20日に米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を25bps引きて2.25%〜2.50%に引き上げました。
また連邦理事会の理事の金利予測の中央値は2019年は2.875%、2020年と2021年末には3.125%に長期的な見通しは2.75%になりました。
The Fed’s New Dot Plot
また声明文では特に今年と来年のインフレと成長率を下方修正してたのが印象的でした。
前回から2019年の利上げ回数予想が3から2に金利予測が3.125%から2.875%に下がりました。
直近の金融市場が不安定なので2019年の利上げが1回になるのではという見方や今回の利上げを見送るんではないかと期待がありましたが市場の想定よりはタカ派な内容でした。
また記者会見では現在行ってるバランスシートの縮小ペースが政策金利の見通し引き下げてもかわらず行うことやインフレ見通しが引き下がっても2019年の経済は好調で利上げが可能だとのことです。
特に今回のFOMCは意図したものかどうかは分かりませんが金融市場の引き締めバイアスが強い内容でした、また今後の金融政策の見通しに不透明感が増しておりややそれに対して現在のFRBは頼りない印象を個人的には受けました。
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