2019年9月3日火曜日

改善の兆しが見えた Zuora, Inc. (ZUO) 2020年度2Q決算を振り返る

会社概要


ズオラは世界中で16拠点900社以上の顧客を持ち、サブスクリプション型ビジネスの決済や管理、売上計上、分析等といった機能をクラウド型のソフトウェアを通じて提供するSaaS企業です。
同社の「ズオラ・セントラル」は見積、請求、回収、分析、収益認識までの販売管理プロセスをシングル・プラットフォームで提供します。

決算内容


2020年度の第2四半期決算(2019年5月~2019年7月)は8/28日に発表され以下のようになりました。


  売上高     EPS
2019 2Q実   57.754M    -0.13
2020 2Q実 
 69.97M
    -0.09
2020 2Q予
 66.97M
    -0.14
(ドル)
M=100万ドル B=1億ドル
実 実績
予 予想

売上高、EPS共に予想を上回りました。
売上高は前年比+21%増、サブスクリプション収益は前年同期比で24%増加しました。
年間契約額(ACV)が100,000ドル以上の顧客は、566の顧客で前年同期比で19%増加しました。
新たに日本の電子機器メーカーや欧州のベアリングの大手メーカー、自動車プロパイダー、米国の出版社との契約を発表しました。
また課題であった収益管理ソフトのREVPROと請求業務ソフトBILLINGの統合作業の初期段階の構築を完了したほか、人員拡大により質が低下していた営業をベテラン社員をマネージャーに昇進するなどし営業チームを再編しました。


見通し


2020年度第3四半期

売上高 69.0~71.0百万ドル
サブスクリプション収入 51.5~52.5百万ドル
営業損失(Non-GAAP) -10.5~-9.5百万ドル
EPS -0.10~-0.09ドル

2020年度通期

売上高 273.5~278.0百万ドル (前回268~278.0百万ドル)
サブスクリプション収入 202.5~206.0百万ドル (前回200~206.0百万ドル)
営業損失(Non-GAAP) -44~-42百万ドル (前回-44~-42百万ドル)
EPS -0.40~-0.38ドル (前回-0.44~-0.40ドル)

通期予想はやや上方修正がありましたが3Qの売上高成長率は10%前半を予想しておりほかのSaas銘柄と比べると成長率は低めですね。

株価と指標


2019年8月30日時点で15.05ドルです。


予想PER(コ):N/A倍
PBR:9.67倍
予想配当利回り(会):N/A%
Zouraの現在の株価と指標

(コ) コンセンサス予想
(会) 会社予想 

総評と感想


直近、いくつか課題が発生していましたがやや改善の兆しが見られる決算でした。
今後営業の再編やソフトウェアの統合が進むことによって低めの売上高成長率が改善するのかに注目したいかなと思います。
ただ決算自体は良かったと思うので短期的には株価の回復に期待したいところです。

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