2018年11月6日火曜日

パナソニック(6752) 2Q(2018年7~9月)決算を振り返る

企業概要


パナソニックは総合家電大手でTVやエアコン、クーラーといった白物家電や近年では自動車用の車載バッテリーが注目されています。

決算内容


18年7~9月期の第2四半期決算(2Q)は10/31日に発表され以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.7-91,992,589 112,626 112,813 70,15230.1
  18.7-91,999,443 95,284 95,01456,259 24.1
(百万円)

18年4~9月期の第2四半期累計決算は以下のようになりました。


売上高営業益経常益純利益EPS
  17.4-93,857,864196,551194,785 118,91151.0
  18.4-94,008,178 195,240 197,260113,619 48.7
(百万円)

2Qは売上高は微増でしたがあとは全て減益でした

セグメント利益


(前年同期比)

アプライアンス

売上高
 6441億円から6,886億円

営業利益
 277億円から226億円 -18% 

エコソリューションズ

 売上高
  3961億円から5067億円

 営業利益
   159億円から229億円

パナソニックホームズがその他セグメントからエコソリューションズに変更になっています。

コネクティッドソリューションズ

 売上高
  2825億円から2748億円 -2%

 営業利益
  243億円から294億円 +20%

オートモーティブ&インダストリアルシステムズ

 売上高
  6866億円から7358億円 +7%

 営業利益
   208億円から136億円 -34%

その他

 売上高
  1601億円から462億円

営業利益
 36億円から15億円



通期予想



全体の業績予想に変更はないですがセグメント別の業績予想について一部変更がありました。




株価と指標


2018/11/5時点で1,178.5円です。


予想PER(コ):10.94倍
PBR:1.61倍
予想配当利回り(コ):2.55%
パナソニックの現在の株価と指標

総評と個人的な感想


テレビやオーディオ事業の不調や原材料高、車載電池の工場立ち上げに対する費用増など多くの点で課題が見えた決算になりました。
車載電池はようやくテスラのモデル3の生産が軌道に乗りつつあるなどポジティブな材料もありました。
ただ個人的にはもう少し費用先行になるかなと思います。
ただ全体的に業績も低調で株価も低迷しています、バリュエーション的には割高感はないですが投資妙味は少ないと思います。



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