2019年4月19日金曜日

メモリ市況の悪化の影響は受けるがロジック部門が好調 ASML Holding(ASML) 2019年度1Qを振り返る

企業概要


ASMLHoldingは半導体製造装置メーカーで露光装置と呼ばれる半導体に回路を露光する装置を開発、販売、製造するメーカーです。 同社はDUVリソグラフィー、EUVリソグラフィー、ホリスティックリソグラフィーソリューションを含む3つのカテゴリーの製品を販売しています。

決算内容


2019年度の第1四半期決算(2019年1月~2019年3月)は4/17日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2018 1Q実   2.81B    1.55
2019 1Q実 
  2.53B
    0.99
2019 1Q予
  2.53B
    0.77
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高は予想と一致、EPSは予想を上回りました。
前年同期比で減収減益になっているのはサプライヤーの1社の火災の影響や主にメモリ市況の悪化の影響です。
また売上総利益率は41.6パーセントと前期の44.3から低下しました。

売上比率をみてみるとLogic比率が60%、Memoryが40%で前期と同じ割合ですが、2018年はメモリ市況が活況だったこともありMemoryが50%の比率を超えてた期間が長かったので引き続きMemory市況は厳しいとも言えます。
また同社はメモリ分野からの需要は昨年に比べて20%減少すると予測していますが、長期的にはにメモリ市場に参入する中国の企業から需要を見込んでいます。
ロジック事業は半導体のプロセス更新などの恩恵を受けDUVとEUVの大幅な需要に牽引され昨年比で約50%増加すると予想しています。




また2018年から2019年の期間内に最大25億ユーロの株式の買戻しプログラムを進めており2019年3月31日までに12億ユーロの株式を買い戻しています。

セグメント情報


セグメント情報はありません

見通し


2019年Q2の見通し

•2019年第2四半期の純売上高は25億~26億ユーロ
  約6億ユーロのEUVシステム収入を含む
•売上総利益率は41〜42%
•研究開発費は約4億8,500万ユーロ
•販売管理費は約1億2,500万ユーロ
•約11%の実効税率



株価と指標


2019年4月18日の205.91時点でドルです



予想PER(コ):20.93倍
PBR:6.72倍
予想配当利回り(コ):0.91%
ASML Holdingの現在の株価と指標
 (コ) コンサンス予想 (会) 会社予想


総評と感想


ポジティブサプライズと呼べるものはなかったですが、決算内容は悪くなかったと思います。
Logic分野は半導体プロセスの技術移行等の恩恵を受けれそうです、メモリ分野の方はまだ底が見えたとは言えないですが半導体市況が上向けば必然的に需要が高まってくると思うので中長期的には個人的にはそこまで悲観してないですし投資してみてもいいかなとも思っています。




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