2018年9月14日金曜日

アイモバイル(6535)の4Q(5~7月期)と通期を振り返って

アイモバイルは広告配信ネットワーク事業(i-mobile)を中心に近年ではふるさと納税事業(ふるなび)やM&A等、積極的な経営を行っている会社です。

18年5月〜7月の第4四半期の決算は9/13発表されており以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.5-74,16440240230014.6
  18.5-74,518381361301.4
(百万円)

売上高は前年比+8.5%増でしたが褒められるのはそれだけで営業利益、経常利益、純利益は前年割れです。
とくに投資拡大や純利益は買収した連結子会社の株式会社Evoryのソフトウェア入れ替えによる将来使用停止や株式会社TAGGYののれんが当初事業計画で想定した収益を見込めなくなったとしており合わせて3億円近い特別損失を計上しています。

通期は以下のようになります。


売上高営業益経常益純利益EPS
  2017.715,6882,3592,3551,53975.0
  2018.717,9812,1182,0951,16555.1
(百万円)

セグメントはインターネット広告事業とコンシューマ事業になっており報告セグメントの変更がありました。
前年同期は組み替え後の数値です。


セグメント利益(通期)が

インターネット広告事業が1,394,589千円(前年同期比65.5%)
コンシューマー事業がセグメント利益は680,835千円(前年同期比304.9%)

ふるさと納税やネットキャッチャー事業、人材紹介及びレストランPR事業のコンシューマ事業が好調でした。

今後の業績見通し


売上高営業益経常益純利益EPS
  2018.717,9812,1182,0951,16555.1
  2019.719,0731,8021,8031,20757.0
(百万円)

営業利益は引き続き事業投資を積極的に行い販管費が増加するため減益です。

株価と指標

2018/9/14時点で917円です。


予想PER:12.18倍
PBR:1.66倍
予想配当利回り:N/A
アイモバイルの現在の株価と指標

データが少し古いので実際の予想PERは16倍くらいだと思います。
またPTSで-6.22%値下がりしています。
現在のPERだとちょっと高いかなという印象があります、今季はM&Aが裏目に出る部分もありました。
来期は積極投資行い営業減益とのことですが、売上は一桁成長予想ですので個人的にはもう少し成長性が必要かなとおもいます。

現在ポジションを保有していますが、ポジションを整理する方向で考えています。








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