2019年5月19日日曜日

iPhoneが減速続くもServiceが好調 Apple Inc. (AAPL) 2019年度2Qを振り返る

企業概要 

アップルはiPhoneでお馴染みのIT機器メーカーでスマートフォンやパソコン、タブレット、スマートデバイス、メディア機器を設計・開発・販売しています。 またそれらに付帯するApple storeやiTunes、Apple payなどのITサービスの提供しています。

決算内容

2020年度の第1四半期決算(2019年1月~2019年3月)は4/30日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2019 1Q実   61.137B    2.73
2020 1Q実 
  58.015B
    2.46
2020 1Q予
  57.44B
    2.36
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

前年同期比で売上高・EPSともにマイナス成長でしたが、予想は上回りました。
また5%の増配となる1株当り0.77ドルの現金による配当を宣言しました

セグメント情報

(売上高2Q前年同期比)
百万ドル

製品別カテゴリー

iPhone 37,559百万ドルから31,051百万ドル -17%
Mac 5,776百万ドルから5,513百万ドル -5%
iPad 4,008百万ドルから4,872百万ドル +22%
Wearables,Home and Accessories 3,944百万ドルから5,129百万ドル +30%
Service 9,850百万ドルから11,450百万ドル 16%

製品別ではiPhoneの減速感が引き続き目立ちます主に米中貿易戦争の影響を受けています他にも買い替えサイクルの長期化や端末価格上昇が消費者離れを起こしていることも要因として考えられます。
今まで堅調だったMacはプロセッサーの供給の制約を理由に前年同期比で減少しています。
iPadやWearables,Home and Accessoriesは好調でした。
また同社が注力しているServiceセグメントも好調でした。

国別セグメント

アメリカ 24,841百万ドルから25,596百万ドル +3%
ヨーロッパ 13,846百万ドルから13,054百万ドル  -6%
中華圏 13,024百万ドルから10,218百万ドル -22%
日本 5,468百万ドルから5,532百万ドル +1%
その他のアジア太平洋地域  3,958百万ドルから3,615百万ドル -9%

アメリカと日本は微増ですが、その他はあまり良くない状況が続いています、特に中華圏は前年同期比で大幅に減少しています。


見通し

2019年Q3

  • 売上高として525億ドルから545億ドル
  • 売上総利益率として37%から38%
  • 営業費用として87億ドルから88億ドル
  • その他の収入/(費用)として2.5億ドル
  • 税率約16.5%

2018年のQ3が533億ドルなのでだいたい同じくらいかなと思います。

株価と指標

2019年5月17日の時点で189.00ドルです。


予想PER(コ):14.79倍
PBR:8.23倍
予想配当利回り(コ):2.92%

(コ) コンサンス予想
(会) 会社予想  

総評と感想


予想を上回る決算でその後株価上昇していますが、米国の対中追加関税の影響やApple Store独占禁止法違反の訴訟継続などのネガティブなTopicもあり直近では株価は軟調です。
決算自体は良かったですが、外部環境のリスクが長期化しそうなので個人的にはApple株に関してはなんとも言えないかなと思います。

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