Lyftはアメリカとカナダにライドシェアリングサービスを提供する会社でアメリカではUberに次ぐ2番手のライドシェアサービスの会社です。 同社のサービスはスマートフォンのアプリケーション通じ目的地が同じ等の移動ニーズのあるドライバーとユーザーをマッチングさせ目的地についた時点でユーザーがドライバーを評価、料金の支払いをスマートフォンのアプリケーション上で行うサービスです。 Lyftは2019年3月29日にNasdaq市場に上場しました。
決算内容
2019年度の第1四半期決算(2019年1月~2019年3月)は5/7日に発表され以下のようになりました。
売上高 | EPS | |
2018 1Q実 | 397M | -11.69 |
2019 1Q実 |
776M
| -9.02 |
2019 1Q予 |
739M
| -1.81 |
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想
売上高は前年同期比で+95%と大幅増加し予想を上回りました、EPSはIPOの関連費用や上場に伴うStockOptionに絡む税金が増加したこともあり予想を下回りましたが、それらの費用を除いた調整後純損失は211.5百万ドルと前年同期比の228.4百万ドルと比べて改善しました。
市場の成長やLyft Shared SaverやLux等の新しいプラットフォームや既存のサービスの強化の恩恵を受けました。
またLyftが公表している指標で
アクティブライダーは前年同期比で14万人から20.5万人 +46%
アクティブライダー1人あたりの収入は28.27ドルから37.86ドル +34%
とそれぞれ前年同期比で増加しました。
セグメント情報
見通し
2019Q2
売上高 800~810百万ドル
調整後EBITDA損失 270~280百万ドル
2019通年
売上高 32.75~33億ドル
調整後EBITDA損失 1.15~1.175億ドル
また2019年が損失ピークになる見通しでその後は徐々に改善していくとこです。
株価と指標
2019/5/15の時点で54.04ドルです。
予想PER(コ):N/A倍
PBR:N/A倍
予想配当利回り(会):N/A%
LYFTの現在の株価と指標
(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想
総評と感想
決算悪くはないと思いますがIPO後の値動きはUber共々あまり・・・と言った感じですね。
個人的にも売上高は高成長ですが純損失の額はどうしても気になりますね。
ただAlphabet傘下のWaymoと提携して一部地域で自動運転タクシーを試験導入するなど将来的に期待できそうなTopicもありました。
0 件のコメント:
コメントを投稿