2019年4月26日金曜日

クラウド好調でWindowsライセンス販売も復調のMicrosoft Corporation(MSFT) 2019年度3Q決算を振り返る

企業概要


Microsoftはパーソナルコンピューター向けのオペレーティングシステム「Windows」を開発・提供する会社でまた普段仕事などでMicrosoftOfficeを使用されているかたも多いんではないでしょうか?
特にWindowsとOfficeのイメージが強い同社ですか近年はクラウドサービスのAzureや家庭用ゲーム機のXboxや人気ゲームのHALOシリーズ、タブレット・一体型PCのSurfaceシリーズ、検索サービスのBingなどハード、ソフト問わず幅広い製品やITサービス・ソフトウェアを提供しています。
また企業買収も積極的に行っており、近年で有名な企業だけでもスマートフォンや携帯電話を製造していたNokiaのモバイル部門やコミュニケーションツールのSkype、サンドボックスゲームのMinecraftを開発・提供していたMojang、ソフトウェア開発プラットフォームのGitHubを買収しています。

同社のセグメントは

OfficeやSkype、Outlook、OnDrive等のビジネスやオフィス向けの製品やサービスを提供する
Productivity and Business Processes(生産性とビジネスプロセス)

クラウド プラットフォームのAzureやSQL Server、Windows Server、Visual Studio、System Center等のサーバー向けの製品やサービスを提供するIntelligent Cloud(インテリジェントクラウド)

WindowsOSのライセンスやそれらをSurfaceなどの搭載した製品、XboxやXbox Liveなどのゲーム機やサービス、ゲームソフトウェア、検索サービスのBingなどから構成される More Personal Computing(その他パーソナルコンピューティング)
になります。

決算内容


2019年度の第3四半期決算(2019年1月~2019年3月)は4/24日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 3Q実   26.819B    0.95
2019 3Q実 
  30.571B
    1.14
2019 3Q予
  29.84B
    1
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高が前年同期比+14%、EPSは前年同期比で+20%でした。
クラウド分野が引き続き好調に推移したほかマイクロソフトのビジネス全般が好調だったと言えます。

セグメント情報


売上高
(2Q前年同期比)

Productivity and Business Processes

90億ドルから102億ドル +14%



Office製品群が好調だったほか、CRMパッケージのDynamics 365が売上高が前年同期比+43%と高い成長を維持しています。
LinkedInも売上高が前年同期比+27%と好調に推移しています。

Intelligent Cloud

79億ドルから97億ドル +22%
Azureが前年同期比で+73%と高い成長率を維持しているほかWindows ServerおよびSQL Server 2008のサポート終了に伴う駆け込み需要もありました。




More Personal Computing

99億ドルから107億ドル +8%

Windowsのライセンス販売が前期の-5%から+9%と復調しました。
プロセッサの供給の制約が緩和されたことを要因として挙げています。
Windowsコマーシャル製品およびクラウドサービスの収益は+18%でした。
Surfaceは+21%でした。
Gamingは+5%でした。
XboxのゲームパスやXbox LiveGoldの加入者数が順調に推移しましたが、Xboxのゲーム機は不調でした。



見通し


Microsoftは第4四半期の売上高を322~329億ドルと予想しています。
引き続きややドル高の影響を受けます。


株価と指標


2019年4月26日の時点で129.15ドルです。



予想PER(コ):25.83倍
PBR:10.44倍
予想配当利回り(コ):1.56%
Microsoftの現在の株価と指標
 (コ) コンサンス予想 (会) 会社予想 

総評と感想


決算良かったです、クラウドを始めほぼ全ての事業が順調でした、株価はだいぶ上昇しており割安感はないかなと思いますがまだ投資妙味はあるかなと個人的には考えます。

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