2021年9月23日木曜日

供給管理の影響も Broadcom Inc. (AVGO) 2021年度3Q決算を振り返る

会社概要


ブロードコムの製品ポートフォリオは、有線インフラストラクチャ、無線通信、エンタープライズ・ストレージ、産業用の4つを主要なエンド市場として製品を提供しています。幅広い製品ポートフォリオには、セットトップ/CMTS向け、ケーブル・モデム、PON/DSL、イーサネットNIC、フィルターやアンプ、ASIC、ワイヤレス接続ソリューション、組み込み型プロセッサ、HDD/SSDコントローラ、エンタープライズSAS/SATA/ファイバ・チャネル接続、データ・センター・スイッチやルーター、光学絶縁/モーション・エンコーダ/LED、光ファイバーソリューション向け各種半導体があります。
データセンターをはじめとする通信インフラや産業機器、モバイル機器等々様々な製品やインフラにブロードコムの製品が使われています。
また2018年に企業向けソフトウェアを手掛けるCA Technologiesを買収しておりソフトウェア企業としての側面もあります。

決算内容


2021年度の第3四半期決算(2021年5月~2021年7月)は9月2日に発表され以下のようになりました。


  売上高   EPS
2020 3Q実   5.821B   5.4
2021 3Q実 
   6.778B
   6.96
2021 3Q予
   6.76B
   6.88
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高・EPS共に予想を上回りました。
前年同期比で売上高は+16%、EPSは+29%それぞれ増加しました。
また前四半期と同じ3.60ドルの四半期を配当を発表しています。
クラウド、5Gインフラ、ブロードバンド、ワイヤレスの好調さの恩恵を受けました。


セグメント情報


売上高 3Q前年同期比

Semiconductor solutions

4,219百万ドルから5,021百万ドル +19%

hyper-cloudおよびサービスプロパイダーから顧客の需要は引き続き堅調でした。
また引き続きWi-Fi 6およびのWi-Fi 6Eなどのワイヤレスから需要が堅調でしたが、サーバー・ストレージ・コネクティビティ分野でエンドユーザーの需要が低迷していました。
ただしこれらの企業でも予約状況は改善がみられるとしています。


Inflastructue softwear

1,602百万ドルから1,757百万ドル +10%

第7世代ファイバーチャネルSAN製品の発売の恩恵を受けました。

見通し


2021年度第4四半期
  • 売上高 73億5000万ドル 
  • 調整後EBITDA ガイダンスの収益の61%

株価と指標


2021年9月22日時点で500.59ドルです。


予想PER(コ):16.12倍
実績PER:37.10倍
PSR:7.77倍
PBR:8.47倍
予想配当利回り(コ):2.93%
Brodcomの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想

総評と感想


良い決算でした。
ただ他の半導体企業の比べるとやや成長性は物足りなく感じます。
しかし同社は過剰在庫を避けるため供給を調整しているとしており、また2022年度は供給可用性は良好としており今後も安定した成長は期待出来るかなと思います。

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