会社概要
Match Group, Inc.は2015年InterActiveCorpからスピンオフした企業で様々な出会い系サービスを提供しています。
同社190ヵ国以上42言語でサービスを提供しており、Tinder、Match、PlentyOfFish、Meetic、OkCupid、OurTime、Pairsなど需要や国に応じてさまざなサービスを提供しています。
決算内容
2018年10~12月の2018年第4四半期決算(4Q)は2/6日に発表され以下のようになりました。
売上高 | EPS | |
2017 4Q実 | 378.907M | 0.18 |
2018 4Q実 |
457.344M
|
0.39 |
2018 4Q予 |
448.43M
|
0.38 |
実 実績
予 予想
売上高、EPS予想共に予想を上回りました。
通期及び4Q
成長を牽引してきたTinderは売上高前年同期比+57%、ARPUは前年比+12%、平均加入者+40%とと順調に推移しています。
有料サービスのTinderGoldへの加入も好調です。
Tinder以外にも様々なアプリや地域でアプローチしていくとのことです。
特にアジア地域(インドや日本、韓国)などの言及が説明では多かったです。
買収したHingの残りの株式を第4四半期にすべて取得するほか、女性向けの新しいデートアプリをリリース、既存のアプリの各国へのローカライズを進めるとのことです。
セグメント情報
同社は単一セグメントです。
見通し
2019年の通期見通し
- 10%中盤の成長
- 引き続きTinderが牽引
- 調整後EBITDA740~790百万ドル
- TinderやHinge他成長ブランドでマーケティング費用の増加、特に1H'19に集中
2019年第1四半期の見通し
- 売上高 455~465百万ドル 前年比-3%の為替の影響
- 調整済みEBITDA 150~155百万ドル Tinderの平均加入者数の増加過去の200-250kを超えるレベルで
株価と指標
2019年2月13日時点で57.63ドルです。
総評と感想
去年は一時、Facebookのデートサービス開始で売られる局面もありましたが、同社によると影響はほとんどないとのことです。
Tinderを中心に業績好調ですが、2018年は30%の売上高成長に対して2019年は10%半ばの成長を予想しているのがやや気になりますね。
またTinderだけでなくアジア圏へのサービスの言及なども増えておりTinder以外のサービスの推移は今まで以上に注視していく必要があると思いました。
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