2018年11月23日金曜日

減収減益で厳しい決算だったアイドママーケティングコミュニケーション(9466) 2019年度2Q決算を振り返る

企業概要


アイドママーケティングコミュニケーションは小売業の統合型販売支援サービスを提供する会社です。
同社はマーケティングデータ分析を支援し、広告やプロモーションの提案、スマートフォンアプリ活用したマーケティングの立案など様々な販売支援、促進ソリューションを提供しています。
同社のサービスはARSS販促ソリューション、マーケティング調査企画、アイドマビッグデータプラットフォーム、WEB・SPソリューション、プロモーション支援ソリューションを提供しています。
また売上の過半数がスーパーやドラッグストア、ホームセンターを展開してるバローHD向けとなっています。

決算内容


2019年度第2四半期決算(2018年7~9月期)は10/31日に発表されました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.7-92,089 235 235 15911.8
  18.7-91,893168 16997 7.2
(百万円)

2019年度第2四半期累計決算(2018年4~9月期)は以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.4-94,053 459461 31423.2
  18.4-94,00040340626419.5
(百万円)

減収減益になってしまいました。

セグメント情報


同社は単一セグメントのため、記載はありません。

見通し


見通しについて開示はなかったですが業績予想の達成は厳しい状況になっています。

株価と指標


2018/11/22時点で517円です。


予想PER(コ):N/A倍
予想PER(会):10.28倍
PBR:2.01倍
予想配当利回り(コ):N/A
予想配当利回り(会):3.48%
アイドママーケティングコミュニケーションの現在の株価と指標

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想


総評と感想


厳しい決算になりました、また株価も大きく下落しています。
サービスを終了したソフトウェアの減損が25,258千円ありました、恐らくキャッシュバックアプリのCASH BACKのことだと思われます。
他には「一部のクライアントで販促最適の調整があり」、とのことでサービスの値下げないし顧客との取引終了などがあった可能性があります。
良いニュースとしてはデジタル分野での販促力強化のためWeb Solutionの開発・提供しているニューフォリアと業務提携を結ぶとのことです、ニューフォリアはデジタルサイネージなどを開発しておりシナジー効果が期待できるかなと個人的には思いました。
配当が株価を下支えするかなと思いますが、なかなか厳しい決算でしたので下落トレンドからの転換はすぐには厳しそうです。
日本株の主力株の一つで厳しい業況ですがポジションを少し落としてあとは継続保有しようかなと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Blog休止と今後のお知らせ

何故か分からないですが、現在Blogger上のサイドバーが下に表示されており設定を一部変更してみましたが直らないのと、同サイト自体がスマホ用のレイアウトに対応していないことが前々から気になっておりこれを機にサイト移転を計画しています。 多少お時間頂くと思いますが、移転の際には改め...