会社概要
Lyftはアメリカとカナダにライドシェアリングサービスを提供する会社でアメリカではUberに次ぐ2番手のライドシェアサービスの会社です。 同社のサービスはスマートフォンのアプリケーション通じ目的地が同じ等の移動のニーズがあるドライバーとユーザーをマッチングさせ目的地についた時点でユーザーがドライバーを評価、料金の支払いをスマートフォンのアプリケーション上で行うサービスです。 Lyftは2019年3月29日にNasdaq市場に上場しました。
決算内容
2021年度の第1四半期決算(2021年1月~2021年3月)は5月4日に発表され以下のようになりました。
売上高 | EPS | |
2020 1Q実 | 995.712M | -0.32 |
2021 1Q実 | 608.96M
| -0.35 |
2021 1Q予 | 558.7M
| -0.53 |
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想
売上高・EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年同期比で-36%、EPSはやや損失が拡大しました。
徐々に回復の兆しを見せるものの引き続きCOVID-19(新型コロナウィルス)の影響を受けました。
指標面では
(1Q前年同期比)
Active Rider 21.2万人から13.5万人 -57%
Revenue per Active Rider 1人あたりの収入は45.06ドルから45.13ドル +0.07ドル
セグメント情報
同社は単一セグメントのため、記載はありません。
見通し
COVID-19(新型コロナウィルス)の影響が予測できないこともあり公式の見通しは提示していませんが、第2四半期の売上高は6億8000万ドルから7億ドルと予想しています。
また第2四半期の調整後EBITDA損失を3500万ドルから4500万ドルと予想しています。
この見通しはCOVID-19(新型コロナウィルス)のワクチンの継続的な展開により4月と比較して5月、6月が更に回復することを前提としています。
株価と指標
2021年5月5日時点で50.07ドルです。
実績PER:N/A倍
PSR:8.17倍
PBR:11.7倍
予想配当利回り(コ):N/A%
Lyftの現在の株価と指標
(コ) コンセンサス予想
総評と感想
予想は上回る決算でした。
ただ決算前には労働長官マーティウォルシュ氏がギグワーカーを「従業員」として分類されるべきであると述べ同社の株価が下落する局面もありました。
同社の業績は徐々に回復しているものの引き続き不透明な外部環境に左右されやすい状況ですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿