2019年7月28日日曜日

SprintとT-mobileの合併をDOJ(米司法省)が承認

ソフトバンクグループの27日に発表したIRによると

https://group.softbank/corp/set/data/news/press/sb/2019/20190727_01/pdf/20190727_01.pdf

引用

2018年4月30日付「当社子会社スプリントのTモバイルとの合併(非子会社化)に関するお知らせ」
(以下「当初開示」)にてお知らせした、当社米国子会社であるSprint Corporation(以下「スプリント」)とT-Mobile US, Inc.(以下「Tモバイル」)が合意(以下「事業統合合意」)した、スプリントとTモバイルの全ての対価を株式とする合併による取引(以下「本取引」)に関して、2019年7月26日(米国東部時間)、米国司法省(DOJ)は、同省が提出した同意判決案の内容に服することを条件として、承認(以下「本承認」)する旨の表明をしました。本承認の表明を受け、本取引は完了に向けさらに前進しました。かかる米国司法省の措置に関連して、スプリント及びTモバイルは、本取引のクロージング及びその他の前提条件の成就を条件として、スプリントのプリペイド式ワイヤレス事業をDISH Network Corporationに売却することを合意しました。
また、同日、事業統合合意の有効期限(それまでに合併が完了しない場合、以後スプリント及びTモバイルのいずれもが事業統合合意を解除できるものとする期限)を原則として2019年11月1日まで延期(注)するための事業統合合意の変更(以下「本変更」)が下記のとおり合意されました。当初開示では、本取引のクロージングは2019年半ばまでに行われると見込んでおりましたが、本日時点において本取引のクロージングの時期は未定となりました。なお現時点において、連邦規制当局からの最終的な承認は2019年9月までに得られ、本取引のクロージングに必要なすべての規制当局の承認は2019年下半期に得られるものと見込んでおります。


また新たに参入するDishNetoworkですが、基本的には前回の記事の内容で合意しているほかDishによると2023年までに人口カバー率70%の5Gエリアの構築を目指すとのことです。
今回の合意で26日の市場では合併を予定するSprint Corporation (S)+7.39%の7.99ドル、T-Mobile US, Inc. (TMUS)+5.43%の84.25ドル、また新たに事業に参入するDISH Network Corporation (DISH)+0.87%の39.51ドル、大手2社Verizon Communications Inc. (VZ)とAT&T Inc. (T)がそれぞれ+1.28%の57.08ドルと+1.01%の34.15ドルと上昇しています。
かなり合併まで時間が掛かりましたがようやく合意出来たようです。
Dishはどうかなと思いますがSprintとT-mobileが合併した場合、大手2社のVerizonとAT&Tには同規模に近い競争相手ができるので大手2社にとってはややネガティブかなと思います。

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