停止の影響もあり配送が90,891台と前四半期の95,356台から低下しましたが、クレジット収入の増加やコスト削減が進んでGross Profitは改善しています。

Energy generation and storage revenue(発電・貯蔵売上高)

369百万ドルから370百万ドル flat

COVID-19(新型コロナウィルス)の影響でソーラーパネルの設置に影響しましたが、密度バッテリーシステムのMegapackから初めての四半期利益の達成を報告しています。

Services and other 

605百万ドルから487百万ドル -19.5%


見通し


Introduction
  • 自動車生産は以前の水準に戻りつつあるものの今後の見通しは不透明
Volume
  • 直近の生産停止にも関わらず年間50万台を超える生産能力
  • 2020年50万台の納入目標
Cash Flow
  • 製品のロードマップ、生産キャパシティの拡大、およびその他費用に資金を供給するのに十分な流動性の必要性。
Profit 
  • 12ヶ月間のGAAPベースの営業利益率は5%弱となりました。
  • 営業利益率は時間と経過とともに成長。
Product
  • Gigafactory BerlinとGigafactory ShanghaiでModel Yの生産能力の増強を継続。
    • 2021年に両拠点から車両納入の開始を予定。
  • 米国の新しいGigafactory拠点の決定
  • Tesla Semiの納入を2021年に開始予定。

株価と指標


2020年7月28日時点で1,476.49ドルです。


予想PER(コ):217.39倍
実績PER:N/A倍
PBR:26.67倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Teslaの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
同社はCOVID-19(新型コロナウィルス)のパンデミック環境下でも利益を出し続けており少なくとも同社の収益性は安定してきていますね。
ただTeslaは世界最大の時価総額の自動車メーカーになっておりバリュエーション面では投機的だと個人的には思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Blog休止と今後のお知らせ

何故か分からないですが、現在Blogger上のサイドバーが下に表示されており設定を一部変更してみましたが直らないのと、同サイト自体がスマホ用のレイアウトに対応していないことが前々から気になっておりこれを機にサイト移転を計画しています。 多少お時間頂くと思いますが、移転の際には改め...