2019年6月2日日曜日

通信業界にもAmazonリスク?

ロイターによると
「Amazon.com Inc は、米携帯電話会社T-Mobile USとSprintからプリペイド携帯電話の無線サービスBoost Mobileを買収することに興味を示している。」
また契約により合併後のT-Mobileのネットワークを6年間使用できることも盛り込まれています。

この問題はアメリカの連邦通信委員会(FCC)が業界の寡占化を理由に長くT-mobileとSprintの合併に反対しており3社ではなく4社体制を望んでいるため、合併の条件としてBoost Mobileの売却等含めた条件を理由に合併の承認したという背景があります。
また合併には米司法省の承認も必要なため、売却によって司法省の理解も得たいという狙いもあると思います。

このニュースの影響もあって30日のNY市場では携帯電話会社のVerizon(VZ)が-4.36%の54.35ドル、AT&T(T)が-4.02%の30.58ドル、Sprint が-4.05%の6.87ドル、T-Mobile USが-3.41%の73.44ドルと軒並み下落しています。

どうなるかは分かりませんがネットワークインフラの優位は簡単には埋められないこと、またリスクオン相場に傾いていることもあり比較的ディフェンシブな銘柄のVerizonに今回投資してみました。







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