2018年12月16日日曜日

J&J (ジョンソン&ジョンソン)ベビーパウダーにアスベストが混入した事実を隠蔽?

ロイターによるとJohnson & Johnson knew for decades that asbestos lurked in its Baby Powder(ジョンソン&ジョンソンは数十年間、ベイビーパウダーにアスベストが含まれるのを知っていた)

報道によると1972年から75年に異なる試験所でベビーパウダーに含まれるタルクと呼ばれる原料からアスベストが混入していたがFDA(アメリカ食品医薬品局)に報告しなかったとのことです。
またゴーストライターを雇って雑誌に掲載される内容を書き換えたとも報道されています。

ただしJ&Jはこの報道を否定しており同社の製品はアスベストを含んでいないことが証明されているとしています。

調べてみるとタルクは珪酸塩鉱物を精製したものでタルクとアスベストは組成が似ておりアスベストが含まれることがあるそうです。(もちろん普通は検査されている)

同社の18年の3Q資料によるとベイビーパウダーが含まれるBabyCare部門の売り上げは全体からみれば微々たるものですが他のヘルスケアや医療品にもタルクは使われているので飛び火する可能性がありますし、何より同社のブランドイメージは大きく損なわれるかもしれません。


J&J株価


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