2019年12月12日木曜日

世界最大のハンバーガーチェーン McDonald's Corporation (MCD)

会社概要


McDonald'sは世界規模でファストフード・チェーン「McDonald's」のフランチャイズ及び直営店を運営する企業です。
McDonald'sは主にハンバーガーを始めとする様々な食品、朝食メニュー、サラダ、コーヒーや清涼飲料、デザートなどを提供しています。
現在、同社は100か国以上に36,000を超えるレストランを擁しており世界最大規模のファーストフードチェーンです。


McDonald'sは日本でも展開しており特に上の看板には馴染みがある人は多いのではないでしょうか。
規模が規模だけに成熟した企業ではありますが最近の成長戦略としてセルフ注文端末を店舗に導入するなどのデジタル投資・デリバリーサービスの強化やドライブスルーの待ち時間の改善に取り組んでいます。

セグメント情報


同社のセグメントは直営店とフランチャイズに分かれています。
直近の2019年Q3によるとフランチャイズの割合がやや多いですが概ね半分半分といったところでしょうか。


業績推移



業績的には売上高の低下が気になりますね、これは主に直営店をFC店舗に転換している同社の方針他に世界的な健康志向の高まりにも影響を受けています。
ただ売上高は減っているなかで営業利益は上昇しつづけており2018年度では営業利益率は40%を超えているなど外食産業とは思えない数字になっています。


EPSは純利益が増加しているのもありますが自社株も積極的に行っており、2018年度では+18%と高いEPS成長になっています。
また配当は40年以上増配しており、それにも関わらず配当性向は低下しています。

株価と指標


2019/12/12の時点で194.72ドルです。


予想PER(コ):25.54倍
PBR:N/A倍
予想配当利回り(コ):2.56%

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想

総評と感想


直近では決算ではやや既存店の売上高成長が予想を下回ったことや同社のCEOが幹部と不適切な関係にあり社内規定に違反したとしてCEOが交代するといった不安材料もありやや株価は低迷していますがここ5年の同社の株式はFC店舗への転換やメニュー・店舗改革、大規模な自社株買いもあり大きく上昇しています。


営業利益率も高く利益面では安定して成長しており、長期的に組み入れたい銘柄かなと思いますが、今後は売上高も伸ばしていければベストかなと個人的には思いました。
その為にも同社のデジタル投資による店舗効率の改善やデリバリーサービスの強化の効果が表れるかは今後注視していく必要があるんではないかと思います。

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